パワーステアリングシステム ダイアグコード点検/消去 タント
ムーヴ アトレーワゴン ハイゼットトラック ミライ一ス パワーステアリングシステム ダイアグコード点検/消去
ダイアグコード読み取り (GTSによる読み取り)
- IG OFFにする。
- GTSをDLC3に接続する。
- IG ONにする。
- GTS画面より、[ヘルスチェック]または[シャシ] → [電動パワステ] → [ダイアグコード]を選択し、ダイアグコード確認画面を表示させる。
■ 注 意 ■異常がある場合は、修理後、再度ダイアグノーシスコードを点検し、異常コードが出力されないことを確認する。 - タイムスタンプの確認を行う。(ヘルスチェック時)
- EPSウォーニングランプによるダイアグコード読み取り (DLC3短絡による読み取り)
- IG OFFにする。
- SSTを使用して、DLC3の13(ECUT) - 4(E)端子間を短絡する。
SST09843-18040
■ 注 意 ■- コネクターの接続位置を間違えると故障の原因となるため、絶対に間違えない。
- 車両停止状態で行う。
- IG ONにする。
- コンビネーションメータ内のEPSウォーニングランプの点滅回数を読み取る。
□ 参 考 □- 正常な場合は2秒間点灯し、0.25秒間隔で点滅する。
- 異常コードが1つの場合2秒間点灯後、4秒の間隔をおいて同一コードが出力される。異常コードが複数の場合は、異なるコードが2.5秒間隔で表示され、一巡すると4秒後に再度出力される。
- 複数のコードが出力される場合は、コード番号の小さいものから出力される。
- DLC3の13(ECUT) - 4(E)端子間を解放する。
■ 注 意 ■異常がある場合は、修理後、再度ダイアグノーシスコードを点検し、異常コードが出力されないことを確認する。
- ダイアグコード記憶消去 (GTSによる記憶消去)
□ 参 考 □
- 異常コードが消去できない場合は再び異常コード発生箇所の点検修理を行う。
- 異常コードの消去を行うとフリーズフレームデータも消去されるので、事前に消去してよいか確認する。
- IG OFFにする。
- GTSをDLC3に接続する。
- IG ONにする。
- GTS画面より、[シャシ] → [電動パワステ] → [ダイアグコード]を選択し、ダイアグコード確認画面を表示させる。
- [消去]を選択し、画面に従いダイアグノーシスコード消去を実行する。
- DLC3短絡によるダイアグコード記憶消去
□ 参 考 □
- 記憶消去を行った場合は自動的にテストモード機能に移り、EPSウォーニングランプが点滅する。この場合は、引き続きテストモードを実行し、各センサに異常がないことを確認する。
- 異常コードが消去できない場合は再び異常コード発生箇所の点検修理を行う。
EPSウォーニングランプがテストモード表示になることを確認する。
IG ONにする。
SSTを使用して、DLC3の13(ECUT) - 4(E)端子間の短絡を8秒間に4回以上行うとダイアグノーシスコードが消去される。
SST09843-18040
■ 注 意 ■
コネクターの接続位置を間違えると故障の原因となるため、絶対に間違えない。
車両停止状態で行う。

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