スバル インプレッサスポーツハイブリッド エクシーガ クロスオーバー7 レヴォーグ レガシィ アウトバック B4 ツーリングワゴン BRZ WRX STI S4 XV HYBRID フォレスター
DTC P0753 ATシフトソレノイド1系回路(シフトソレノイドA)
DTCの検知条件:
ロークラッチデューティソレノイドの出力信号回路が断線またはショートしている。
不具合の症状:
過度のシフトショック
配線図:
ステップ | チェック | はい | いいえ |
1.TCUとトランスミッション間のハーネスコネクターの点検1) イグニッションスイッチをOFFにする。2) TCUとトランスミッションからコネクターを切離す。3) TCUとトランスミッションコネクター間のハーネスの抵抗を測定する。コネクター&端子DOHCモデル(B55) No. 9 — (B11) No. 4:SOHCモデル(B55) No. 7 — (B11) No. 4: | 抵抗は1 Ω未満か? | | TCUとトランスミッションコネクター間のハーネスの断線した回路を修理する。 |
2.TCUとトランスミッション間のハーネスコネクターの点検TCUコネクターとトランスミッションアース間のハーネスの抵抗を測定する。コネクター&端子DOHCモデル(B55) No. 9 — ボディアース:SOHCモデル(B55) No. 7 — ボディアース: | 抵抗は1 MΩ以上か? | | TCUとトランスミッションコネクター間のハーネスのショートした回路を修理する。 |
3.ロークラッチデューティソレノイドの点検トランスミッションコネクター端子間の抵抗を測定する。コネクター&端子(T4) No. 4 — No. 20: | 抵抗は2.0~6.0 Ωか? | | |
4.スバルセレクトモニターを使用してのTCU出力信号の点検1) TCUとトランスミッションにコネクターを接続する。2) スバルセレクトモニターをデータリンクコネクターに接続する。3) エンジンを始動させて、スバルセレクトモニターのスイッチをONにする。4) ATF温度が約80°C (176°F)を超えるまで、トランスミッションを暖機する。参考:外気温度が0°C (32°F) より下がった場合、ATFが作動温度に到達するまで、車両を走行させる。5) エンジンを停止して、イグニッションスイッチをON(エンジンOFF)にする。6) セレクトレバーを「P」または「N」レンジにシフトし、アクセルペダルを踏込む。7) スバルセレクトモニターを使用して、ロークラッチデューティソレノイドのデータを読取る。• ロークラッチデューティソレノイドは「%」表示される。 | 測定値は100%か? | | |
5.スバルセレクトモニターを使用してのTCU出力信号の点検1) イグニッションスイッチをONにする。(エンジンOFF)2) セレクトレバーを「D」レンジにシフトする。3) ロークラッチデューティソレノイドのデータを読取る。 | 測定値は0%か? | ATF温度警告灯が点滅していた場合でも、回路は現在正常である。コネクターまたはハーネスの一時的な接触不良が原因である。トランスミッションのハーネスまたはコネクターを修理する。 | |
6.接触不良の点検 | ロークラッチデューティソレノイド回路に接触不良があるか? | 接触不良を修理する。 | TCUを交換する。 |
7.ロークラッチデューティソレノイド(トランスミッション内)の点検1) ブラケットからトランスミッションコネクターを取外す。2) ATFを抜く。注意:ATFが冷却されるまで、ATFを抜かないこと。3) オイルパンを取外して、コントロールバルブボディからコネクターを切離す。4) ロークラッチデューティソレノイドコネクターとトランスミッションアース間の抵抗を測定する。コネクター&端子(AT3) No. 2 — トランスミッションアース: | 抵抗は2.0~6.0 Ωか? | | コントロールバルブボディを交換する。 |
8.トランスミッションとロークラッチデューティソレノイド間のハーネスコネクターの点検ロークラッチデューティソレノイドとトランスミッションコネクター間のハーネスの抵抗を測定する。コネクター&端子(T4) No. 4 — (AT3) No. 2: | 抵抗は1 Ω未満か? | | ロークラッチデューティソレノイドとトランスミッションコネクター間のハーネスの断線した回路を修理する。 |
9.トランスミッションとロークラッチデューティソレノイド間のハーネスコネクターの点検トランスミッションコネクターとトランスミッションアース間のハーネスの抵抗を測定する。コネクター&端子(T4) No. 4 — トランスミッションアース: | 抵抗は1 MΩ以上か? | ATF温度警告灯が点滅していた場合でも、回路は現在正常である。コネクターまたはハーネスの一時的な接触不良が原因である。ロークラッチデューティソレノイドとトランスミッションのハーネスまたはコネクターを修理する。 | ロークラッチデューティソレノイドとトランスミッションコネクター間のハーネスのショートした回路を修理する。 |
自動車の故障や修理方法、交換方法等に役立つ情報 参考資料は,サービスマニュアル 整備書 修理書 配線図 回路図等です。 トヨタ(TOYOTA) レクサス(LEXUS) ニッサン(N…