DTC P0301 P0302 P0303 P0304 ヴェゼル WR-V ZR-V

No.1シリンダ失火 No.2シリンダ失火 No.3シリンダ失火 No.4シリンダ失火 ステップワゴンスパーダ フィット フリードスパイク ホンダ シビックタイプR CR-V e:FCEV ハイブリッド CR-Z S-2000 アコード プラグイン インテグラ エリシオン オデッセイ スパイク レジェンド

DTC P0301: No.1シリンダ失火 DTC P0302: No.2シリンダ失火 DTC P0303: No.3シリンダ失火 DTC P0304: No.4シリンダ失火 故障診断を始める前に、フリーズ データおよびオンボード スナップショット情報をHDSに保存し、 故障診断の進め方 を確認する OBDステータスの確認(アイドリング時) 1-1 イグニッション スイッチをON( II )にする 1-2 HDSでDTCをクリアする 1-3 エンジンを始動し、ラジエータ ファンが2回作動した後、さらに無負荷で2分間以上暖機運転する 1-4 DTCメニュー内、DTC P0301、P0302、P0303またはP0304のOBDステータスをHDSで確認する ◆ 故障判定か YES - ステップ 5 へ進む NO - • 正常判定の場合は、ステップ 2 へ進む • 実行中または条件外の場合は、結果が表示されるまでアイドリングを続ける データ リストの確認(アイドリング時) 2-1 データ リスト内のNo.1シリンダ、No.2シリンダ、No.3シリンダまたはNo.4シリンダの失火をHDSで約10分間確認する ◆ No.1シリンダ、No.2シリンダ、No.3シリンダまたはNo.4シリンダの失火カウントを表示しているか YES - ステップ 5 へ進む NO - ステップ 3 へ進む OBDステータスの確認(テスト走行時) 3-1 以下の記録したフリーズ データの条件下でテスト走行を行う • エンジン回転数 • 車速 • スロットル開度 • エンジン負荷 • アクセル ペダル開度 フリーズ データの条件が高速道路における条件下である場合は、テスト走行は行わない 3-2 DTCメニュー内、DTC P0301、P0302、P0303またはP0304のOBDステータスをHDSで確認する ◆ 故障判定か YES - ステップ 5 へ進む NO - • 正常判定の場合は、ステップ 4 へ進む • 実行中または条件外の場合は、結果が表示されるまでテスト走行を続ける データ リストの確認(テスト走行時) 4-1 データ リスト内のNo.1シリンダ、No.2シリンダ、No.3シリンダまたはNo.4シリンダの失火をHDSで約10分間確認する ◆ No.1シリンダ、No.2シリンダ、No.3シリンダまたはNo.4シリンダの失火カウントを表示しているか YES - ステップ 5 へ進む NO - 一時的な単数シリンダ失火 再現テスト(イグニッション コイル) 5-1 イグニッション スイッチをOFFにする 5-2 失火の発生した気筒のイグニッション コイルと正常な気筒のイグニッション コイルを交換する 5-3 以下の記録したフリーズ データの条件下でテスト走行を行う • エンジン回転数 • 車速 • スロットル開度 • エンジン負荷 • アクセル ペダル開度 フリーズ データの条件が高速道路における条件下である場合は、テスト走行は行わない 5-4 データ リスト内のNo.1シリンダ、No.2シリンダ、No.3シリンダまたはNo.4シリンダの失火をHDSで約10分間確認する ◆ No.1シリンダ、No.2シリンダ、No.3シリンダまたはNo.4シリンダの失火カウントを表示しているか YES - ステップ 6 へ進む NO - ECUとイグニッション コイル間カプラの一時的な接続不良 イグニッション コイルの点検 6-1 正常な気筒のイグニッション コイルに交換した気筒とは別の気筒で失火カウントが確認されるかをHDSで点検する ◆ 別の気筒で失火が確認されるか YES - 失火が確認された気筒のイグニッション コイルを交換した後、ステップ 18 へ進む NO - ステップ 7 へ進む 再現テスト(スパーク プラグ) 7-1 イグニッション スイッチをOFFにする 7-2 失火の発生した気筒のスパーク プラグと正常な気筒のスパーク プラグを交換する 7-3 以下の記録したフリーズ データの条件下でテスト走行を行う • エンジン回転数 • 車速 • スロットル開度 • エンジン負荷 • アクセル ペダル開度 フリーズ データの条件が高速道路における条件下である場合は、テスト走行は行わない 7-4 データ リスト内のNo.1シリンダ、No.2シリンダ、No.3シリンダまたはNo.4シリンダの失火をHDSで約10分間確認する ◆ No.1シリンダ、No.2シリンダ、No.3シリンダまたはNo.4シリンダの失火カウントを表示しているか YES - ステップ 8 へ進む NO - スパーク プラグの汚れなどによる一時的な失火 スパーク プラグの点検 8-1 正常な気筒のスパーク プラグに交換した気筒とは別の気筒で失火カウントが確認されるかをHDSで点検する ◆ 別の気筒で失火が確認されるか YES - 失火が確認された気筒のスパーク プラグを交換した後、ステップ 18 へ進む NO - ステップ 9 へ進む 再現テスト(フューエル インジェクタ) 9-1 イグニッション スイッチをOFFにする 9-2 失火の発生した気筒のフューエル インジェクタと正常な気筒のフューエル インジェクタを交換する 9-3 エンジンを始動し、2分間アイドリング状態にする 9-4 以下の記録したフリーズ データの条件下でテスト走行を行う • エンジン回転数 • 車速 • スロットル開度 • エンジン負荷 • アクセル ペダル開度 フリーズ データの条件が高速道路における条件下である場合は、テスト走行は行わない 9-5 データ リスト内のNo.1シリンダ、No.2シリンダ、No.3シリンダまたはNo.4シリンダの失火をHDSで約10分間確認する ◆ No.1シリンダ、No.2シリンダ、No.3シリンダまたはNo.4シリンダの失火カウントを表示しているか YES - ステップ 10 へ進む NO - ECUとフューエル インジェクタ間カプラの一時的な接続不良 フューエル インジェクタの点検 10-1 正常な気筒のフューエル インジェクタに交換した気筒とは別の気筒で失火カウントが確認されるかをHDSで点検する ◆ 別の気筒で失火が確認されるか YES - 失 火が確認された気筒のフューエル インジェクタを交換 した後、ステップ 18 へ進む NO - ステップ 11 へ進む 圧縮圧力点検 11-1 圧縮圧力の点検を行う ◆ 正常か YES - ステップ 12 へ進む NO - 圧縮圧力不良原因の修理、バルブ クリアランス調整などを行った後、ステップ 18 へ進む VTECロッカ アームAssy.の点検 12-1 VTECロッカ アームAssy.の点検を行う ◆ 正常か YES - ステップ 13 へ進む NO - VTECロッカ アームAssy.の調整または修理を行った後、ステップ 18 へ進む ECUとフューエル インジェクタ間(INJライン)の断線、短絡点検 13-1 イグニッション スイッチをOFFにする 13-2 HDSでSCSモードのSCSショートを実行する 13-3 ECUカプラC(44P)を外す 13-4 イグニッション スイッチをON( II )にする 13-5 ECUカプラC(44P)の各端子とボディ アース間の電圧を測定する(*表参照) *: シリンダ
No. DTC ECUカプラC
(44P)端子 INJライン間
コード色 No.1 P0301 No.5 茶 No.2 P0302 No.6 赤 No.3 P0303 No.7 青 No.4 P0304 No.8 黄
◆ バッテリ電圧が出るか YES - ステップ 17 へ進む NO - ステップ 14 へ進む
INJ1(茶) ECUカプラC(44P) メス端子の端子側 INJ2(赤) INJ3(青) INJ4(黄)

フューエル インジェクタの電源系(IGPライン)の点検 14-1 イグニッション スイッチをOFFにする 14-2 フューエル インジェクタ2Pカプラを外す 14-3 イグニッション スイッチをON( II )にする 14-4 フューエル インジェクタ2PカプラのNo.1端子とボディ アース間の電圧を測定する ◆ バッテリ電圧が出るか YES - ステップ 15 へ進む NO - フューエル インジェクタとPGM-FIメイン リレー1間コードの断線を修理後、ステップ 18 へ進む フューエル インジェクタ2Pカプラ IGP(黄/黒) メス端子のコード側

ECUとフューエル インジェクタ間(INJライン)の短絡点検 15-1 イグニッション スイッチをOFFにする 15-2 ECUカプラC(44P)の各端子とボディ アース間の導通を確認する(*表参照) *: シリンダ
No. DTC ECUカプラC
(44P)端子 INJライン間
コード色 No.1 P0301 No.5 茶 No.2 P0302 No.6 赤 No.3 P0303 No.7 青 No.4 P0304 No.8 黄
◆ 導通があるか YES - フューエル インジェクタとECU間コードの短絡を修理後、ステップ 18 へ進む(*表参照) NO - ステップ 16 へ進む
INJ1(茶) ECUカプラC(44P) メス端子の端子側 INJ2(赤) INJ3(青) INJ4(黄)

ECUとフューエル インジェクタ間(INJライン)の断線点検 16-1 ECUカプラC(44P)の各端子とフューエル インジェクタ2PカプラのNo.2端子間の導通を確認する(*表参照) *: シリンダ
No. DTC ECUカプラC
(44P)端子 INJライン間
コード色 No.1 P0301 No.5 茶 No.2 P0302 No.6 赤 No.3 P0303 No.7 青 No.4 P0304 No.8 黄
◆ 導通があるか YES - ステップ 17 へ進む NO - フューエル インジェクタとECU間コードの断線を修理後、ステップ 18 へ進む(*表参照)
INJ メス端子の
コード側 フューエル インジェクタ2Pカプラ ECUカプラC
(44P) メス端子の端子側 INJ2(赤) INJ3(青) INJ4(黄) INJ1(茶)

フューエル インジェクタの点検 17-1 イグニッション スイッチをOFFにする 17-2 フューエル インジェクタ2Pカプラを外す 17-3 フューエル インジェクタ2PカプラのNo.1端子とNo.2端子間の抵抗を測定する ◆ 10-13Ωか(室温時) YES - ステップ 20 へ進む NO - フューエル インジェクタを交換後 、ステップ 18 へ進む 修理後の点検 18-1 すべてのカプラを再接続する 18-2 イグニッション スイッチをON( II )にする 18-3 HDSでPGM-FI ECUをリセットする 18-4 HDSでクランク パターン学習値をクリアする 18-5 アイドリングの学習を行う 18-6 クランク パターンの学習を行う 18-7 以下の記録したフリーズ データの条件下でテスト走行を行う • エンジン回転数 • 車速 • スロットル開度 • エンジン負荷 • アクセル ペダル開度 フリーズ データの条件が高速道路における条件下である場合は、テスト走行は行わない 18-8 DTCメニュー内のテンポラリDTCまたはDTCをHDSで確認する ◆ DTC P0301、P0302、P0303またはP0304は表示されているか YES - 複数シリンダ故障診断を行う NO - • ステップ 19 へ進む • DTC P0301、P0302、P0303またはP0304以外のテンポラリDTCまたはDTCが表示された場合は、 DTC P0301、P0302、P0303またはP0304の故障診断完了後、表示されたDTCの故障診断を行う OBDステータスの確認 19-1 DTCメニュー内、DTC P0301、P0302、P0303またはP0304のOBDステータスをHDSで確認する ◆ 正常判定か YES - 故障診断完了 NO - • 故障判定の場合は、ステップ 1 に戻り再診断を行う • 実行中または条件外の場合は、結果が表示されるまでテスト走行を続ける ECUのアップデートまたは交換と修理後の点検 20-1 ECUのプログラムが最新でない場合は、 最新のプログラムにアップデートする 既にプログラムが最新であった場合は、新品ECUで診断する 20-2 以下の記録したフリーズ データの条件下でテスト走行を行う • エンジン回転数 • 車速 • スロットル開度 • エンジン負荷 • アクセル ペダル開度 フリーズ データの条件が高速道路における条件下である場合は、テスト走行は行わない 20-3 DTCメニュー内のテンポラリDTCまたはDTCをHDSで確認する ◆ DTC P0301、P0302、P0303またはP0304は表示されているか YES - • ECUのプログラムを最新にアップデートした場合は、新品ECUを使用して再診断を行う • 新品ECUで診断した場合は、ECUとイグニッション コイル、フューエル インジェクタ間カプラの接続不良を点検し、ステップ 1 に戻り再診断を行う NO - • ステップ 21 へ進む • DTC P0301、P0302、P0303またはP0304以外のテンポラリDTCまたはDTCが表示された場合は、 DTC P0301、P0302、P0303またはP0304の故障診断完了後、表示されたDTCの故障診断を行う OBDステータスの確認 21-1 DTCメニュー内、DTC P0301、P0302、P0303または P0304のOBDステータスをHDSで確認する ◆ 正常判定か YES - • ECUのプログラムを最新にアップデートした場合は、故障診断完了 • 新品ECUで診断した場合は、元のECUを新品 ECU に交換する NO - • 故障判定の場合: - ECUのプログラムを最新にアップデートした場合は、新品ECUに交換して、ステップ 20-2 に戻り再診断を行う - 新品ECUで診断した場合は、ECUとイグニッション コイル、フューエル インジェクタ間カプラの接続不良を点検し、ステップ 1 に戻り再診断を行う • 実行中または条件外の場合は、結果が表示されるまでテスト走行を続ける フューエル インジェクタ2Pカプラ INJ オス端子の端子側 IGP
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