DTC 12 助手席エアバッグ故障 WRX STI S4 XV HYBRID

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エアバッグシステム（診断） > ダイアグコード（DTC）別診断表

DTC 12 助手席エアバッグ故障

DTCの検知条件：

• エアバッグメインハーネス回路が断線、ショートまたはアースへのショート

• エアバッグモジュールハーネス（助手席）回路が断線、ショートまたはアースへのショート

• 助手席エアバッグモジュールの不良

• エアバッグコントロールユニットの不良

注意：

• エアバッグシステムを診断するときは、イグニッションスイッチを必ずOFFにし、バッテリーのマイナス端子を外した後、20秒以上経過してから整備を始めること

• エアバッグモジュール、シートベルトプリテンショナー、ロールコネクター、コントロールユニットおよびセンサーを交換するときは、各部品を再接続して警告灯が正常に作動することを確認すること

• エアバッグメインハーネスを点検するときは、安全のため運転席および助手席のエアバッグモジュールコネクターを切離すこと

• エアバッグリヤハーネスを点検するときは、安全のためサイドエアバッグモジュールコネクター、カーテンエアバッグモジュールコネクターおよびシートベルトプリテンショナーコネクターを切離すこと

参考：

作業にあたる前に、エアバッグレジスター (98299PA040) を2本準備する

配線図：

ステップ	チェック	はい	いいえ
1.コネクターの接触不良の点検エアバッグコントロールユニットと助手席エアバッグモジュール間のコネクターに接触不良があるか点検する	接触不良があるか？	エアバッグハーネスを交換する
2.助手席エアバッグモジュールの点検1) イグニッションスイッチをOFFにし、バッテリーのマイナス端子を外した後、20秒以上待つ 2) 助手席側のインストルメントパネルサイドカバーを取外し、コネクター (AB10) を (AB9) から切離す 3) テストハーネスPのコネクター (1P) をコネクター (AB9) に接続する 4) エアバッグレジスターをテストハーネスPのコネクター (2P) および (3P) に接続する 5) バッテリーのマイナス端子を取付け、イグニッションスイッチをONにする	エアバッグ警告灯は6秒間点灯し、その後消灯するか？	助手席エアバッグモジュールを交換する
3.エアバッグメインハーネス（助手席エアバッグハーネス）の点検1) イグニッションスイッチをOFFにし、バッテリーのマイナス端子を外した後、20秒以上待つ 2) エアバッグレジスターをテストハーネスPのコネクター (2P) および (3P) から切離す 3) インストルメントパネルロアカバーを取外し、コネクター (AB7) を (AB2) から切離す 4) エアバッグコントロールユニットからコネクター (AB6) を切離し、テストハーネスUのコネクター (1U) を接続する 5) テストハーネスUのコネクター (2U) とテストハーネスPのコネクター (2P) および (3P) 間の抵抗を測定するコネクター&端子(2U) No. 3 — (2P) No. 1：(2U) No. 5 — (2P) No. 2：(2U) No. 9 — (3P) No. 3：(2U) No. 13 — (3P) No. 4：	抵抗は10 Ω未満か？		エアバッグメインハーネスをボディハーネスごと交換する
4.エアバッグメインハーネス（助手席エアバッグハーネス）の点検テストハーネスUのコネクター (2U) の端子間およびコネクター (2U) とボディアース間の抵抗を測定するコネクター&端子(2U) No. 3 — (2U) No. 5：(2U) No. 3 — ボディアース：(2U) No. 5 — ボディアース：(2U) No. 9 — (2U) No. 13：(2U) No. 9 — ボディアース：(2U) No. 13 — ボディアース：	抵抗は1 MΩ以上か？		エアバッグメインハーネスをボディハーネスごと交換する
5.エアバッグコントロールユニットの点検1) すべてのコネクターを接続する 2) メモリーを消去する 3) 点検モードを実施する 4) DTCを読取る	同じDTCが表示されるか？	エアバッグコントロールユニットを交換する
6.画面にその他のDTCがないか点検	その他のDTCが表示されるか？	「ダイアグコード（DTC）一覧表」を使用して、DTCを点検する	診断を終了する