アトレーワゴン ハイゼットトラック ミライ一ス フロント リヤホイールアライメント調整
- タイヤの摩耗を点検する
摩耗が限度を超えたタイヤは交換する
- タイヤの空気圧を点検する
冷間時空気圧 タイヤサイズ
空気圧
フロント
kPa (kg/cm2)
リヤ
kPa (kg/cm2)
155/65R14 75S
260 (2.6)
- ダイヤルゲージを使用して、タイヤの振れを点検する
限度1.4 mm以下(縦方向)
2.0 mm以下(横方向)
□ 参 考 □車両からホイールASSYをはずし、ホイールASSY単体で計測する
- 車両のコーナーを大きく上下にゆすり、サスペンションを落ち着かせてから車高を点検する
基準値B寸法-A寸法
[mm]
D寸法-C寸法
[mm]
56.8
6.7
■ 注 意 ■- 車両を空車状態(スペアタイヤ、タイヤパンク応急修理キットおよび工具なし)にして行う
- この値は、ホイールアライメントを調整するための値であり、実際の車高を示す値ではない
□ 参 考 □
- A寸法···フロントサスペンションアームSUB-ASSY LWR No.1ブッシュ取り付けボルト頭部中心
- B寸法···フロントホイール中心
- C寸法···リヤアクスルビームブッシュ取り付けボルト頭部中心
- D寸法···リヤホイール中心
- 車両のコーナーを大きく上下にゆすり、サスペンションを落ち着かせてから車高を点検する
基準値B寸法-A寸法
[mm]
D寸法-C寸法
[mm]
56.8
44.6
■ 注 意 ■- 車両を空車状態(スペアタイヤ、タイヤパンク応急修理キットおよび工具なし)にして行う
- この値は、ホイールアライメントを調整するための値であり、実際の車高を示す値ではない
□ 参 考 □
- A寸法···フロントサスペンションアームSUB-ASSY LWR No.1ブッシュ取り付けボルト頭部中心
- B寸法···フロントホイール中心
- C寸法···トレーリングアームブッシュ取り付けボルト頭部中心
- D寸法···リヤホイール中心
4. キャンバー、キャスター、キングピンアングル点検 |
■ 注 意 ■車両を空車状態(スペアタイヤ、タイヤパンク応急修理キットおよび工具なし)で点検を行う
- 車両を平坦な場所でリフトアップする
- SST(タイヤクランプコンペンセータ)を取り付ける
SST09722-30020
- タイヤクランプコンペンセータのクランプダイヤルを回し、クランプアームを広げる
■ 注 意 ■タイヤクランプアームを広げすぎるとボデー等に傷を付けるため注意する
- ダイヤルを回し、下側ツメ2箇所をホイールサイズに合わせホイールリム下部に当て上側ツメをホイールリムに合わせて縮める
■ 注 意 ■ホイールのエアーバルブがなるべく車両上側になるように取り付ける
- クランプダイヤル2箇所を回し、タイヤクランプアームを縮めタイヤに取り付ける
■ 注 意 ■タイヤクランプアーム先端がタイヤ溝に掛かり、タイヤクランプコンペンセータがしっかりとホイールに圧着していること
- 脱落防止ワイヤーをホイールのエアーバルブに取り付ける
- タイヤクランプコンペンセータを補正する
- タイヤクランプコンペンセータの補正ダイヤルを回してメカゼロライン(赤ライン)の範囲内に合わせる
- キャンバーキャスターキングピンゲージをタイヤクランプコンペンセータの取り付けプレートに取り付け、合わせマークを合わせる
イラスト内指示文字 *a
合わせマーク
- ホイールを少し回転させ、キャンバーキャスターキングピンゲージの水平気泡が中心になるように合わせ、キャンバーキャスターキングピンゲージの調整ネジでキャスター気泡を0°に合わせる
- ホイールを180°回転させ、キャンバーキャスターキングピンゲージとタイヤクランプコンペンセータの合わせマークを合わせ、水平気泡を合わせる (*A)
- 上記状態のキャスター気泡を読み取り、その値の1/2の目盛りになるようにタイヤクランプコンペンセータの補正ダイヤルを回し合わせる (*B)
イラスト内指示文字 *a
補正ダイヤル
*b
キャスター気泡
■ 注 意 ■キャンバーキャスターキングピンゲージの調整ネジは動かさないこと
- 前記(*A)、(*B)の手順を繰り返し、キャスター気泡の目盛り位置がホイールを180°正、反転させても、一定の数値目盛りを示すようにキャンバーキャスターキングピンゲージをセットする
- ターニングラジアスゲージをセットし、車両を降ろす
- 車両を数回上下にゆすり、サスペンションを落ち着かせる
- キャンバー、キャスターおよびキングピンアングルを点検する
基準値
-
キャンバー
キャスター
キングピンアングル
駆動方式FF
0°00’±45'
5°05’±1°00’
10°05’±1°00’
駆動方式4WD
- キャンバーキャスターキングピンゲージおよびタイヤクランプコンペンセータを取りはずす
- サイドスリップテスターでサイドスリップを点検する
基準値0±5mm (1mにつき)
■ 注 意 ■
- サイドスリップテスターへの進入は直進方向に歩く速度(4km/h程度)以下で行う
- サイドスリップテスター上でブレーキを踏まない
- サイドスリップテスター上でステアリング操作をしない
- 基準値外の場合はホイールアライメントを点検する
- 車両を数回上下にゆすり、フロントサスペンションを落ち着かせる
- 車両を直進で5m手押しして前進させる
■ 注 意 ■車両を後退させた時は、必ず後退させた距離分前進させる
- トーインゲージの指針高さをフロントホイール軸中心高さに合わせ、タイヤの後ろ側に入れる
イラスト内指示文字 *1
トーインゲージ
*a
トレッドセンター
*b
B寸法

車両前方
- 前輪タイヤ各々の後部にトレッドセンターをしるし、マーク間の距離(B寸法)を測定する
- 車両をゆっくり押して前進させ、タイヤバルブを基準に前輪を180°回転させる
■ 注 意 ■180°以上回転させないように行い、オーバー回転した場合は、トーインゲージをセットするところからやり直す
- 車両前部でマーク間の距離(A寸法)を測定する
イラスト内指示文字 *1
トーインゲージ
*a
A寸法

車両前方
- トーインを求める
基準値-
トーイン
駆動方式FF
0±2mm
駆動方式4WD
□ 参 考 □トーイン=B寸法-A寸法
- 左右のラックエンドのねじ部の長さを測定する
基準値左右差 1.5mm以下
- ステアリングラックブーツのクリップをはずす
- タイロッドエンドのロックナットをゆるめる
- ラックエンドねじ部の左右差が基準外の場合は調整を行う
- トーインの測定値がアウト側にはずれる場合は、寸法の短い方のラックエンドを伸ばす方向に調整する
- トーインの測定値がイン側にはずれる場合は、寸法の長い方のラックエンドを縮める方向に調整する
- 再度トーインを点検する
- 左右のラックエンドを各々の反対方向に同量ずつ回し、トーインが基準値内に入るように調整する
基準値-
トーイン
駆動方式FF
0±2mm
駆動方式4WD
- タイロッドエンドのロックナットを締め付ける
基準値T = 48 N・m{ 484 kgf・cm }■ 注 意 ■ロックナットおよびステアリングラックエンドが共回りしないようにステアリングラックエンドの六角部を固定し、ロックナットを仮締めしてから、タイロッドエンドの二面幅を固定させて締め付ける
- プライヤーを使用して、ステアリングラックブーツにクリップを取り付ける
■ 注 意 ■ステアリングラックブーツがねじれた状態で取り付けない
■ 注 意 ■
- 車両を空車状態(スペアタイヤ、タイヤパンク応急修理キットおよび工具なし)で点検を行う
- 前輪が回転しないように、ブレーキペダルプレッシャーなどを使用して、フットブレーキを効かせた状態で点検する
- ストップランプが点灯しないように、STOPヒューズをはずして点検する
- ターニングラジアスゲージをセットする
イラスト内指示文字 *a
内側
*b
外側

車両前方
- ホイールの切れ角を点検する
基準値-
内側(点検範囲)
外側(参考)
駆動方式FF
44°00’
+2°00’
-3°00’
35°00’
+2°00’
-3°00’
駆動方式4WD
44°00’
+2°00’
-3°00’
35°00’
+2°00’
-3°00’
10. ヨーレートセンサ&Gセンサ0点取得(VSCあり) |
(要領は参照)
自動車の故障や修理方法、交換方法等に役立つ情報 参考資料は,サービスマニュアル 整備書 修理書 配線図 回路図等です トヨタ(TOYOTA) レクサス(LEXUS) ニッサン(NIS…