リヤデファレンシャルキャリアオイルシール取替 タント ムーヴ
アトレーワゴン ハイゼットトラック ミライ一ス リヤデファレンシャルキャリアオイルシール交換
1. ディファレンシャルオイル抜き取り |
- リヤディファレンシャルフィラプラグおよびガスケットを取りはずす
- リヤディファレンシャルドレンプラグおよびガスケットを取りはずし、オイルを抜き取る
- 新品のガスケットを介して、リヤディファレンシャルドレンプラグを取り付ける
基準値T = 61 N・m{ 625 kgf・cm }
2. プロペラシャフト ウィズ センタベアリングASSY取りはずし |
- ボルト2本をはずし、プロペラシャフトウィズセンタベアリングASSYを切り離す
■ 注 意 ■- 2人作業もしくは、ミッションジャッキ等でプロペラシャフトウィズセンタベアリングASSYを支持しながら作業をおこなうこと
- 取りはずす際、センターサポートベアリングに無理な力を加えない
- ディファレンシャルキャリヤASSYのコンパニオンフランジ部およびプロペラシャフトウィズセンタベアリングASSY(リヤ側)に合わせマークを付ける
イラスト内指示文字 *a
合わせマーク - ボルト4本およびワッシャ4個をはずし、プロペラシャフトウィズセンタベアリングASSYをディファレンシャルキャリアASSYから切り離す
- トランスファASSYのコンパニオンフランジ部およびプロペラシャフトウィズセンタベアリングASSY(フロント側)に合わせマークを付ける
イラスト内指示文字 *a
合わせマーク - ボルト4本をはずし、プロペラシャフトウィズセンタベアリングASSYをトランスファASSYから取りはずす
■ 注 意 ■取りはずし時、運搬時、保管時に第1ジョイントのゴムブーツおよびブーツリテーナの傷つき、変形防止のため、ブーツとカバーの間に布などを詰め込む
3. トランスミッション カップリングASSY取りはずし |
- 薄刃マイナスドライバーを使用して、プラグを取りはずす
■ 注 意 ■トランスミッションカップリングASSYのプラグ当たり面に傷をつけない □ 参 考 □再使用しないため、突き刺して取りはずす - SSTおよびマイナスドライバーを使用して、スナップリングを取りはずす
SST09905-00012 - SSTを使用して、トランスミッションカップリングASSYを取りはずす
SST09950-50013 (09951-05010, 09952-05010, 09953-05020, 09954-05021, 09955-05010)
4. リヤディファレンシャル キャリア オイルシール取りはずし |
- SSTを使用して、リヤディファレンシャルキャリアオイルシールを取りはずす
SST09308-00010
5. リヤディファレンシャル キャリア オイルシール取り付け |
- トヨタ純正MPグリースNo.2を新品のリヤディファレンシャルキャリアオイルシールのリップ部全周に薄く塗布する
- SSTおよびハンマーを使用して、リヤディファレンシャルキャリアオイルシールを基準値まで打ち込む
SST09309-14020
09316-60011 (09316-00011)
イラスト内指示文字 *a
オイルシール打ち込み深さ
基準値0 to 1.0mm(キャリア端面より)
■ 注 意 ■傾きがないように均等にたたいて打ち込む
6. トランスミッション カップリングASSY取り付け |
- トランスミッションカップリングASSYを洗浄または交換した場合、トヨタ純正ハイポイドギヤオイルSXを先端面取り部全周に塗布する
イラスト内指示文字
トヨタ純正ハイポイドギヤオイルSX - SSTおよびハンマーを使用して、トランスミッションカップリングASSYをディファレンシャルドライブピニオンに取り付ける
SST09201-41020
■ 注 意 ■リヤディファレンシャルキャリアオイルシールの補助リップが逆向きにならないようにする □ 参 考 □SSTをトランスミッションカップリングASSYのベアリングインナレースに当てる - SSTおよびハンマーを使用して、新品のスナップリングを取り付ける
SST09201-41020 - SSTおよびハンマーを使用して、新品のプラグをトランスミッションカップリングASSYに取り付ける
SST09608-06041
7. プロペラシャフト ウィズ センタベアリングASSY仮締め |
- ユニバーサルジョイントフランジヨークとリヤディファレンシャルフランジの接合部のオイル等を完全に清掃し取り外しする
- ユニバーサルジョイントフランジヨークとトランスファASSYの接合部のオイル等を完全に清掃し取り外しする
- トランスファASSYおよびプロペラシャフトウィズセンタベアリングASSY(フロント側)の合わせマークを合わせる
- ボルト4本で、プロペラシャフトウィズセンタベアリングASSYを仮締めする
- ボルト2本で、センタサポートベアリングASSYを仮締めする
- ディファレンシャルキャリヤASSYおよびプロペラシャフトウィズセンタベアリングASSY(リヤ側)の合わせマークを合わせる
- ボルト4本およびワッシャ4個で、プロペラシャフトウィズセンタベアリングASSYを仮締めする
8. プロペラシャフト ウィズ センタベアリングASSY本締め |
- プロペラシャフトASSYとトランスファASSYの取り付けボルト4本を本締めする
基準値T = 37 N・m{ 375 kgf・cm } - プロペラシャフトASSYとディファレンシャルキャリヤASSYの取り付けボルト4本を本締めする
基準値T = 47 N・m{ 475 kgf・cm } - センタサポートベアリングASSYのハウジング中心線がプロペラシャフト軸に対して直角になっていることを確認する
- センタサポートベアリングASSYの取り付けボルト2本を本締めする
基準値T = 37 N・m{ 375 kgf・cm }
9. ディファレンシャルオイル補充 |
- 車両を水平状態にし、リヤディファレンシャルフィラプラグおよびガスケットを取りはずす
- フィラプラグ穴にオイル注入ノズルを差込み、トヨタ純正ハイポイドギヤオイルSXをゆっくり注入する
参考値0.81L
■ 注 意 ■オイルをすばやく注入すると、途中でオイルが吹き返す場合があり、規定量を注入できたものと勘違いするおそれがある - フィラプラグ穴からオイルがあふれ出なくなってから5分間放置する
- ディファレンシャルフィラプラグ穴下端から0 to 5mm以内にオイルがあることを確認する
イラスト内指示文字 *a
0 to 5mm
■ 注 意 ■ディファレンシャル内にオイルが行き渡るのに時間がかかるため、必ず時間を置いてからオイルレベルの確認をする - 新品のガスケットを介してディファレンシャルフィラプラグを締め付ける
基準値T = 61 N・m{ 625 kgf・cm }□ 参 考 □オイル交換時は、走行後にオイル量を再確認する
10. ディファレンシャルオイル点検·調整 |
- 車両を水平状態にし、リヤディファレンシャルフィラプラグおよびガスケットを取りはずす
- ディファレンシャルフィラプラグ穴下端から0 to 5mm以内にオイルがあることを確認する
イラスト内指示文字 *a
0 to 5mm
■ 注 意 ■- オイル過多、過少はトラブルの原因になる
- 車両を平坦路に停止させる
- オイル量が少ない場合、オイル漏れ点検後、トヨタ純正ハイポイドギヤオイルSXを補充する
■ 注 意 ■再度オイルが規定量に達した事を確認する - 新品のガスケットを介してディファレンシャルフィラプラグを締め付ける
基準値T = 61 N・m{ 625 kgf・cm }
11. ディファレンシャルオイル漏れ点検 |

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