DTC B2103 STSW回路異常 WRX STI S4 XV HYBRID

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DTC B2103 STSW回路異常

DTCの検知条件：

電源 CUのエンジン始動要求出力回路が断線またはショートしている

不具合の症状：

エンジン始動できない

注意：

電源 CUは新品のユニットに交換し、バッテリーのマイナス端子を接続したとき、イグニッション ON状態となる また、バッテリーを脱着した場合、バッテリーを切離した状態に復帰する

配線図：

ステップ	チェック	はい	いいえ
1.ヒューズの点検1) イグニッションスイッチをOFFにする 2) ヒューズ（FB-18 No. 7）を点検する	ヒューズは切れているか？	ヒューズ（FB-18）を交換する 交換したヒューズが容易に切れる場合、ヒューズ と間のハーネスのショートした回路を修理する
2.ワイヤリングハーネスの導通点検1) 電源 CUからコネクター (B420) を切離す 2) 電源 CUコネクターとボディアース間の電圧を測定する コネクター&端子(B420) No. 12 (+) — ボディアース (−)： (B420) No. 33 (+) — ボディアース (−)：	電圧は10 V以上か？		電源 CUとヒューズ間のハーネスの断線またはショートを修理する
3.ワイヤハーネスの点検テスターを使用して、電源 CUコネクターとボディアース間の導通を測定する コネクター&端子(B420) No. 6 (+) — ボディアース (−)： (B420) No. 40 (+) — ボディアース (−)：	導通はあるか？		ワイヤハーネスの断線箇所を修理または交換する
4.ワイヤハーネスの点検1) ECUコネクター(B136)と電源 CUコネクターを切離す 2) テスターを使用し、ECUコネクターと電源 CUコネクター間の導通を測定する コネクター&端子(B420) No. 39 (+) — (B136) No. 32 (−)：	導通があるか？		ハーネスの断線箇所を修理または交換する
5.ワイヤハーネスの点検テスターを使用し、電源 CUコネクターとボディアース間の導通を測定する コネクター&端子(B420) No. 39 (+) — ボディアース (−)：	導通があるか？	ハーネスの断線箇所を修理または交換する
6.ダイアグコードの点検1) 切離したコネクターを接続する 2) スバルセレクトモニターⅢを使用し、イグニッション ONから25秒以上経過してから電源 CUのダイアグコードを読出す	B2104（ステアリングロックポジション信号異常）が表示されるか？	ダイアグコードに従って故障診断を行う
7.ステアリングロック CUの点検テスターを使用し、ステアリングロック CUがアンロックの状態で電源 CUとボディアース間の導通を測定する コネクター&端子(B420) No. 26 (+) — ボディアース (−)：	導通があるか？		ステアリングロックを点検する
8.電源CUの点検1) エンジンECUコネクターを切離す 2) ブレーキペダルを踏み、プッシュエンジンスタートスイッチを押す 3) テスターを使用し、電源 CUとボディアース間の電圧を測定する コネクター&端子(B420) No. 12 (+) — ボディアース (−)：	電圧は1 V未満→2 V以上に変化するか？	エンジン系統の故障診断を行う	電源 CUを交換する