センサ系統 プレッシャセンサ アルトワークス ワゴンR ラパン

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センサ系統
センサ名 機能
プレッシャセンサ 圧力によりシリコン薄膜が変化するダイヤフラム式センサで、吸気管内の圧力(絶対
圧)変化を検出し、ECMに吸気管圧力信号として出力する。ECMはこの信号を基に間
接的に吸入空気量を算出する。
スロットルセンサ 電子スロットルボデーに内蔵されており、スロットルバルブの開度を検出する。ス
ロットルセンサは、ホールIC(素子)を用いた非接触式センサを採用し、メイン、サ
ブの2系統で検出を行う。(詳細は1-10参照)
アクセルセンサ アクセルペダルアッセンブリに内蔵されており、アクセルペダルの踏み込み量を検出
する。アクセルセンサは、ホールIC(素子)を用いた非接触式センサを採用し、メイ
ン、サブの2系統で検出を行う。(詳細は1-11参照)
吸気温センサ 温度に応じて、抵抗値が変化するサーミスタを内蔵し、吸気温を検出する。
水温センサ 温度に応じて抵抗値が変化するサーミスタを内蔵し、冷却水温を検出する。なお、水
温センサはサーモスタットと別体とした。
A/Fセンサ キャタリストケース(触媒手前)に配置されている。酸素濃度によって出力電圧が変
化するジルコニア素子で構成されており、排出ガス中の酸素濃度(混合気の空燃比)
をリーンからリッチまでの広範囲にわたりリニア検出する。また、内蔵のA/Fセンサ
ヒータはECMによりデューティ制御されている。
リヤO2センサ 酸素濃度の差によって起電力を発生するジルコニア素子式(プラチナ被覆)で、排出
ガス中の酸素濃度の変化を検出する。ECMは、A/Fセンサの情報に加えリヤO2セン
サの情報を判断要素として空燃比制御を行うことで常に触媒の浄化率を高い状態に維
持し、排出ガスの安定化を図る。また、内蔵のリヤO2センサヒータはECMにより
デューティ制御されている。
ノックセンサ 衝撃の強さに比例した起電力を発生するセラミック圧電素子を内蔵し、ノッキングに
よる振動を検出する。
大気圧センサ ECMに内蔵しており、大気圧を検出する。
冷媒圧センサ エアコンの冷媒圧力をリニアに検出する。(詳細は新型車解説書 40-66K00 SEC 7参照)
ブレーキブースタ
SW
ブレーキブースタ内の圧力を検出する。ECMはこの信号をA/Cカット制御を行うた
めの判断要素としており、条件が成立するとA/Cカットを行い、ブレーキブースタ内
の負圧の低下を抑制する。(詳細は新型車解説書 40-66K00 SEC 4参照)
クランク角センサ MRE(磁気抵抗効果)素子センサで、クランクシャフトプーリに取り付けられたシグ
ナルロータの回転によって発生した磁気変化を電圧信号に変換する。ECMはこの信号
を基にエンジン回転速度の判定及びカム角センサ信号と合せ気筒判別を行う。
カム角センサ MRE(磁気抵抗効果)素子センサで、カムシャフトに取り付けられたシグナルロータ
の回転によって発生した磁気変化を電圧信号に変換する。ECMはこの信号を基に高圧
ポンプ駆動用カム位置の検出及びクランク角センサと合せ気筒判別を行う。
電流センサ ホール素子センサでメインヒューズボックス内に取り付けてあり、電気負荷に応じて
変化する電流の検出を行う。ECMはこの信号を基にジェネレータ発電制御を行う。
燃圧センサ 検出部を金属製ダイヤフラム(歪みゲージ内蔵)とし、圧力によりダイヤフラムが変
形することによりデリバリパイプ内の圧力(燃料圧力)変化を検出し、ECMに燃料圧
力信号として出力する。

酸素濃度の差によって起電力を発生するジルコニア素子式

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