DTC B2286/35E/G 回転数信号異常 タント ムーヴ アトレーワゴン

ダイハツ ハイゼットトラック ミライ一ス

コンビネーションメータASSYから入力しているエンジン回転数信号(LIN通信)またはフューエルインジェクションコンピュータから入力しているエンジン回転数信号(実線(じか線))の断線、短絡などの異常があるときに出力される。

DTC NO.DTC 検出条件点検部位
B2286/35コンビネーションメータASSYから入力しているエンジン回転数信号(LIN通信)またはフューエルインジェクションコンピュータから入力しているエンジン回転数信号(実線(じか線))の断線、短絡フューエルインジェクションコンピュータ
スマートキーコンピュータASSY(キーフリーECU)
ワイヤハーネスおよびコネクター

回路図

B314289J04

点検手順

■ 注 意 ■

  1. IG OFFでGTSを使用する時は、GTSと車両間の通信が開始するまで、いずれかのドアカーテシスイッチのON ←→ OFF操作(ON ←→ OFFの間隔は1.5秒以内)を繰り返す。
  2. キーフリーシステムには、大規模ボデー多重通信システム[LIN]を使用している機能がある。まず始めに[トラブルシュートの進め方]に従いダイアグコードを確認し、通信系統に異常のないことを確認してからトラブルシューティングを進める。(要領は参照)
  3. エレクトリカルキートランスミッタ(電子カードキー)またはスマートキーコンピュータASSY(キーフリーECU)を交換したときは、イモビライザーの資料編登録作業要領を参照する。
  4. 修理完了後にダイアグコード出力確認操作を行い、ダイアグコードが再出力していないことを確認する。

手順1ワイヤハーネスおよびコネクター点検(キーフリーECU - フューエルインジェクションコンピュータ)
  1. スマートキーコンピュータASSY(キーフリーECU)のコネクターB9を切り離す。
  2. フューエルインジェクションコンピュータのコネクターB12を切り離す。
  3. 下表に従って抵抗を測定する。
    抵抗値点検端子
    点検条件
    基準値
    B9-26 (TACH) - B12-29 (REV)
    常時
    1 Ω未満
    B9-26 (TACH) - ボデーアース
    常時
    10 kΩ以上

NG
ワイヤハーネスまたはコネクター修理または交換
OK

手順2GTSデータ読み取り
  1. GTSを使用して、スマートキーコンピュータASSY(キーフリーECU)のデータモニタを行う。

    基準
    [GTS画面:ボデー → KFS → データモニタ] 項目名
    項目説明/表示範囲
    基準値
    備考
    E/G回転
    エンジン回転数
    表示範囲: 200 rpm以上/停止中
    200 rpm以上:エンジン回転数200 rpm以上
    停止中:エンジン停止状態
    -

NG
EFIシステムへ (要領は  参照)
OK
スマートキーコンピュータASSY(キーフリーECU)交換(要領は資料編登録作業要領参照) 

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