DTC 65-11:ブレーキ フルードレベル スイッチ回路異常 フィット

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DTC 65-11:

ブレーキ フルード レベル スイッチ回路異常

•	イグニッション スイッチをON（II）の状態でブレーキ フルードの交換を行うと、DTC65-11が表示される
•	故障診断を始める前に、フリーズ データおよびオンボード スナップショット情報をHDSに保存し 、故障診断の進め方を確認する

1. ブレーキ フルードの点検 1-1 リザーバ タンク内のブレーキ フルード量を点検する

◆ 正常か

YES	-	ステップ 2 へ進む
NO	-	フロント ブレーキ パッドの点検 、 リヤ ブレーキ パッドの点検 、 ブレーキ ホース/パイプの点検 、ブレーキ フルードの補充を行い、ステップ 2 へ進む

1. 再現テスト 2-1 イグニッション スイッチをON（ II ）にする 2-2 HDSでDTCをクリアする 2-3 イグニッション スイッチをOFFにする 2-4 イグニッション スイッチをON（ II ）にする 2-5 DTCメニュー内のDTCをHDSで確認する

◆ DTC65-11は表示されているか

YES	-	ステップ 3 へ進む
NO	-	ブレーキ フルード レベル スイッチ、コンビネーション メータ、VSAモジュレータ コントロール ユニット間コードの一時的な接触不良

1. ブレーキ警告灯の点検 3-1 パーキング ブレーキを解除する 3-2 イグニッション スイッチをOFFにする 3-3 イグニッション スイッチをON（ II ）にする 3-4 ブレーキ警告灯の点灯状況を確認する

◆ ブレーキ警告灯は点灯するか

YES	-	ステップ 7 へ進む
NO	-	ステップ 4 へ進む

1. コンビネーション メータの点検 4-1 データ リスト内のブレーキ フルード レベルをHDSで確認する

◆ OFFが表示されているか

YES	-	良品コンビネーション メータを使用してステップ 2 に戻り再点検を行う DTCが表示されなかった場合は、元の コンビネーション メータ交換
NO	-	ステップ 5 へ進む

1. ブレーキ フルード レベル スイッチの点検 5-1 ブレーキ フルード レベル スイッチ2Pカプラの接続を外す 5-2 データ リスト内のブレーキ フルード レベルをHDSで確認する

◆ OFFが表示されているか

YES	-	ブレーキ フルード リザーバ タンク（ブレーキ フルード レベル スイッチ内蔵）交換
NO	-	ステップ 6 へ進む

1. ブレーキ フルード レベル スイッチ回路のボディ短絡点検 6-1 イグニッション スイッチをOFFにする 6-2 コンビネーション メータ32Pカプラの接続を外す 6-3 ブレーキ フルード レベル スイッチ2PカプラNo.2端子とボディ アース間の導通を確認する

◆ 導通があるか

YES	-	コンビネーション メータとブレーキ フルード レベル スイッチ間コードのボディ短絡
NO	-	良品コンビネーション メータを使用してステップ 1 に戻り再点検を行う DTCが表示されなかった場合は、元の コンビネーション メータ交換

1. VSAモジュレータ コントロール ユニットのプログラムの点検 7-1 VSAモジュレータ コントロール ユニットのプログラムが最新か確認する

◆ プログラムは最新か

YES	-	VSAモジュレータ コントロール ユニット36Pカプラの接続不良を点検し、異常がなければ VSAモジュレータ コントロール ユニット交換
NO	-	ステップ 8 へ進む

1. VSAモジュレータ コントロール ユニットのアップデート 8-1 VSAモジュレータ コントロール ユニットのプログラムを最新のプログラムにアップデートする 8-2 イグニッション スイッチをOFFにする 8-3 イグニッション スイッチをON（ II ）にする 8-4 DTCメニュー内のDTCをHDSで確認する

◆ DTC65-11は表示されているか

YES	-	VSAモジュレータ コントロール ユニット36Pカプラの接続不良を点検し、異常がなければ VSAモジュレータ コントロール ユニット交換
NO	-	故障診断完了

ブレーキ フルード レベル スイッチ2Pカプラ

メス端子のコード側

(緑)