DTC P1716 ATF温度センサー2（LOW） インプレッサ

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DTC P1716 ATF温度センサー2（LOW）

DTCの検知条件：

ATF温度センサー2への入力信号回路が断線またはショートしている。

不具合の症状：

過度のシフトショック

配線図：

ステップ	チェック	はい	いいえ
1.TCUとトランスミッション間のハーネスコネクターの点検1) イグニッションスイッチをOFFにする。2) TCUとトランスミッションからコネクターを切離す。3) TCUとトランスミッションコネクター間のハーネスの抵抗を測定する。コネクター&端子(B54) No. 13 — (B11) No. 12：(B54) No. 11 — (B11) No. 6：	抵抗は1 Ω未満か？		TCUとトランスミッションコネクター間のハーネスの断線した回路を修理する。
2.ATF温度センサーの点検1) イグニッションスイッチをOFFにする。2) トランスミッションとTCUにコネクターを接続する。3) イグニッションスイッチをONにして、エンジンを始動させる。4) ATF温度が80°C (176°F)を超えるまで、トランスミッションを暖機する。参考：外気温度が0°C (32°F) より下がった場合、ATFが作動温度に到達するまで、車両を走行させる。5) トランスミッションからコネクターを切離す。6) トランスミッションコネクター端子間の抵抗を測定する。コネクター&端子(T4) No. 6 — (T4) No. 12：	抵抗は300～700 Ωか？
3.ATF温度センサーの点検トランスミッションコネクター端子間の抵抗を測定する。コネクター&端子(T4) No. 6 — (T4) No. 12：	ATF温度が下がる間、抵抗値は上昇するか？
4.スバルセレクトモニターを使用しての、TCU入力信号の点検1) コネクターを接続する。2) イグニッションスイッチをONにする。（エンジンOFF）3) スバルセレクトモニターを使用して、ATF温度を読取る。	ATF温度は徐々に下がっているか？	AT OIL TEMPランプが点滅した場合でも、システムは現在正常である。コネクターまたはハーネスの一時的な接触不良が原因である。ATF温度センサーとトランスミッションコネクターのハーネスの接触不良を修理する。
5.トランスミッションとコントロールバルブボディ間のハーネスコネクターの点検1) イグニッションスイッチをOFFにする。2) トランスミッションからコネクターを切離す。3) ブラケットからトランスミッションコネクターを取外す。4) 車両をリフトアップし、リジットラック上に置く。参考：全車輪を床から離す。5) ATFを抜取る。注意：ATFが冷却されるまで、ATFを抜かないこと。6) オイルパンを取外して、コントロールバルブボディコネクターからコネクターを切離す。7) トランスミッションコネクターとコントロールバルブボディコネクター間の抵抗を測定する。コネクター&端子(T4) No. 12 — (T10) No. 1：(T4) No. 6 — (T11) No. 2：	抵抗は1 Ω未満か？	コントロールバルブボディを交換する。	トランスミッションコネクターとコントロールバルブボディコネクター間のハーネスの断線した回路を修理する。
6.接触不良の点検ATF温度センサー1回路の接触不良を点検する。	接触不良があるか？	接触不良を修理する。	TCUを交換する。