DTC P2237/21 A/Fセンサ B1S1 断線 DTC P2238/21 A/Fセンサ

B1S1 断線(Low) DTC P2239/21 A/Fセンサ B1S1 断線(High) DTC P2252/21 A/Fセンサ B1S1-電圧(Low) DTC P2253/21 A/Fセンサ B1S1-電圧(High)アルファード ノア アクア シエンタ ヴェルファイア ヴォクシー トヨタ C-HR GR86 RAV4 bZ4x エスクァイア エスティマハイブリッド カムリ カローラ クロス スポーツ ツーリングワゴン アクシオ フィルダー クラウン クロスオーバー スープラ ハイエース ワゴン ハイラックス サーフ ハリアー プリウス PHV α プロボックス ヤリス クロス ライズ ランドクルーザー プラド 70 250 300 ルーミー

DTC No.
SAE/TCCS
DTC検出条件
1.診断条件 2.異常状態 3.異常期間 4.その他
点検部位
P2237/21エンジン回転中
A1A+回路系統の断線
10秒間
2トリップ
クウネンヒセンサ
ワイヤハーネスまたはコネクター
エンジンコントロールコンピュータ
P2238/21IG ON
A1A+端子電圧が0.5 V以下またはA1A+端子とA1A-端子間の電圧が0.1 V以下になったとき
5秒間
2トリップ
クウネンヒセンサ
ワイヤハーネスまたはコネクター
エンジンコントロールコンピュータ
P2239/21IG ON
A1A+端子電圧が4.5 Vを超えたとき
5秒間
2トリップ
クウネンヒセンサ
ワイヤハーネスまたはコネクター
エンジンコントロールコンピュータ
P2252/21IG ON
A1A-端子電圧が0.5 V以下になったとき
5秒間
2トリップ
クウネンヒセンサ
ワイヤハーネスまたはコネクター
エンジンコントロールコンピュータ
P2253/21IG ON
A1A-端子電圧が4.5 Vを超えたとき
5秒間
2トリップ
クウネンヒセンサ
ワイヤハーネスまたはコネクター
エンジンコントロールコンピュータ

回路図

回路図は

参照。

点検手順

□ 参 考 □SST(TaSCAN)を使用してフリーズフレームデータを読み取る。フリーズフレームデータには、不具合発生時のエンジン稼動状態の一部が記録されており、それらの情報がトラブルシュートに役立つ。

手順1ワイヤハーネスおよびコネクター点検(エンジンコントロールコンピュータ - クウネンヒセンサ)

SST09082-00030  
09083-00170  
□ 参 考 □ワイヤハーネスおよびコネクターの点検要領および注意事項は

参照。

  1. エンジンコントロールコンピュータのコネクターAを切り離す。
    A217281J02
  2. クウネンヒセンサのコネクターを切り離す。
  3. SST(トヨタエレクトリカルテスター)を使用して、端子間の抵抗値を測定する。(端子配列は参照)

    抵抗値(断線点検)
    点検端子
    クウネンヒセンサ車両側コネクター - エンジンコントロールコンピュータ車両側コネクター
    点検条件
    基準値
    3(A1A+) - A103(A1A+)
    常時
    1 Ω未満
    4(A1A-) - A126(A1A-)
    常時
    1 Ω未満
    1(HA1A) - A18(HA1A)
    常時
    1 Ω未満

    抵抗値(短絡点検)
    点検端子
    クウネンヒセンサ車両側コネクターおよびエンジンコントロールコンピュータ車両側コネクター - 他の端子間およびボデーアース
    点検条件
    基準値
    3(A1A+)またはA103(A1A+) - 他の端子間およびボデーアース
    常時
    10 kΩ以上
    4(A1A-)またはA126(A1A-) - 他の端子間およびボデーアース
    常時
    10 kΩ以上
    1(HA1A)またはA18(HA1A) - 他の端子間およびボデーアース
    常時
    10 kΩ以上

    イラスト内指示文字 *1
    車両ワイヤハーネスコネクター前側
    (クウネンヒセンサ接続コネクター)
    *2
    車両ワイヤハーネスコネクター前側
    (エンジンコントロールコンピュータ接続コネクター)
    *3
    コネクターA
    -
    -

NG
ワイヤハーネスまたはコネクター修理または交換(エンジンコントロールコンピュータ - クウネンヒセンサ)
OK

手順2クウネンヒセンサ交換

□ 参 考 □クウネンヒセンサの交換要領は

参照。

次へ

手順3ダイアグコード消去

SST09991-70201  

  1. DLC3にSST(TaSCAN)を接続する。
  2. IG ONにする。
  3. SST(TaSCAN)を使用して、ダイアグコードを消去する。(要領は参照)
次へ

手順4ダイアグコード確認

SST09991-70201  

  1. SST(TaSCAN)の画面表示に従ってチェックモードに移行する。(要領は参照)
  2. 車両を“整備モード”にセットする。(要領は参照)
  3. エンジンを暖機後、10分間以上市街地走行を行う。
  4. SST(TaSCAN)を使用して、ダイアグコードを確認する。(要領は参照)

    結果
    結果
    飛び先
    ダイアグコードが出力されない
    A
    P2237/21、P2238/21、P2239/21、P2252/21またはP2253/21が出力される
    B
    □ 参 考 □SST(TaSCAN)の[ダイアグ判定結果確認]機能を使用して、ダイアグコード判定の確認ができる。(要領は参照)

B
エンジンコントロール コンピュータ交換 (要領は  参照)
A
正常復帰 
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