DTC P0535/44 A/Cエバ温センサ信号系統 タント ムーヴ アトレー
DTC P0535/44 A/Cエバ温センサ信号系統 タント ムーヴ アトレーハイゼットトラック ミライ一ス コペン ムーヴ アトレーワゴン
機能説明
クーラサーミスタNO.1(エアコンエバポレータ温度センサ)はエアコンディショナユニットのエバポレータ部に取り付けられており、エバポレータ通過後の冷気温度を抵抗変化として感知し、フューエルインジェクションコンピュータへ信号を出力する。
クーラサーミスタNO.1の信号電圧に異常がある場合、ダイアグコードを記憶する。
ダイアグコード | P0535/44 | ||
---|---|---|---|
DTC検出条件 | 診断条件 | 条件1 | IG ON、エアコンスイッチON |
条件2 | IG ON、エアコンスイッチOFF | ||
異常状態 | 条件1 | クーラサーミスタNO.1(エアコンエバポレータ温度センサ)の出力電圧が4.85 V以上、または0.1 V未満 | |
条件2 | クーラサーミスタNO.1(エアコンエバポレータ温度センサ)の出力電圧が0.1 V未満 | ||
異常期間 | 約0.5秒以上 | ||
トリップ数 | 1トリップ | ||
検出方法 | 常時モニター | ||
検出に使用するセンサ/構成部品 | クーラサーミスタNO.1(エアコンエバポレータ温度センサ) | ||
不具合箇所 | クーラサーミスタNO.1(エアコンエバポレータ温度センサ) ワイヤハーネスまたはコネクター フューエルインジェクションコンピュータ |
回路図

点検手順
■ 注 意 ■キーフリーシステム装着車のフューエルインジェクションコンピュータを交換する場合は、他の車からの流用をせず、必ず新品部品を用いること。
□ 参 考 □GTSを使用して、フリーズフレームデータを読み取る。フリーズフレームデータには、不具合発生時のエンジン稼動状態の一部が記録してあり、それらの情報がトラブルシュートする際に役立つ。
手順1 | クーラ サーミスタ NO.1単体点検 |
NG ![]() | クーラ サーミスタ NO.1交換 (要領は 参照) |
OK | |
![]() |
手順2 | ワイヤハーネスおよびコネクター点検(フューエルインジェクションコンピュータ - クーラサーミスタNO.1) |
□ 参 考 □ワイヤハーネスおよびコネクターの点検要領および注意事項は参照。
- フューエルインジェクションコンピュータのコネクターを切り離す。
- クーラサーミスタNO.1(エアコンエバポレータ温度センサ)のコネクターを切り離す。
- 各端子間の抵抗を測定する。(端子配列は参照)
抵抗値
点検端子
点検条件
基準値
B12-23(ACEV) - E32-1
常時
1 Ω未満
B12-31(E21) - E32-2
常時
1 Ω未満
B12-23(ACEV)およびE32-1 - 他の端子間およびボデーアース間
常時
10 kΩ以上
NG ![]() | ワイヤハーネスまたはコネクター修理または交換 |
OK | |
![]() | |
フューエルインジェクション コンピュータ交換 (要領は 参照) |

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