ダイハツ ハイゼットトラック ミライ一ス ムーヴ アトレーワゴン
フロントシートエアバッグRH点火回路は、エアバッグコンピュータASSYおよびフロントシートエアバッグASSY RHで構成されている。作動条件が満たされたとき、フロントシートエアバッグASSY RHが作動する。
フロントシートエアバッグRH点火回路(SFR+、SFR-ライン)に短絡が検出されたとき、エアバッグコンピュータASSYにダイアグコードB1820が記録される。
DTC No. | DTC検出項目 | 不具合箇所 |
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B1820 | エアバッグコンピュータASSY-フロントシートエアバッグASSY RH間W/HのSFR+、SFR-ラインの短絡 フロントシートエアバッグASSY RHの故障 エアバッグコンピュータASSYの故障 | フロアワイヤ フロントシートエアバッグASSY RH エアバッグコンピュータASSY |
回路図
点検手順
■ 注 意 ■IG OFF後、バッテリターミナルを切り離す前に待ち時間が発生する場合がある。このため作業前にバッテリ端子切り離し時の注意事項を確認する。(要領は参照)
□ 参 考 □再現手法を実施する場合、GTSを使用してチェックモードを選択してから行う。(要領は参照)
- バッテリのマイナスターミナルを切り離し、90秒間待機する。
□ 参 考 □バッテリのマイナスターミナルを切り離す前に、IG OFFになっていることを確認する。
- エアバッグコンピュータASSYおよびフロントシートエアバッグASSY RHに接続されているコネクタの接続状態を点検する。
基準コネクタが正しく接続されていること
- エアバッグコンピュータASSYおよびフロントシートエアバッグASSY RHからコネクタを切り離し、各コネクタの端子の状態を点検する。
基準端子に変形または損傷がないこと
- フロアワイヤのターミナルショート機構付きコネクタのショートスプリングプレートの状態を点検する。
基準ショートスプリングプレートに変形または損傷がないこと
NG | フロア ワイヤ交換 |
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OK | |
| |
- コネクタBのターミナルショート機構(SFR+、SFR-)を解除する。(要領は参照)
- 下表に従って抵抗を測定する。
抵抗値点検端子
点検条件
基準値
M15-1(SFR+) - M15-2(SFR-)
常時
1 MΩ以上
- コネクタBのターミナルショート機構(SFR+、SFR-)の解除状態を戻す。
イラスト内指示文字 *1
フロントシートエアバッグASSY RH
*2
エアバッグコンピュータASSY
*3
フロアワイヤ
*a
車両ワイヤハーネスコネクタ前側
(フロントシートエアバッグASSY RH接続コネクタ)
ターミナルショート機構解除
NG | フロア ワイヤ交換 |
|
OK | |
| |
- エアバッグコンピュータASSYにコネクタを接続する。
- バッテリのマイナスターミナルを接続し、IG ONにして60秒間待機する。
- GTSを使用して、ダイアグコードを消去する。(要領は参照)
イラスト内指示文字 *1
フロントシートエアバッグASSY RH
*2
エアバッグコンピュータASSY
次へ | |
| |
- IG OFFにする。
- IG ONにして60秒間待機する。
- GTSを使用して、ダイアグコードを点検する。(要領は参照)
基準ダイアグコードB1820が出力されないこと
OK | |
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- IG OFFにする。
- バッテリのマイナスターミナルを切り離し、90秒間待機する。
- フロントシートエアバッグASSY RHにコネクタを接続する。
- バッテリのマイナスターミナルを接続し、IG ONにして60秒間待機する。
- GTSを使用して、ダイアグコードを消去する。(要領は参照)
イラスト内指示文字 *1
フロントシートエアバッグASSY RH
*2
エアバッグコンピュータASSY
次へ | |
| |
- IG OFFにする。
- IG ONにして60秒間待機する。
- GTSを使用して、ダイアグコードを点検する。(要領は参照)
基準ダイアグコードB1820が出力されないこと
自動車の故障や修理方法、交換方法等に役立つ情報 参考資料は,サービスマニュアル 整備書 修理書 配線図 回路図等です。 トヨタ(TOYOTA) レクサス(LEXUS) ニッサン(N…