オートアラームシステム すべての警報作動しない タント ムーヴ
条件が不成立でもセットできる、オートアラームが勝手に作動するダイハツ ハイゼットトラック ミライ一ス アトレーワゴン
全ての警報が作動しない場合または条件が不成立でもセットできる場合は、全ドアのうちのいずれかのドアの信号線の断線またはカーテシスイッチOFF(閉)故障が考えられる。カーテシスイッチOFF(閉)固定となってしまった場合は、アラームセットはできるが、ドア開を検出して警報することはできない。逆に信号線のGNDショート、カーテシスイッチON(開)故障ではアラームをセットすることができない。
オートアラームが勝手に作動する場合は、アラームセット後に、全ドアのうちのいずれかのドアのカーテシスイッチ信号線ショート、カーテシスイッチON(開)状態の発生が考えられる。
点検手順
手順1 | セキュリティインジケータランプ確認 |
- オートアラームシステムが警戒状態のとき、コンビネーションメータ内のセキュリティインジケータランプが点滅していることを確認する。
基準
オートアラームシステムの状態 | セキュリティインジケータランプの状態 | 内容 |
---|---|---|
無警戒状態 | 消灯 | アラームがセットされていない状態 (盗難検出は行わない) |
警戒準備状態 | 点灯 | アラームのセット状態が成立してから実際にシステムがセットされるまでの待機状態(30秒間) (盗難検出は行わない) |
警戒状態 | 点滅 | アラームがセットされている状態 (盗難検出が可能な状態) |
1次警報状態 | 点滅 | 盗難を検出し、コンビネーションメータASSY内のブザーおよびハザードウォーニングランプで警報している状態 (10秒間警報を行う) |
2次警報状態 | 点滅 | 警報が解除されないまま、1次警報が終了し、コンビネーションメータASSY内のブザー、ハザードウォーニングランプおよび車両ホーンで警報している状態 (30秒間警報を行う) |
NG ![]() | オートアラームセットまたはキャンセルできないへ (要領は 参照) |
OK | |
![]() |
手順2 | GTSデータ読み取り |
- GTSを使用して、メインボデーECU(ヒューズブロックASSY)のデータモニタを行う。
[GTS画面:ボデー → ITC → データモニタ]
項目名
項目説明/表示範囲
標準値
備考
D席ドアカーテシSW
運転席ドアカーテシランプスイッチの状態
表示範囲:OFF/ON
OFF:運転席ドアを開ける
ON:運転席ドアを閉める
-
ドアカーテシSW(D席以外)
運転席以外ドアカーテシランプスイッチの状態
表示範囲:OFF/ON
OFF:運転席以外のいずれかのドアを開ける
ON:運転席以外の全てのドアを閉める
-
基準各ドアの開·閉に応じて、GTSの表示が変化する
NG ![]() | ライティングシステム(内装)へ (要領は 参照) |
OK | |
![]() | |
メインボデーECU(ヒューズブロックASSY)交換 (要領は 参照) |

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