DTC   B2296/48   IG2 異常ダイハツ タント ムーヴ アトレーワゴン

ダイハツ ハイゼットトラック ミライ一ス

IG2電源リレー回路に異常があるときに出力される。

DTC NO.DTC 検出条件点検部位
B2286/35IG2電源リレー回路の異常メインボデーECU( ヒューズブロックASSY)
スマートキーコンピュータASSY(キーフリーECU)
ワイヤハーネスおよびコネクター

回路図

B314291J13

点検手順

■ 注 意 ■

  1. IG OFFでGTSを使用する時は、GTSと車両間の通信が開始するまで、いずれかのドアカーテシスイッチのON ←→ OFF操作(ON ←→ OFFの間隔は1.5秒以内)を繰り返す。
  2. キーフリーシステムには、大規模ボデー多重通信システム[LIN]を使用している機能がある。まず始めに[トラブルシュートの進め方]に従いダイアグコードを確認し、通信系統に異常のないことを確認してからトラブルシューティングを進める。(要領は参照)
  3. エレクトリカルキートランスミッタ(電子カードキー)またはスマートキーコンピュータASSY(キーフリーECU)を交換したときは、イモビライザーの資料編登録作業要領を参照する。
  4. 修理完了後にダイアグコード出力確認操作を行い、ダイアグコードが再出力していないことを確認する。
  5. トラブルシュートを実施する前に、この回路のヒューズを点検すること。

手順1ワイヤハーネスおよびコネクター点検(キーフリーECU - メインボデーECU)
  1. メインボデーECU(ヒューズブロックASSY)のコネクター2Iおよび2Hを切り離す。
  2. スマートキーコンピュータASSY(キーフリーECU)のコネクターB9を切り離す。
  3. 下表に従って抵抗を測定する。
    抵抗値点検端子
    点検条件
    基準値
    B9-13(IG2D) - 2I-4
    常時
    1 Ω未満
    B9-30(IG2) - 2H-11
    常時
    1 Ω未満
    B9-13(IG2D) - ボデーアース
    常時
    10 kΩ以上
    B9-30(IG2) - ボデーアース
    常時
    10 kΩ以上

NG
ワイヤハーネスまたはコネクター修理または交換
OK

手順2GTSデータ読み取り
  1. GTSを使用して、スマートキーコンピュータASSY(キーフリーECU)のデータモニタを行う。(要領は参照)

    基準
    [GTS画面:ボデー → KFS → データモニタ] 項目名
    項目説明/表示範囲
    基準値
    備考
    IG2入力
    IG2 リレー駆動出力の状態
    表示範囲: OFF/ON
    OFF:IG OFF
    ON:IG ON
    -

NG
手順 3 へ
OK
スマートキーコンピュータASSY(キーフリーECU)交換(要領は資料編登録作業要領参照) 

手順3GTSデータ読み取り
  1. GTSを使用して、スマートキーコンピュータASSY(キーフリーECU)のデータモニタを行う。(要領は参照)

    基準
    [GTS画面:ボデー → KFS → データモニタ] 項目名
    項目説明/表示範囲
    基準値
    備考
    IG2リレー出力回路モニタ
    IG2 リレー駆動出力状態
    表示範囲: OFF/ON
    OFF:IG OFF
    ON:IG ON
    -

NG
スマートキーコンピュータASSY(キーフリーECU)交換(要領は資料編登録作業要領参照)
OK
メインボデーECU(ヒューズブロックASSY)交換 (要領は  参照)  
DTC   B2296/48   IG2 異常

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