ダイハツ ハイゼットトラック ミライ一ス アトレーワゴン
回路説明
ACC ONかつシフトPポジション状態でプッシュスタートスイッチを操作するとIG OFF状態になる。
回路図
点検手順
■ 注 意 ■
- IG OFFでGTSを使用する時は、GTSと車両間の通信が開始するまで、いずれかのドアカーテシスイッチのON ←→ OFF操作(ON ←→ OFFの間隔は1.5秒以内)を繰り返す。
- キーフリーシステムには、大規模ボデー多重通信システム[LIN]を使用している機能がある。まず始めに[トラブルシュートの進め方]に従いダイアグコードを確認し、通信系統に異常のないことを確認してからトラブルシューティングを進める。(要領は参照)
- エレクトリカルキートランスミッタ(電子カードキー)またはスマートキーコンピュータASSY(キーフリーECU)を交換したときは、イモビライザーの資料編登録作業要領を参照する。
- 修理完了後、不具合現象が再発しないことを確認する。
- シフト位置がPポジションになっていることを点検する。
基準シフト位置がPポジションになっていること
NG | シフトポジションを“P”位置にする |
|
OK | |
 | |
- GTSを使用して、スマートキーコンピュータASSY(キーフリーECU)のデータモニタを行う。(要領は参照)
基準
[GTS画面:ボデー → KFS → データモニタ] 項目名
項目説明/表示範囲
基準値
備考
シフトP(P検出SW)信号
シフトポジションP信号の状態
表示範囲:OFF/ON
OFF:シフトポジションP
ON:シフトポジションP以外
-
結果結果
飛び先
動作とモニターの表示が相違
A
動作とモニターの表示が一致
B
A | |
 | |
手順3 | ワイヤハーネスおよびコネクター点検(キーフリーECU - トランスミッションECU) |
- スマートキーコンピュータASSY(キーフリーECU)のコネクターB10を切り離す。
- トランスミッションコントロールコンピュータASSYのコネクターB25を切り離す。
- 下表に従って抵抗を測定する。
抵抗値点検端子
点検条件
基準値
B10-20(NSS) - B25-31(P1)
常時
1 Ω未満
B10-20(NSS) - ボデーアース
常時
10 kΩ以上
NG | ワイヤハーネスまたはコネクター修理または交換 |
|
OK | |
 | |
スマートキーコンピュータASSY(キーフリーECU)交換(要領は資料編登録作業要領参照) |
手順4 | ワイヤハーネスおよびコネクター点検(キーフリーECU - ボデーアース) |
- スマートキーコンピュータASSY(キーフリーECU)のコネクターB9を切り離す。
- 下表に従って電圧を測定する。
電圧値点検端子
点検条件
基準値
B9-15(ACCD) - ボデーアース
IG OFF
1 V未満
NG | ワイヤハーネスまたはコネクター修理または交換 |
|
OK | |
 | |
手順5 | スマートキーコンピュータASSY(キーフリーECU)点検 |
- スマートキーコンピュータASSY(キーフリーECU)のコネクターB9を切り離す。
- 下表に従って電圧を測定する。
電圧値点検端子
点検条件
基準値
B9-15(ACCD) - ボデーアース
常時
1 V未満
NG | スマートキーコンピュータASSY(キーフリーECU)交換(要領は資料編登録作業要領参照) |
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自動車の故障や修理方法、交換方法等に役立つ情報 参考資料は,サービスマニュアル 整備書 修理書 配線図 回路図等です。 トヨタ(TOYOTA) レクサス(LEXUS) ニッサン(N…