DTC 43 モードダンパ作動不良 タント ムーヴ アトレーワゴン
ダイハツ ハイゼットトラック ミライ一ス
回路説明
- エアコンディショナサーボASSY NO.1は、ダンパ位置を電圧値によってヒータコントロールASSY(エアコンECU)に送信している。ヒータコントロールASSY(エアコンECU)はこの電圧値をもとにモータを回転(正転、逆転)させ、エアコンディショナサーボASSY NO.1を任意の位置まで動かす。これにより吹き出し口の位置切り替えの制御をしている。
DTC NO. | 診断内容 診断条件 異常状態 異常期間 | 点検部位 |
---|---|---|
43 | エアコンディショナサーボASSY NO.1作動時 サーボ駆動要求信号が出力されているが、サーボの位置情報が変わらないまたは異常 なし(現在故障のみ) | エアコンディショナサーボASSY NO.1 ワイヤハーネスおよびコネクター(ヒータコントロールASSY(エアコンECU) - エアコンディショナサーボASSY NO.1) ヒータコントロールASSY(エアコンECU) |
回路図

点検手順
手順1 | エアコンディショナ サーボASSY NO.1単体点検 |
- ポテンショ回路点検
- エアコンディショナサーボASSY NO.1のコネクターP7を切り離す。
- 下表に従って抵抗を測定する。
抵抗値点検端子
点検条件
基準値
P7-2(GND) - P7-3(PT)
FACE位置
0.81 to 1.61 kΩ
P7-2(GND) - P7-3(PT)
DEF位置
3.60 to 6.82 kΩ
イラスト内指示文字 *a
コネクター非接続状態
(エアコンディショナサーボASSY NO.1)
- モータ回路点検
- エアコンディショナサーボASSY NO.1を取りはずす。
- コネクターの4(DEF)端子にバッテリのプラス、5(FACE)端子にバッテリのマイナスを接続したとき、アームがFACE位置からDEF位置までスムースに回転することを確認する。
□ 参 考 □アームはサーボ単体点検時には自動で停止しないため、点検時にはDEF位置付近で電源をカットする。 - コネクターの5(FACE)端子にバッテリのプラス、4(DEF)端子にバッテリのマイナスを接続したとき、アームがDEF位置からFACE位置までスムースに回転することを確認する。
□ 参 考 □アームはサーボ単体点検時には自動で停止しないため、点検時にはFACE位置付近で電源をカットする。イラスト内指示文字 *1
エアコンディショナサーボASSY NO.1
*a
コネクター非接続状態
(エアコンディショナサーボASSY NO.1)
NG ![]() | エアコンディショナ サーボASSY NO.1交換 (要領は 参照) |
OK | |
![]() |
手順2 | ワイヤハーネスおよびコネクター点検(ヒータコントロールASSY(エアコンECU) - エアミックスダンパサーボASSY NO.1) |
- ヒータコントロールASSY(エアコンECU)のコネクターP1を切り離す。
- 下表に従って抵抗を測定する。
抵抗値点検端子
点検条件
基準値
P1-29(TPOG) - P7-2(GND)
常時
1 Ω未満
P1-4(TPO) - P7-3(PT)
常時
1 Ω未満
P1-9(TPO5) - P7-1(VZ)
常時
1 Ω未満
P1-20(AOF) - P7-5(FACE)
常時
1 Ω未満
P1-19(AOD) - P7-4(DEF)
常時
1 Ω未満
P1-29(TPOG) - ボデーアース
常時
10 kΩ以上
P1-4(TPO) - ボデーアース
常時
10 kΩ以上
P1-9(TPO5) - ボデーアース
常時
10 kΩ以上
P1-20(AOF) - ボデーアース
常時
10 kΩ以上
P1-19(AOD) - ボデーアース
常時
10 kΩ以上
NG ![]() | ワイヤハーネスまたはコネクター修理または交換 |
OK | |
![]() | |
ヒータコントロールASSY(エアコンECU)交換 (要領は 参照) |

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