インプレッサスポーツハイブリッド エクシーガ クロスオーバー7 レヴォーグ レガシィ アウトバック B4 ツーリングワゴン BRZ XV HYBRID フォレスター
DTC 96 カーテンエアバッグモジュールLH故障
DTCの検知条件:
• カーテンエアバッグハーネス (LH) の電源へのショート
• エアバッグコントロールユニットの不良
注意:
• エアバッグシステムを診断するときは、イグニッションスイッチを必ずOFFにし、バッテリーのマイナス端子を外した後、20秒以上経過してから整備を始めること。
• エアバッグモジュール、シートベルトプリテンショナー、ロールコネクター、コントロールユニットおよびセンサーを交換するときは、各部品を再接続して警告灯が正常に作動することを確認すること。
• エアバッグメインハーネスを点検するときは、安全のため運転席および助手席のエアバッグモジュールコネクターを切離すこと。
• エアバッグリヤハーネスを点検するときは、安全のためサイドエアバッグモジュールコネクター、カーテンエアバッグモジュールコネクターおよびシートベルトプリテンショナーコネクターを切離すこと。
配線図:
ステップ | チェック | はい | いいえ |
1.コネクターの接触不良の点検エアバッグコントロールユニットとカーテンエアバッグモジュールLHおよびカーテンエアバッグセンサーLH間のコネクターに接触不良があるか点検する。 | 接触不良があるか? | エアバッグリヤハーネスをボディハーネスごと交換する。 | |
2.サイドエアバッグモジュールの点検1) イグニッションスイッチをOFFにし、バッテリーのマイナス端子を外した後、20秒以上待つ。2) コネクター (AB31) と (AB39) を切離し、テストハーネスFのコネクター (1F) をコネクター (AB31) に接続する。3) エアバッグレジスターをテストハーネスFのコネクター (3F) に接続する。4) バッテリーのマイナス端子を取付け、イグニッションスイッチをONにする。 | エアバッグ警告灯は6秒間点灯し、その後消灯するか? | カーテンエアバッグモジュール (LH) を交換する。 | |
3.エアバッグリヤハーネス(カーテンエアバッグモジュールハーネスLH)の点検1) イグニッションスイッチをOFFにし、バッテリーのマイナス端子を外した後、20秒以上待つ。2) シートベルトプリテンショナー (LH) からコネクター (AB21) を切離す。3) サイドエアバッグモジュール (LH) からコネクター (AB19) を切離す。4) テストハーネスFからエアバッグレジスターを切離す。5) エアバッグコントロールユニットからコネクター (AB17) を切離す。6) テストハーネスUのコネクター (1U) をコネクター (AB17) に接続する。7) バッテリーのマイナス端子を取付け、イグニッションスイッチをONにする。8) テストハーネスUのコネクター (5U) とボディアース間の電圧を測定する。コネクター&端子(5U) No. 1 (+) — ボディアース (−):(5U) No. 3 (+) — ボディアース (−): | 電圧は1 V未満か? | | エアバッグリヤハーネスをボディハーネスごと交換する。 |
4.エアバッグコントロールユニットの点検1) すべてのコネクターを接続する。2) メモリーを消去する。3) 点検モードを実施する。4) DTCを読取る。 | 同じDTCが表示されるか? | エアバッグコントロールユニットを交換する。 | |
5.画面にその他のDTCがないか点検 | その他のDTCが表示されるか? | 「ダイアグコード(DTC)一覧表」を使用して、DTCを点検する。 | 診断を終了する。 |
自動車の故障や修理方法、交換方法等に役立つ情報 参考資料は,サービスマニュアル 整備書 修理書 配線図 回路図等です。 トヨタ(TOYOTA) レクサス(LEXUS) ニッサン(N…