DTC P0A9C-123 電池温度センサ0異常 P0AC6-123 P0ACB-123

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ダイアグコード検出条件不具合箇所
P0A9C-123
P0AC6-123
P0ACB-123
P3065-123
バッテリ温度センサの特性が異常なとき(1トリップ検出/2トリップ検出)HVサプライバッテリASSY
バッテリボルテージセンサ
ワイヤハーネワイヤハーネスまたはコネクター

回路図

A221328J01

点検手順

手順1ダイアグコード読み取り(P0AFC-123出力確認)

SST09991-70201  

  1. SST(TaSCAN)をDLC3に接続する。
  2. IG ONにして、SST(TaSCAN)の画面表示に従ってHVシステムのダイアグコードP0AFC-123が出力されないか読み取る。(要領は参照)
    結果 結果
    飛び先
    ダイアグコードP0AFC-123が出力されない

    ダイアグコードP0AFC-123が出力される
  3. SST(TaSCAN) を取りはずす。

B
関連するダイアグコードチャートへ
A

手順2バッテリ温度センサ取り付け状態点検

■ 警 告 ■絶縁手袋を着用して作業を行う。

  1. 補機バッテリのマイナスターミナルを切り離す。
  2. サービスプラググリップがはずれていることを確認する。
    ■ 注 意 ■サービスプラググリップを取りはずした状態でREADY ON にすると、不 具合が発生する可能性があるため絶対にREADY ON を行わない。
  3. ハイブリッドバッテリカバーSUB-ASSY UPRを取りはずす。(要領は参照)
  1. 該当するバッテリ温度センサの取り付け状態を目視で点検する。
    A217842J01
    基準バッテリ温度センサが正しい位置に取り付 けられ、なおかつツメ部が確実にかん合されていること

    点検結果点検結果
    飛び先
    バッテリ温度センサが正しい位置に取り付けられ、なおかつツメ部が確実にかん合されている
    A
    ツメ部が破損している
    B
    はずれているが、ツメ部は破損していない
    C

    イラスト内指示文字 *1
    センサ0
    *3
    センサ2
    *2
    センサ1
    -
    -
    ■ 注 意 ■確認の際に棒などで突いたりしないこと。破損の原因になる。
  2. ハイブリッドバッテリカバーSUB-ASSY UPRを取り付ける。(要領は参照)
  3. 補機バッテリーのマイナスケーブルを接続する。

B
HV サプライ バッテリ ASSY交換 (要領は  参照)

C
確実に取り付ける
A

手順3HV サプライ バッテリ ASSY点検(バッテリ温度センサ点検)

SST09082-00030  
09083-00170  
■ 警 告 ■絶縁手袋を着用して作業を行う。

  1. 補機バッテリーのマイナスケーブルを切り離す。
  2. サービスプラググリップがはずれていることを確認する。
    ■ 注 意 ■サービスプラググリップを取りはずした状態でREADY ON にすると、不具合が発生する可能性があるため絶対にREADY ONを行わない。
  3. ハイブリッドビークルバッテリキャリアブラケットSUB-ASSY No.1 を取りはずす。(要領は参照)
  1. バッテリボルテージセンサのコネクターB およびCを切り離す。
  1. SST(トヨタエレクトリカルテスター)を使用して、不良箇所(バッテリ温度センサ0-2)の抵抗を点検する。
    測定端子 測定端子
    バッテリ温度センサ番号
    B6(TB0) - B12(GB0)
    0
    B5(TB1) - B11(GB1)
    1
    B4(TB2) - B10(GB2)
    2
    抵抗値 サーミスタ温度
    点検条件
    抵抗値
    0°C
    常時
    26.7 to 27.8 kΩ
    25°C
    常時
    9.9 to 10.1 kΩ
    40°C
    常時
    5.73 to 5.92 kΩ
    イラスト内指示文字 *1
    車両ワイヤハーネスコネクター後側
    ( バッテリボルテージセンサ接続コネクター)
    *2
    コネクターB
  1. SST(トヨタエレクトリカルテスター)を使用して、各端子間の抵抗を点検する。
    抵抗値点検端子
    点検条件
    基準値
    B6(TB0) - C4(IGCT)
    常時
    10kΩ以上
    B6(TB0) - C8(GND)
    常時
    10kΩ以上
    B12(GB0) - C4(IGCT)
    常時
    10kΩ以上
    B12(GB0) - C8(GND)
    常時
    10kΩ以上
    B5(TB1) - C4(IGCT)
    常時
    10kΩ以上
    B5(TB1) - C8(GND)
    常時
    10kΩ以上
    B11(GB1) - C4(IGCT)
    常時
    10kΩ以上
    B11(GB1) - C8(GND)
    常時
    10kΩ以上
    B4(TB2) - C4(IGCT)
    常時
    10kΩ以上
    B4(TB2) - C8(GND)
    常時
    10kΩ以上
    B10(GB2) - C4(IGCT)
    常時
    10kΩ以上
    B10(GB2) - C8(GND)
    常時
    10kΩ以上
    イラスト内指示文字 *1
    車両ワイヤハーネスコネクター後側
    ( バッテリボルテージセンサ接続コネクター)
    *2
    コネクターC
    *3
    コネクターB
  2. SST(トヨタエレクトリカルテスター)を使用して、各端子間の抵抗を点検する。
    抵抗値点検端子
    点検条件
    基準値
    B1(TC0) - C4(IGCT)
    常時
    10kΩ以上
    B1(TC0) - C8(GND)
    常時
    10kΩ以上
    B7(GC0) - C4(IGCT)
    常時
    10kΩ以上
    B7(GC0) - C8(GND)
    常時
    10kΩ以上
  3. バッテリボルテージセンサのコネクターB およびCを接続する。
  4. ハイブリッドビークルバッテリキャリアブラケットSUB-ASSY No.1 を取り付ける。(要領は参照)
  5. 補機バッテリーのマイナスケーブルを接続する。

NG
手順 4 へ
OK
バッテリボルテージ センサ交換 (要領は  参照)  

手順4ワイヤハーネスおよびコネクター点検(バッテリ温度センサ点検)

■ 警 告 ■絶縁手袋および保護めがねを着用して作業する。

  1. 補機バッテリーのマイナスケーブルを取りはずす。
  2. サービスプラググリップがはずれていることを確認する。
    ■ 注 意 ■サービスプラググリップを取りはずした状態でREADY ON にすると、不具合が発生する可能性があるため絶対にREADY ONを行わない。
  3. ハイブリッドバッテリカバーSUB-ASSY UPRを取りはずす。(要領は参照)
  4. 不具合があるバッテリ温度センサのワイヤハーネスおよびコネクターに異常がないか目視および手で触れて確認する。
    基準ワイヤハーネスおよびコネクターに断線または他のワイ ヤーハーネスとの短絡がない
  5. ハイブリッドバッテリカバーSUB-ASSY UPRを取り付ける。(要領は参照)
  6. 補機バッテリーのマイナスケーブルを接続する。

NG
ワイヤハーネスまたはコネクター修理(バッテリ温度センサ)
OK
HV サプライ バッテリ ASSY交換 (要領は  参照)  
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