ダイハツ ハイゼットトラック ミライ一ス
IG2電源リレー回路に異常があるときに出力される。
DTC NO. | DTC 検出条件 | 点検部位 |
---|
B2286/35 | IG2電源リレー回路の異常 | メインボデーECU( ヒューズブロックASSY) スマートキーコンピュータASSY(キーフリーECU) ワイヤハーネスおよびコネクター |
回路図
点検手順
■ 注 意 ■
- IG OFFでGTSを使用する時は、GTSと車両間の通信が開始するまで、いずれかのドアカーテシスイッチのON ←→ OFF操作(ON ←→ OFFの間隔は1.5秒以内)を繰り返す。
- キーフリーシステムには、大規模ボデー多重通信システム[LIN]を使用している機能がある。まず始めに[トラブルシュートの進め方]に従いダイアグコードを確認し、通信系統に異常のないことを確認してからトラブルシューティングを進める。(要領は参照)
- エレクトリカルキートランスミッタ(電子カードキー)またはスマートキーコンピュータASSY(キーフリーECU)を交換したときは、イモビライザーの資料編登録作業要領を参照する。
- 修理完了後にダイアグコード出力確認操作を行い、ダイアグコードが再出力していないことを確認する。
- トラブルシュートを実施する前に、この回路のヒューズを点検すること。
手順1 | ワイヤハーネスおよびコネクター点検(キーフリーECU - メインボデーECU) |
- メインボデーECU(ヒューズブロックASSY)のコネクター2Iおよび2Hを切り離す。
- スマートキーコンピュータASSY(キーフリーECU)のコネクターB9を切り離す。
- 下表に従って抵抗を測定する。
抵抗値点検端子
点検条件
基準値
B9-13(IG2D) - 2I-4
常時
1 Ω未満
B9-30(IG2) - 2H-11
常時
1 Ω未満
B9-13(IG2D) - ボデーアース
常時
10 kΩ以上
B9-30(IG2) - ボデーアース
常時
10 kΩ以上
NG | ワイヤハーネスまたはコネクター修理または交換 |
|
OK | |
| |
- GTSを使用して、スマートキーコンピュータASSY(キーフリーECU)のデータモニタを行う。(要領は参照)
基準
[GTS画面:ボデー → KFS → データモニタ] 項目名
項目説明/表示範囲
基準値
備考
IG2入力
IG2 リレー駆動出力の状態
表示範囲: OFF/ON
OFF:IG OFF
ON:IG ON
-
OK | |
| |
スマートキーコンピュータASSY(キーフリーECU)交換(要領は資料編登録作業要領参照) |
- GTSを使用して、スマートキーコンピュータASSY(キーフリーECU)のデータモニタを行う。(要領は参照)
基準
[GTS画面:ボデー → KFS → データモニタ] 項目名
項目説明/表示範囲
基準値
備考
IG2リレー出力回路モニタ
IG2 リレー駆動出力状態
表示範囲: OFF/ON
OFF:IG OFF
ON:IG ON
-
NG | スマートキーコンピュータASSY(キーフリーECU)交換(要領は資料編登録作業要領参照) |
|
自動車の故障や修理方法、交換方法等に役立つ情報 参考資料は,サービスマニュアル 整備書 修理書 配線図 回路図等です。 トヨタ(TOYOTA) レクサス(LEXUS) ニッサン(N…