ウォーターテンパラチャウォーニングランプ作動不良 タント

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コンビネーションメータASSYは、フューエルインジェクションコンピュータからCAN 通信を介して、エンジン冷却水温信号を受信している。コンビネーションメータASSYは、受信したエンジン冷却水温信号をもとに水温インジケータ/ウォーニングランプを点灯させる。

■ 注 意 ■エンジン冷却水温指示値は、エンジンの状態により大きく影響を受ける。本フローチャートは、エンジン側に不具合のない状態をもと に診断できる内容となっている。本フローチャートに従った点検を実施する前に、エンジンに異常がないことを点検する。(要領は参照)

回路図

E225566J13

点検手順

■ 注 意 ■本フローチャートに従った点検を実施する前に、エンジンに異常がないことを点検する。(要領は参照)

手順1GTSアクティブテスト実施
  1. GTSを使用して、画面表示に従って“アクティブテスト”画面を表示させ、コンビネーションメータASSY内ウォーニングランプの点灯状態を点検する。

    [GTS画面: ボデー → メータ → アクティブテスト] 項目名
    項目名解説
    駆動
    低水温警告灯
    ウォータテンパラチャインジケータランプ表示/非表示
    OFF - ON
    高水温警告灯
    ウォータテンパラチャウォ-ニングランプ表示/非表示
    OFF - ON
    結果結果
    飛び先
    アクティブテストによって指示したランプが、点灯できない
    A
    アクティブテストによって指示したランプが、点灯できる
    B

NG
コンビネーションメータASSY交換 (要領は  参照)
OK

手順2ダイアグコード読み取り
  1. GTSを使用して、画面表示に従って“ダイアグコード”画面を表示させ、ダイアグコードを読み取る。
    基準ダイアグコード出力
    飛び先
    ダイアグコード出力なし
    OK
    水温系ダイアグコード出力あり(EFIシステム)
    NG

NG
EFIシステムへ (要領は  参照)
OK

手順3GTSデータ読み取り
  1. GTSを使用して、画面表示に従って“データモニタ”画面を表示させ、点検する。

    [GTS画面: パワートレイン → エンジン → データモニタ] 項目名
    項目説明/表示範囲
    標準値
    フリーズフレームデータ出力
    水温
    1. エンジン冷却水温を表す
    2. 表示範囲:-40 to 215°C
    85 to 105°C:
    暖機後、アイドル回転時

    備考:
    1. ウォータテンパラチャセンサからの信号をもとに算出される。
    2. -40°Cまたは120°C以上を表示する場合は、センサ系統の断線またはショートが考えられる。

    [GTS画面: ボデー → メータ → データモニタ] 項目名
    項目説明/表示範囲
    標準値
    備考
    エンジン水温
    エンジン水温入力
    表示範囲:0 to 127.5°C
    外気温相当:冷間時
    完全暖気時:75 to 100°C
    異常時は水温信号系統の異常が考えられる
    基準データモニタの値が一致しないこと

NG
フューエルインジェクション コンピュータ交換 (要領は  参照)
OK

手順4コンビネーションメータASSY交換
  1. 新品または正常に作動するコンビネーションメータASSYと交換し、水温インジケータ/ウォーニングランプの作動が正常に表示することを点検する。(要領は参照)

NG
フューエルインジェクション コンピュータ交換 (要領は  参照)
OK
終了 
メーター&ゲージシステム    ウォーターテンパラチャウォーニングランプ作動不良

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