CVT構成部品概要 アルトワークス ワゴンR ラパン ジムニー

スズキ スイフトスポーツ スペースカスタム ミライ一ス ハスラー エブリィ

構成部品概要
構成部品 機能




入力軸回転センサ ホール素子タイプを採用し、インプットシャフトに結合しているフォワードク
ラッチドラムの回転速度を検出し、CVTコントローラへ出力している。CVTコン
トローラはこの情報を基にプライマリプーリの回転速度を算出し、変速制御を行
う。
出力軸回転センサ ホール素子タイプを採用し、セカンダリプーリに結合しているリダクションドラ
イブギヤの回転速度を検出し、CVTコントローラへ出力している。CVTコント
ローラはこの情報を基に、セカンダリプーリの回転速度(及び車速)を算出し、
変速制御を行う。
セカンダリ圧センサ CVTケースに取り付けられており、セカンダリプーリの作動油圧(セカンダリ圧)
をリニアに検出し、CVTコントローラへ出力している。CVTコントローラはこの
情報を基に走行状態に応じたセカンダリプーリの作動油圧を緻密に制御している。
CVT油温センサ 温度に応じて抵抗値が変化するサーミスタで、オイルパン内部のトランスミッ
ションハーネス被覆内に取り付けられており、CVTフルードの温度を検出してい
る。なお、CVT油温情報は、ECMへ出力した後、CAN通信を介して、CVTコント
ローラへ入力している。
マニュアルモード
コントロールスイッチ
セレクトレバーアッシに取り付けられており、マニュアルモードスイッチ、シフ
トアップスイッチ、シフトダウンスイッチで構成されている。
セレクトレバーをMの位置(Mレンジ)に操作するとマニュアルモードスイッチ
がONとなり、この状態から+側に操作するとシフトアップスイッチがON、-側
に操作するとシフトダウンスイッチがONとなる。CVTコントローラは、マニュア
ルモードスイッチのON信号が入力されると通常の変速制御からマニュアルモード
制御に切り替え、シフトアップスイッチ/シフトダウンスイッチのON信号が入力
されると、入力された信号に基づきマニュアルモードポジションの切り替えを行
う。
シフトスイッチ CVTケースに取り付けられており、セレクトレバー位置(P、R、N、D)に応じた
シフトポジション信号を検出している。なお、シフトポジション信号は、ECMへ
出力した後、CAN通信を介して、CVTコントローラへ入力している。また、P及び
Nレンジ以外のときはエンジン始動を禁止するためのインヒビタスイッチを内蔵
している。




プライマリソレノイド CVTコントローラからの電流値により制御されるリニアタイプのソレノイドであ
る。運転状態に応じたプーリ比(変速比)となるようにプライマリプーリ圧を調
圧しプライマリプーリの可動位置を制御している。
セカンダリソレノイド CVTコントローラからの電流値により制御されるリニアタイプのソレノイドであ
る。運転状態に応じセカンダリプーリの作動油圧(セカンダリ圧)を制御するこ
とで、動力伝達に必要なスチールベルトの張力を確保している。
デューティソレノイド CVTコントローラからのデューティ信号により制御されるデューティタイプのソ
レノイドである。フォワードクラッチ、リバースブレーキ、ロックアップクラッ
チの締結/解放を制御している。なお、このソレノイドは通電していない時、オ
イル通路を開くノーマルオープンタイプである。
(各シフトポジションにおけるデューティソレノイドの作動については、5-17 を参
照すること)
ON/OFFソレノイド CVTコントローラからのON/OFF信号により制御されるON/OFFタイプのソレノ
イドである。フォワードクラッチ及びリバースブレーキ側の油圧回路とロック
アップクラッチ側の油圧回路の切り替えを行っている。ソレノイドがOFFの時は、
フォワードクラッチ及びリバースクラッチ側、ONの時はロックアップクラッチ側
の油圧回路を開く。なお、このソレノイドは通電していない時、オイル通路を閉
じるノーマルクローズタイプである。
(各シフトポジションにおけるON/OFFソレノ

ホール素子タイプを採用し、インプットシャフトに結合しているフォワードク
ラッチドラムの回転速度を検出し、

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