DTC B2-1x:サテライトセーフィングセンサ回路シグナル系

DTC B2-1x（‘‘x’’は0から9またはAからFを表している）: サテライトセーフィングセンサ回路シグナル系の異常

故障診断において、SRSシステムの構成部品（SRSユニットを除く）を交換した場合は、DTCのクリアを行う。 DTCの確認 1-1 DTCをクリアする 1-2 イグニッションスイッチをON（ II ）にし、10秒以上待つ 1-3 DTCを確認する ◆ DTC B2-1xを表示するか YES - ステップ 2 へ進む NO - 一過性故障の点検を行うカプラの接続確認 2-1 イグニッションスイッチをOFFにする 2-2 バッテリケーブルの接続を外し、3分待つ 2-3 SRSサブワイヤハーネス2Ｐカプラとサテライトセーフィングセンサの接続状態を確認する ◆ カプラの接続は正常か YES - ステップ 3 へ進む NO - カプラを再接続し、再確認するハーネスの短絡点検 3-1 SRSユニットからSRSユニットBカプラ（39P）の接続を外す 3-2 サテライトセーフィングセンサからSRSサブワイヤハーネス2Pカプラの接続を外す 3-3 SRSユニットＢカプラ（39P）のNo.26端子とNo.27端子間の抵抗を測定する ◆ 1MΩ以上か YES - ステップ 4 へ進む NO - SRSサブワイヤハーネスを交換する

SRSユニットBカプラ(39P) メス端子のコード側

ハーネスのボディ短絡点検 4-1 SRSユニットＢカプラ（39P）のNo.26端子とボディアース間、およびNo.27端子とボディアース間の抵抗を測定する ◆ 1MΩ以上か YES - ステップ 5 へ進む NO - SRSサブワイヤハーネスを交換する

SRSユニットBカプラ(39P) メス端子のコード側

ハーネスの電源短絡点検 5-1 バッテリケーブルを接続する 5-2 イグニッションスイッチをON（ II ）にする 5-3 SRSユニットＢカプラ（39P）のNo.26端子とボディアース間、およびNo.27端子とボディアース間の電圧を測定する ◆ 1.0V以下か YES - ステップ 6 へ進む NO - SRSサブワイヤハーネスを交換する

SRSユニットBカプラ(39P) メス端子のコード側

ハーネスの断線点検 6-1 イグニッションスイッチをOFFにする 6-2 バッテリケーブルの接続を外し、3分待つ 6-3 SRSサブワイヤハーネス2PカプラのNo.1端子とNo.2端子間をジャンパワイヤで短絡させる 6-4 SRSユニットBカプラ（39P）のNo.26端子とNo.27端子間の抵抗を測定する ◆ 1Ω以下か YES - ステップ 7 へ進む NO - SRSサブワイヤハーネスを交換する SRSサブワイヤハーネス2Pカプラからジャンパワイヤを取外す良品のサテライトセーフィングセンサに交換し、 SRSサブワイヤハーネス2Pカプラを接続する SRSユニットにSRSユニットBカプラ（39P）を接続する DTCをクリアするイグニッションスイッチをON（ II ）にし、10秒以上待つ DTCを確認する ◆ DTC B2-1xを表示するか YES - SRSユニットを交換する NO - サテライトセーフィングセンサを交換する