EPS DTC 21-03 CAN車速固着故障 ヴェゼル WR-V ZR-V

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DTC 21-03:

CAN車速固着故障

•	EPS警告の点灯と同時にPGM-FI警告灯が点灯、もしくはD表示灯が点滅した場合、最初にPGM-FIシステムの故障診断 、 もしくはオートマチック トランスミッション システムの故障診断 、 CVT車はHondaマルチマチック トランスミッション コントロール システムの故障診断 を行う。
•	停車中、故意にエンジン回転数を上げる作業（PGM-FIシステム故障診断の再現テスト時（暖機運転）など）において、EPS警告灯が点灯する場合がある。これはDTC21-03の判定条件によるものであり、EPSシステムは正常な場合がある。
•	診断中にABS警告灯が点灯する場合があるが、これはABSのDTC判定条件によるものである。ABS警告灯が点灯した場合はABSのDTCを消去する。

1. 車速信号の点検 1-1 車体をジャッキ アップし、全輪を地面から浮かせる 1-2 エンジンを始動し、Dポジションで車輪を空転させる 1-3 データ リスト内の車速をHDSで確認する

◆ 0km/hが表示されているか

YES	-	ステップ 2 へ進む
NO	-	現在システムは正常

1. 再現テスト 2-1 イグニッション スイッチをOFFにする 2-2 エンジンを始動する 2-3 タコメータおよびスピード メータが正常に作動しているか確認する

◆ 正常か

YES	-	接続カプラの接触不良を点検し、異常がなければ EPSコントロール ユニットを交換する
NO	-	コンビネーション メータの故障診断を行う