スバル インプレッサスポーツハイブリッド エクシーガ クロスオーバー7 レヴォーグ レガシィ アウトバック B4 ツーリングワゴン BRZ フォレスター
DTC P0350 点火コイル系回路
DTCの検知条件:
不具合発生と同時に検出する。
不具合の症状:
• アイドリング不良
• エンストする。
• 走行性不良
注意:
故障部品を修理または交換後、クリアメモリーモード と点検モード を実行すること。
配線図:
ステップ | チェック | はい | いいえ |
1.イグニッションシステムのスパークの点検1) イグニッションコイルをそれぞれのスパークプラグから取外す。2) 新品のスパークプラグをイグニッションコイルに取付ける。注意:スパークプラグをエンジンから取外さないこと。3) スパークプラグのねじ山部分をエンジンに接触させる。4) スロットルバルブを全開にする間、エンジンをクランキングさせて、それぞれのシリンダーにスパークが発生しているか点検する。 | 各シリンダーでスパークが発生するか? | エンジン警告灯が点灯しても、この時点では回路は通常の状態に戻っている。不具合を再現させてから、再度診断を行う。参考:この場合、一時的なコネクターの接触不良が考えられる。 | |
2.イグニッションコイルの電源供給回路の点検1) イグニッションスイッチをOFFにする。2) イグニッションコイルからコネクターを切離す。3) イグニッションスイッチをONにする。4) イグニッションコイルコネクターとエンジンアース間の電圧を測定する。コネクター&端子(E31) No. 3 (+) — エンジンアース (−):(E32) No. 3 (+) — エンジンアース (−):(E33) No. 3 (+) — エンジンアース (−):(E34) No. 3 (+) — エンジンアース (−): | 電圧は10 V以上か? | | ハーネスおよびコネクターを修理する。参考:この場合、以下の項目を修理する。• イグニッションコイルとイグニッションスイッチコネクター間のハーネスの断線• 中間コネクターの接触不良 |
3.ECUとイグニッションコイルのアース回路のハーネスの点検1) イグニッションスイッチをOFFにする。2) ECUからコネクターを切離す。3) ECUおよびイグニッションコイルコネクターとボディアース間の抵抗を測定する。コネクター&端子(B136) No. 22 — ボディアース:(E31) No. 2 — エンジンアース:(E32) No. 2 — エンジンアース:(E33) No. 2 — エンジンアース:(E34) No. 2 — エンジンアース: | 抵抗は5 Ω未満か? | | ハーネスおよびコネクターを修理する。参考:この場合、以下の項目を修理する。• イグニッションコイルコネクターとエンジンアース間のハーネスの断線• 中間コネクターの接触不良 |
4.ECUとイグニッションコイルコネクター間のハーネスの点検ECUとイグニッションコイルコネクター間のハーネスの抵抗を測定する。コネクター&端子(B137) No. 5 — (E31) No. 1:(B137) No. 16 — (E32) No. 1:(B137) No. 4 — (E33) No. 1:(B137) No. 17 — (E34) No. 1: | 抵抗は1 Ω未満か? | | ハーネスおよびコネクターを修理する。参考:この場合、以下の項目を修理する。• ECUとイグニッションコイルコネクター間のハーネスの断線• 中間コネクターの接触不良 |
5.ECUとイグニッションコイルコネクター間のハーネスの点検イグニッションコイルコネクターとエンジンアース間の抵抗を測定する。コネクター&端子:(E31) No. 1 — エンジンアース:(E32) No. 1 — エンジンアース:(E33) No. 1 — エンジンアース:(E34) No. 1 — エンジンアース: | 抵抗は1 MΩ以上か? | | ECUとイグニッションコイルコネクター間のハーネスのアースショートを修理する。 |
6.接触不良の点検1) ECUおよびイグニッションコイルコネクターの接触不良を点検する。 | 接触不良があるか? | コネクターを修理する。参考:この場合、以下の項目を修理する。• ECUコネクターの接触不良• イグニッションコイルコネクターの接触不良 | イグニッションコイルを交換する。 |
自動車の故障や修理方法、交換方法等に役立つ情報 参考資料は,サービスマニュアル 整備書 修理書 配線図 回路図等です。 トヨタ(TOYOTA) レクサス(LEXUS) ニッサン(N…