タント ムーヴ アトレーワゴン ハイゼットトラック ミライ一ス コペン ムーヴ アトレーワゴン
回路説明
- アクセルレータペダルセンサASSYに配置されたアクセルポジションセンサにより、アクセル開度がフューエルインジェクションコンピュータに伝えられる。フューエルインジェクションコンピュータが運転状況に合ったスロットル開度を決定し、スロットルモータを駆動する。スロットルバルブ開度はスロットルポジションセンサによりフューエルインジェクションコンピュータにフィードバックされる。このダイアグコードが記録された場合、フューエルインジェクションコンピュータはスロットルモータへの通電を遮断し、スロットルバルブはリターンスプリングにより所定開度に戻る。エンジン出力の制御は燃料噴射制御と点火時期制御を用いて行うことにより、退避走行を可能としている。
ダイアグコード | P2101/41 P2102/41 P2103/41 |
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DTC検出条件 | 診断条件 | P2101/41 | IG ON |
P2102/41 | E-THROリレーがON |
P2103/41 | E-THROリレーがOFF |
異常状態 | P2101/41 | モータ駆動回路の異常 |
P2102/41 | スロットルモータ電源電圧が5V未満 |
P2103/41 | スロットルモータ電源電圧が5V以上 |
異常期間 | P2101/41 | - |
P2102/41 P2103/41 | 約0.5秒以上 |
トリップ数 | 1トリップ |
検出方法 | 常時モニター |
検出に使用するセンサ/構成部品 | スロットルボデーASSY(モータツキ) |
不具合箇所 | スロットルボデーASSY(モータツキ) E-THROリレー ワイヤハーネスまたはコネクター フューエルインジェクションコンピュータ |
回路図
点検手順
■ 注 意 ■
- キーフリーシステム装着車のフューエルインジェクションコンピュータを交換する場合は、他の車からの流用をせず、必ず新品部品を用いること。
- トラブルシュートを実施する前に、この回路のヒューズを点検すること。
□ 参 考 □GTSを使用して、フリーズフレームデータを読み取る。フリーズフレームデータには、不具合発生時のエンジン稼動状態の一部が記録してあり、それらの情報がトラブルシュートする際に役立つ。
手順1 | スロットル ボデーASSY(モータ ツキ)単体点検 |
- スロットルボデーASSY(モータツキ)の単体点検を実施する。(要領は参照)
OK | |
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手順2 | ワイヤハーネスおよびコネクター点検(スロットルボデーASSY(モータツキ) - フューエルインジェクションコンピュータ) |
□ 参 考 □ワイヤハーネスおよびコネクターの点検要領および注意事項は参照。
- フューエルインジェクションコンピュータのコネクターを切り離す。
- スロットルボデーASSY(モータツキ)のコネクターを切り離す。
- 各端子間の抵抗を測定する。(端子配列は参照)
抵抗値
点検端子
点検条件
基準値
C28-2(M+) - C25-5(M+)
常時
1 Ω未満
C28-1(M-) - C25-6(M-)
常時
1 Ω未満
C28-2(M+)およびC25-5(M+) - 他の端子間およびボデーアース
常時
10 kΩ以上
C28-1(M-)およびC25-6(M-) - 他の端子間およびボデーアース
常時
10 kΩ以上
NG | ワイヤハーネスまたはコネクター修理または交換 |
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OK | |
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手順3 | スロットル ボデーASSY(モータ ツキ)単体点検(スロットルバルブ目視点検) |
- スロットルバルブとハウジング間の異物の有無を確認する。
基準スロットルバルブとハウジング間に異物がない
NG | スロットルボデー内、異物除去および清掃 |
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OK | |
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手順4 | スロットル ボデーASSY(モータ ツキ)単体点検(スロットルバルブ作動点検) |
- スロットルバルブを全開または全閉まで手で動かした時、スムーズに動くことを確認する。
基準スロットルバルブがスムーズに動く
OK | |
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手順5 | ワイヤハーネスおよびコネクター点検(E-THROリレー電源電圧) |
□ 参 考 □ワイヤハーネスおよびコネクターの点検要領および注意事項は参照。
- メインボデーECU(ヒューズブロックASSY)のコネクターを切り離す。
- 車両側コネクターの電圧を測定する。
電圧値点検端子
点検条件
基準値
2A-1 - ボデーアース
常時
11 to 14 V
イラスト内指示文字 *a
車両ワイヤハーネスコネクター前側
(メインボデーECU(ヒューズブロックASSY)接続コネクター)
NG | ワイヤハーネスまたはコネクター修理または交換(バッテリ - E-THROリレー) |
|
OK | |
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手順6 | ワイヤハーネスおよびコネクター点検(E-THROリレー - フューエルインジェクションコンピュータ) |
□ 参 考 □ワイヤハーネスおよびコネクターの点検要領および注意事項は参照。
- メインボデーECU(ヒューズブロックASSY)のコネクターを切り離す。
- フューエルインジェクションコンピュータのコネクターを切り離す。
- 各端子間の抵抗を測定する。(端子配列は参照)
抵抗値
点検端子
点検条件
基準値
B12-6(+BM) - 2K-12
常時
1 Ω未満
B12-5(ETR) - 2K-2
常時
1 Ω未満
B12-3(ETRB) - 2K-3
常時
1 Ω未満
B12-6(+BM)および2K-12 - 他の端子間およびボデーアース間
常時
10 kΩ以上
B12-5(ETR)および2K-2 - 他の端子間およびボデーアース間
常時
10 kΩ以上
B12-3(ETRB)および2K-3 - 他の端子間およびボデーアース間
常時
10 kΩ以上
NG | ワイヤハーネスまたはコネクター修理または交換 |
|
OK | |
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手順7 | メインボデーECU(ヒューズブロックASSY)交換(E-THROリレー交換) |
- メインボデーECU(ヒューズブロックASSY)を交換する。(要領は参照)
次へ | |
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- DLC3にGTSを接続する。
- IG ONにする。
- GTSをONにする。
- GTSの画面表示に従い、ダイアグコードを消去する。(要領は参照)
- IG OFFにして、10秒以上待機する。
次へ | |
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- 走行テストを実施する。
- GTSの画面表示に従い、ダイアグコードを確認する。(要領は参照)
結果 結果
飛び先
P2101/41、P2102/41またはP2103/41が出力される
A
ダイアグコードが出力されない
B
B | 終了 |
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自動車の故障や修理方法、交換方法等に役立つ情報 参考資料は,サービスマニュアル 整備書 修理書 配線図 回路図等です。 トヨタ(TOYOTA) レクサス(LEXUS) ニッサン(N…