ラジエータドレン コックSUB-ASSY取り付け
1. ラジエータドレン コックSUB-ASSY取り付け |
- ラジエータ ドレンコックSUB-ASSYおよびOリングを取り付ける。
■ 注 意 ■Oリングに損傷がある場合は、新品に交換すること。
- ラジエータ サポート LWR2個を取り付ける。
- ラジエータサポート グロメット2個を取り付ける。
4. トランスミッションオイルクーラ ホースASSY取り付け |
- ボルトで、新品のトランスミッションオイルクーラ ホースASSYを取り付ける。
基準値T = 8.0 N・m{ 82 kgf・cm }
- トランスミッションオイルクーラ ホースASSY接続部清掃:
- 清掃時、ホース接続部にCVTフルードが付着しないようにするため、エアガンを使用してホース接続部からCVTフルードを除去する。
イラスト内指示文字 *1
布
■ 注 意 ■布等でCVTフルードが飛散するのを防止する。
- きれいな布にブレーキクリーナを十分に染み込ませた後、5回ほど回転させ、ホース接触部の油分を拭き取る。*1
- *1の作業を3回繰り返し十分に脱脂する。
■ 注 意 ■脱脂洗浄後、ホース接触部を素手や油のついた軍手等で触らない。
- 新品のクリップをトランスミッションオイルクーラ ホースASSYに取り付ける。
- トランスミッションオイルクーラ ホースASSYを2段目スプールに突き当たるまで挿入する。
イラスト内指示文字 *a
2段目スプール
■ 注 意 ■
- トランスミッションオイルクーラ ホースASSYを挿し込む際、挿入力が著しく小さい場合は、脱脂が不十分である可能性があるため、再度、脱脂洗浄を行う。
- トランスミッションオイルクーラ ホースASSYが2段目スプールに乗り上げないようにする。
- クリップでトランスミッションオイルクーラ ホースASSYを固定する。
基準値2.0 to 7.0mm (ホース端より)
- クリップでトランスミッションオイルクーラ ホースASSYを固定後、エンジン始動前にホースを引っ張りすべりがないことを確認する。
基準ホース引き抜き力 30N(3.1kgf) でホースとチューブ間にすべりがないこと。
■ 注 意 ■すべりがある場合は、再度チューブの洗浄脱脂を行い、新品のトランスミッションオイルクーラ ホースASSYを取り付ける。
- ファンシュラウドASSYおよびラジエータASSY のガイド2箇所をあわせ、ツメ2箇所をかん合させる。
イラスト内指示文字 *a
ガイド
- ラジエータ ホース NO.2を接続する。
- クランプをかん合させ、ファンシュラウドASSYにラジエータ ホース NO.2を接続する。
- ラジエータASSYをファンシュラウドASSYと一体で車両に取り付ける。
■ 注 意 ■ラジエータASSY取り付け時、コンデンサASSYおよびパイプに無理な力をかけない。
- ボルト2本で、ラジエータASSYをコンデンサASSYに取り付ける。
基準値T = 14 N・m{ 137 kgf・cm }
- コネクターを接続する。
- ツメ2箇所をかん合させ、シールプレートをファンシュラウドASSYに接続する。
- コネクターを接続する。
- ボルト5本で、ラジエータ サポート UPRをフードロックサポートと一体で取り付ける。
8. トランスミッションオイルクーラ ホースASSY接続 |
- トランスミッションオイルクーラ ホースASSY接続部清掃:
- 清掃時、ホース接続部にCVTフルードが付着しないようにするため、エアガンを使用してホース接続部からCVTフルードを除去する。
イラスト内指示文字 *1
布
■ 注 意 ■布等でCVTフルードが飛散するのを防止する。
- きれいな布にブレーキクリーナを十分に染み込ませた後、5回ほど回転させ、ホース接触部の油分を拭き取る。*1
- *1の作業を3回繰り返し十分に脱脂する。
■ 注 意 ■脱脂洗浄後、ホース接触部を素手や油のついた軍手等で触らない。
- 新品のクリップをトランスミッションオイルクーラ ホースASSYに取り付ける。
- トランスミッションオイルクーラ ホースASSYをチューブの2段目スプールに突き当たるまで挿入する。
イラスト内指示文字 *a
ペイント
*b
2段目スプール
■ 注 意 ■
- トランスミッションオイルクーラ ホースASSYを挿し込む際、挿入力が著しく小さい場合は、脱脂が不十分である可能性があるため、再度、脱脂洗浄を行う。
- トランスミッションオイルクーラ ホースASSYが2段目スプールに乗り上げないようにする。
- クリップでトランスミッションオイルクーラ ホースASSYを固定する。
基準値2.0 to 7.0mm (ホース端より)
- クリップでトランスミッションオイルクーラ ホースASSYを固定後、エンジン始動前にホースを引っ張りすべりがないことを確認する。
基準ホース引き抜き力 30N(3.1kgf) でホースとチューブ間にすべりがないこと。
■ 注 意 ■すべりがある場合は、再度チューブの洗浄脱脂を行い、新品のトランスミッションオイルクーラ ホースASSYを取り付ける。
- グロメットをラジエータリザーブ タンクASSYに取り付ける。
- ボルトで、ラジエータリザーブ タンクASSYを取り付ける。
基準値T = 8.0 N・m{ 82 kgf・cm }
- ラジエータリザーブタンク ホースをラジエータASSYに接続する。
- ラジエータ ホース NO.2を接続する。
- ラジエータ ホース NO.1を取り付ける。
12. フードロックサポート ブレースSUB-ASSY取り付け |
- ボルト7本で、フードロックサポートブレースSUB-ASSYを取り付ける。
(要領は参照)
□ 参 考 □LH側と同じ要領で作業を行う。
- トランスミッションオイルレベルゲージを抜き取り、トランスミッションオイルフィラチューブSUB-ASSYからCVTフルードを注入する。
■ 警 告 ■ラジエータホースNO.2で火傷をするおそれがあるため、軍手等を着用し、ラジエータホースNO.2をずらしてトランスミッションオイルレベルゲージを抜き取る。■ 注 意 ■注入するフルードはトヨタ純正CVTフルードTCを使用する。
- シリンダブロックドレーンプラグを閉じる。
基準値T = 38 N・m{ 387 kgf・cm }
- プラスドライバを使用して、ラジエータドレーンコックプラグを閉じる。
- ウォータ ホース ジョイント部のブリーダ プラグをゆるめる。
- ラジエータ キャップSUB-ASSYを取りはずす。(A)
- 規定濃度の冷却液をラジエータ注入口より注水する。(B)
■ 注 意 ■水を冷却液の代わりに使用しない。□ 参 考 □ラジエータインレットホースおよびラジエータアウトレットホースを手で数回圧迫し、ラジエータ注入口およびリザーブタンク内の冷却液の水位が下がる場合は、規定濃度の冷却液を再度補充する。
- ラジエータリザーブタンクFULLラインまで規定濃度の冷却液を補充する。(C)
イラスト内指示文字 *a
FULLライン
- ウォータ ホース ジョイント部のブリーダ プラグを閉じる。
- ラジエータ キャップSUB-ASSYを締める。(D)
- エンジン回転を約3000回転にし、サーモスタットが開弁するまでエンジンを暖機する。(エンジン冷却水温84°C 以上)
サーモスタットが開いてから、さらに数分間エンジンを運転し、冷却液を循環させる。(E)
- 暖機中にラジエータインレットホースおよびラジエータアウトレットホースを数回圧迫する。
■ 警 告 ■- ラジエータホースを押すときは、保護手袋を使用する。
- クーリングファンの作動に注意する。
- エンジン、ラジエータ、そしてラジエータホースは熱くなる為、火傷の危険を避ける。
■ 注 意 ■
- エンジン始動直後、ラジエータリザーブタンク内の冷却液が無くなった場合は、速やかにエンジンを停止し、冷却液が冷えるまで待ち、冷却液を補充する。
- ラジエータリザーブタンクに冷却液がない状態でエンジンを始動しない。
- メータの水温ゲージが高温を示してないか注意する。
- 冷却液が十分でないと、エンジンがオーバーヒートする。
- エンジンを止め、冷却液が冷えるまで待ち、ラジエータ キャップSUB-ASSYをはずして水位を確認する。(F)
■ 警 告 ■やけどの危険を避けるため、エンジンとラジエータが熱い状態の時は、ラジエータ キャップSUB-ASSYをはずさないこと。液体と蒸気が圧力によって飛び出す恐れがある。
- 水位が下がっている場合は(A)~(F)を繰り返す。
- 水位が下がらなくなったら、ラジエータリザーブタンクの水位がFULLラインとLOWラインの間になるよう調整する。
イラスト内指示文字 *a
FULLライン
*b
LOWライン
□ 参 考 □FULLラインより液面が高い場合は、FULLラインからLOWラインの間まで冷却液を抜く。
- パーキングブレーキをかける。
- ブレーキペダルを踏み込み、エンジンを始動する。
- アイドル回転状態でシフトレバーを各ポジションにゆっくりシフトした後、Pポジションに戻す。
- アイドル回転状態でトランスミッションオイルレベルゲージを抜き、CVTフルードを布で拭き取り、エアを吹きかけ糸くずなどを取ったあと、再度挿入してCVTフルードがトランスミッションオイルレベルゲージの[HOT]の範囲にあるかを点検する。
■ 警 告 ■ラジエータホースNO.2で火傷をするおそれがあるため、軍手等を着用し、ラジエータホースNO.2をずらしてトランスミッションオイルレベルゲージを抜き取る。■ 注 意 ■CVTフルード過少、過多は種々のトラブルの原因になる。□ 参 考 □トランスミッションオイルレベルゲージの裏表でレベルが異なるときは、レベルの低い方で点検する。
- 各部を清掃し、フルードの漏れが無いか確認する。
19. 冷却液(トヨタ純正スーパーLLC)漏れ点検 |
■ 警 告 ■やけどの危険を避けるため、エンジンとラジエータが熱い状態の時には、ラジエータ キャップSUB-ASSYをはずさないこと。液体と蒸気が圧力によって飛び出す恐れがある。
ラジエータ キャップSUB-ASSYを取り付ける。
ラジエータ キャップSUB-ASSYを取りはずす。
冷却液をラジエータおよびリザーブタンクに補充し、ラジエータキャップテスターを取り付ける。
エンジンを暖機する。
122.7kPa{1.25kgf/cm2}までポンピングし、圧力が下がらないことを確認する。
□ 参 考 □圧力が下がった場合は、ホース、ラジエータまたはウォータポンプに漏れがないかを確認する。外部への漏れがない場合は、ヒータコア、シリンダブロックまたはシリンダヘッドを確認する。
ラジエータキャップテスターを取りはずす。
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