DTC41エアミックスダンパ作動不良 タント ムーヴ アトレーワゴン
ダイハツ ハイゼットトラック ミライ一ス
エアミックスダンパサーボSUB-ASSYは、ダンパ位置を電圧値によってヒータコントロールASSY(エアコンECU)に送信している。ヒータコントロールASSY(エアコンECU)はこの電圧値をもとにモータを回転(正転、逆転)させ、エアミックスダンパサーボSUB-ASSYを任意の位置まで動かす。これによりエバポレータ通過後のヒータコア通過割合を調整し、吹き出し温度を制御している。
DTC NO. | 診断内容 診断条件 異常状態 異常期間 | 点検部位 |
---|---|---|
41 | エアミックスダンパサーボSUB-ASSY作動時 サーボ駆動要求信号が出力されているが、サーボの位置情報が変わらないまたは異常 なし(現在故障のみ) | エアミックスダンパサーボSUB-ASSY ワイヤハーネスおよびコネクター(ヒータコントロールASSY(エアコンECU) - エアミックスダンパサーボSUB-ASSY) ヒータコントロールASSY(エアコンECU) |
回路図
点検手順
手順1 | エアミックス ダンパ サーボSUB-ASSY単体点検 |
- ポテンショ回路点検
- エアミックスダンパサーボSUB-ASSYのコネクターP8を切り離す。
- 下表に従って抵抗を測定する。
抵抗値点検端子
点検条件
基準値
P8-2(GND) - P8-3(TP)
MAX HOT位置
0.60 to 1.22 kΩ
P8-2(GND) - P8-3(TP)
MAX COOL位置
3.59 to 6.76 kΩ
イラスト内指示文字 *a
コネクター非接続状態
(エアミックスダンパサーボSUB-ASSY)
- モータ回路点検
- コネクターの4(COOL)端子にバッテリのプラス、5(HOT)端子にバッテリのマイナスを接続したとき、アームがHOT位置からCOOL位置までスムースに回転することを確認する。
□ 参 考 □アームはサーボ単体点検時には自動で停止しないため、点検時にはCOOL位置付近で電源をカットする。 - コネクターの5(HOT)端子にバッテリのプラス、4(COOL)端子にバッテリのマイナスを接続したとき、アームがCOOL位置からHOT位置までスムースに回転することを確認する。
□ 参 考 □アームはサーボ単体点検時には自動で停止しないため、点検時にはHOT位置付近で電源をカットする。イラスト内指示文字 *1
エアミックスダンパサーボSUB-ASSY
*a
コネクター非接続状態
(エアミックスダンパサーボSUB-ASSY)
- コネクターの4(COOL)端子にバッテリのプラス、5(HOT)端子にバッテリのマイナスを接続したとき、アームがHOT位置からCOOL位置までスムースに回転することを確認する。
NG | エアミックス ダンパ サーボSUB-ASSY交換 (要領は 参照) |
OK | |
手順2 | ワイヤハーネスおよびコネクター点検(ヒータコントロールASSY(エアコンECU) - エアミックス ダンパ サーボSUB-ASSY) |
- ヒータコントロールASSY(エアコンECU)のコネクターP1を切り離す。
- 下表に従って抵抗を測定する。
抵抗値点検端子
点検条件
基準値
P1-11(TPS5) - P8-1(VZ)
常時
1 Ω未満
P1-23(TP) - P8-3(TP)
常時
1 Ω未満
P1-32(TPSG) - P8-2(GND)
常時
1 Ω未満
P1-18(MG) - P8-4(COOL)
常時
1 Ω未満
P1-17(MH) - P8-5(HOT)
常時
1 Ω未満
P1-11(TPS5) - ボデーアース
常時
10 kΩ以上
P1-23(TP) - ボデーアース
常時
10 kΩ以上
P1-32(TPSG) - ボデーアース
常時
10 kΩ以上
P1-18(MG) - ボデーアース
常時
10 kΩ以上
P1-17(MH) - ボデーアース
常時
10 kΩ以上
NG | ワイヤハーネスまたはコネクター修理または交換 |
OK | |
ヒータコントロールASSY(エアコンECU)交換 (要領は 参照) |
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