DTC P0222 スロットル開度センサ2電圧低いヴェゼル WR-V ZR-V

DTC P0222: スロットル開度センサ2電圧低い

故障診断を始める前に、フリーズデータおよびオンボードスナップショット情報をHDSに保存し、故障診断の進め方を確認する再現テスト

1-1 イグニッションスイッチをON（ II ）にする 1-2 HDSでDTCをクリアする 1-3 データリスト内のスロットル開度センサ2をHDSで確認する ◆ 約0.3V以下を示すか YES - ステップ 2 へ進む NO - ECUとスロットルボディ間カプラの一時的な接続不良再現テスト

2-1 DTCメニュー内のテンポラリDTCまたはDTCをHDSで確認する ◆ DTC P0122とP0222が同時に表示されているか YES - ステップ 4 へ進む NO - ステップ 3 へ進む ECUとセンサ間（TPS2ライン）の短絡点検 3-1 イグニッションスイッチをOFFにする 3-2 HDSでSCSモードのSCSショートを実行する 3-3 スロットルボディ6Pカプラを外す 3-4 ECUカプラC（44P）を外す 3-5 スロットルボディ6PカプラのNo.3端子とボディアース間の導通を確認する ◆ 導通があるか YES - ECU（C21端子）とスロットルボディ間コードの短絡を修理後、ステップ 7 へ進む NO - ステップ 8 へ進む

TPS2(黄) スロットルボディ6Pカプラメス端子のコード側

ECUとセンサ間（VCC3ライン）の断線点検 4-1 スロットルボディ6PカプラのNo.2端子とボディアース間の電圧を測定する ◆ 4.75－5.25V出るか YES - ステップ 6 へ進む NO - ステップ 5 へ進む

VCC3(緑) スロットルボディ6Pカプラメス端子のコード側

ECUとセンサ間（VCC3ライン）の断線点検 5-1 イグニッションスイッチをOFFにする 5-2 HDSでSCSモードのSCSショートを実行する 5-3 スロットルボディ6Pカプラを外す 5-4 ECUカプラC（44P）を外す 5-5 ECUカプラC（44P）のNo.12端子とスロットルボディ6PカプラのNo.2端子間の導通を確認する ◆ 導通があるか YES - ステップ 8 へ進む NO - ECU（C12端子）とスロットルボディ間コードの断線を修理後、ステップ 7 へ進むスロットルボディの交換と修理後の点検 6-1 イグニッションスイッチをOFFにする 6-2 スロットルボディを交換する 6-3 イグニッションスイッチをON（ II ）にする 6-4 HDSでPGM-FI ECUをリセットする 6-5 アイドリングの学習を行う 6-6 DTCメニュー内のテンポラリDTCまたはDTCをHDSで確認する ◆ DTC P0222は表示されているか YES - ECUとスロットルボディ間カプラの接続不良を点検し、ステップ 1 に戻り再診断を行う NO - • 故障診断完了 • DTC P0222以外のテンポラリDTCまたはDTCが表示された場合は、表示されたDTCの故障診断を行う修理後の点検 7-1 すべてのカプラを再接続する 7-2 イグニッションスイッチをON（ II ）にする 7-3 HDSでPGM-FI ECUをリセットする 7-4 アイドリングの学習を行う 7-5 DTCメニュー内のテンポラリDTCまたはDTCをHDSで確認する ◆ DTC P0222は表示されているか YES - • DTC P0222は表示されているか • ECUとスロットルボディ間カプラの接続不良を点検し、ステップ 1 に戻り再診断を行う NO - • 故障診断完了 • DTC P0222以外のテンポラリDTCまたはDTCが表示された場合は、表示されたDTCの故障診断を行う ECUのアップデートまたは交換と修理後の点検 8-1 ECUのプログラムが最新でない場合は、最新のプログラムにアップデートする既にプログラムが最新であった場合は、新品ECUで診断する 8-2 DTCメニュー内のテンポラリDTCまたはDTCをHDSで確認する ◆ DTC P0222は表示されているか YES - • ECUのプログラムを最新にアップデートした場合は、新品ECUを使用して再診断を行う • 新品ECUで診断した場合は、ECUとスロットルボディ間カプラの接続不良を点検し、ステップ 1 に戻り再診断を行う NO - • ECUのプログラムを最新にアップデートした場合は、故障診断完了 • 新品ECUで診断した場合は、元のECUを新品 ECU に交換する • DTC P0222以外のテンポラリDTCまたはDTCが表示された場合は、表示されたDTCの故障診断を行う