エミッションコントロールシステム KF 回路図 タント ムーヴ
エミッションコントロールシステム KF 車上点検
1. フューエルカット点検 |
- エンジン回転数を約3000 r/min にする。
- サウンドスコープを使用して、フューエルインジェクタASSY の作動音を確認する。
- アクセルペダルを離したとき、フューエルインジェクタASSY の作動音が一時止まり、再度作動音がすることを確認す る。
2. ホース、接続部、ガスケットの目視点検 |
- ホースおよびガスケットに傷、ひび割れがないか、または接続部よりエア漏れやオイル漏れがないか点検する。
□ 参 考 □ホースおよびガスケットの亀裂、または接続部にゆるみがあるとエンジン不調やエンストの原因になる。
3. 燃料蒸発ガス抑止装置点検 |
車両を完全暖機後十分に加減速走行させ、バキュームスイッチイング バルブASSY NO.1が“OFF - ON”になることを確認する。
GTSをDLC3に接続する。
エンジン始動後、図のバキューム ホースSUB-ASSYを切り離す。
GTS を使用して、以下のメニュー項目を選択する。: パワートレイン / エンジン / アクティブテスト / パージVSV を選択し、パージVSV をON したとき、バキュームスイッチイング バルブASSY NO.1のポートに負圧が発生することを確認する。
点検結果が異常な場合は下記項目を点検する。
バキュームスイッチイング バルブASSY NO.1(キャニスターパージ用)の作動
フューエルベーパフィード ホース NO.2のつまり(バキュームスイッチイング バルブASSY NO.1-インテークマニホルド)
フューエルインジェクション コンピュータPRG電圧
[アクティブテスト]を終了し、バキューム ホースSUB-ASSY を取りつける。
GTS を使用して、以下のメニュー項目を選択する。: パワートレイン / エンジン / データモニタ画面を表示させ、バキュームスイッチイング バルブASSY NO.1の作動状態が確認できるように[パージVSV]を選択する。