シートベルトウォーニングシステム タント ムーヴ アトレーワゴン

運転席シートベルトウォーニングランプが作動しない ダイハツ ハイゼットトラック ミライ一ス

IG ON時、メインボデーECU(ヒューズブロックASSY)は、フロントシートインナベルトASSY RHの状態をLIN通信でコンビネーションメータASSYへ送信している。コンビネーションメータASSYは、フロントシートインナベルトASSY RHの状態に応じ、シートベルトウォーニングランプ(コンビネーションメータASSY内)を点滅、消灯させる。

回路図

B315438J01

点検手順

■ 注 意 ■シートベルトウォーニングシステムは、LIN通信を使用している。まず始めに“トラブルシュートの進め方”に従い“通信機能点検”を行い、通信系統に異常のないことを確認してからトラブルシューティングを進める。(要領は参照)

手順1GTSデータ読み取り
  1. GTS使用して、データモニタを行う。

    [GTS画面:ボデー→ITC→データモニタ]
    項目名
    項目説明/表示範囲
    標準値
    備考
    D席バックルSW
    運転席シートベルトの装着状態
    表示範囲:ON/OFF
    ON:運転席シートベルト非装着
    OFF:運転席シートベルト装着
    -
    基準運転席シートベルトの装着·非装着に応じて、GTSの表示が変化する

NG
手順 3 へ
OK

手順2GTSアクティブテスト実施
  1. GTSを使用して、アクティブテストを行う。

    [GTS画面:ボデー→メータ→アクティブテスト]
    項目名
    項目名解説
    参考値
    D席シートベルト警告灯
    運転席シートベルトウォーニングランプの点灯/消灯
    ON/OFF
    基準GTSの表示に応じて、シートベルトウォーニングランプが点灯または消灯する

NG
コンビネーションメータASSY交換 (要領は  参照)
OK
メインボデーECU(ヒューズブロックASSY)交換 (要領は  参照)  

手順3フロントシート インナベルトASSY RH単体点検
  1. フロントシートインナベルトASSY RHを取りはずす。(要領は参照)
  2. 下表に従って抵抗を測定する。
    抵抗値点検端子
    点検条件
    基準値
    1 - 2
    バックルにタングプレートを非挿入
    1 Ω未満
    1 - 2
    バックルにタングプレートを挿入
    10 kΩ以上
    イラスト内指示文字 *a
    コネクター非接続状態
    (フロントシートインナベルトASSY RH)

NG
フロントシート インナベルトASSY RH交換 (要領は  参照)
OK

手順4ワイヤハーネスおよびコネクター点検(メインボデーECU(ヒューズブロックASSY) - フロントシートインナベルトASSY RH - ボデーアース)
  1. メインボデーECU(ヒューズブロックASSY)のコネクター2Eを切り離す。
  2. 下表に従って抵抗を測定する。
    抵抗値点検端子
    点検条件
    基準値
    2E-6(DBKL) - M23-1
    常時
    1 Ω未満
    2E-6(DBKL) - ボデーアース
    常時
    10 kΩ以上
    M23-2 - ボデーアース
    常時
    1 Ω未満

NG
ワイヤハーネスまたはコネクター修理または交換
OK
シートベルトウォーニングシステム    運転席シートベルトウォーニングランプが作動しない

HOME

自動車の故障や修理方法、交換方法等に役立つ情報 参考資料は,サービスマニュアル 整備書 修理書 配線図 回路図等です。 トヨタ(TOYOTA) レクサス(LEXUS) ニッサン(N…

自動車修理事例