DTC P0A9C-123 電池温度センサ0異常 P0AC6-123 P0ACB-123
P3065-123 エスクァイア エスティマ ヤリス クロス プリウス PHV α トヨタ カムリ カローラ クロス スポーツ ツーリングワゴン アクシオ フィルダー クラウン クロスオーバー スープラ ハイエース ワゴン ハイラックス サーフ ハリアー プロボックス ライズ ランドクルーザー プラド 70 250 300 ルーミー ヴォクシー ヴェルファイア アルファード ノア アクア シエンタ C-HR GR86 ハイブリッド RAV4 bZ4x
ダイアグコード | 検出条件 | 不具合箇所 |
---|---|---|
P0A9C-123 P0AC6-123 P0ACB-123 P3065-123 | バッテリ温度センサの特性が異常なとき(1トリップ検出/2トリップ検出) | HVサプライバッテリASSY バッテリボルテージセンサ ワイヤハーネワイヤハーネスまたはコネクター |
回路図
点検手順
手順1 | ダイアグコード読み取り(P0AFC-123出力確認) |
SST09991-70201
- SST(TaSCAN)をDLC3に接続する。
- IG ONにして、SST(TaSCAN)の画面表示に従ってHVシステムのダイアグコードP0AFC-123が出力されないか読み取る。(要領は参照)
結果 結果
飛び先
ダイアグコードP0AFC-123が出力されない
A
ダイアグコードP0AFC-123が出力される
B - SST(TaSCAN) を取りはずす。
B | 関連するダイアグコードチャートへ |
A | |
手順2 | バッテリ温度センサ取り付け状態点検 |
■ 警 告 ■絶縁手袋を着用して作業を行う。
- 補機バッテリのマイナスターミナルを切り離す。
- サービスプラググリップがはずれていることを確認する。
■ 注 意 ■サービスプラググリップを取りはずした状態でREADY ON にすると、不 具合が発生する可能性があるため絶対にREADY ON を行わない。 - ハイブリッドバッテリカバーSUB-ASSY UPRを取りはずす。(要領は参照)
- 該当するバッテリ温度センサの取り付け状態を目視で点検する。
基準バッテリ温度センサが正しい位置に取り付 けられ、なおかつツメ部が確実にかん合されていること
点検結果点検結果
飛び先
バッテリ温度センサが正しい位置に取り付けられ、なおかつツメ部が確実にかん合されている
A
ツメ部が破損している
B
はずれているが、ツメ部は破損していない
C
イラスト内指示文字 *1
センサ0
*3
センサ2
*2
センサ1
-
-
■ 注 意 ■確認の際に棒などで突いたりしないこと。破損の原因になる。 - ハイブリッドバッテリカバーSUB-ASSY UPRを取り付ける。(要領は参照)
- 補機バッテリーのマイナスケーブルを接続する。
B | HV サプライ バッテリ ASSY交換 (要領は 参照) |
C | 確実に取り付ける |
A | |
手順3 | HV サプライ バッテリ ASSY点検(バッテリ温度センサ点検) |
SST09082-00030
09083-00170
■ 警 告 ■絶縁手袋を着用して作業を行う。
- 補機バッテリーのマイナスケーブルを切り離す。
- サービスプラググリップがはずれていることを確認する。
■ 注 意 ■サービスプラググリップを取りはずした状態でREADY ON にすると、不具合が発生する可能性があるため絶対にREADY ONを行わない。 - ハイブリッドビークルバッテリキャリアブラケットSUB-ASSY No.1 を取りはずす。(要領は参照)
- バッテリボルテージセンサのコネクターB およびCを切り離す。
- SST(トヨタエレクトリカルテスター)を使用して、不良箇所(バッテリ温度センサ0-2)の抵抗を点検する。
測定端子 測定端子
バッテリ温度センサ番号
B6(TB0) - B12(GB0)
0
B5(TB1) - B11(GB1)
1
B4(TB2) - B10(GB2)
2
抵抗値 サーミスタ温度
点検条件
抵抗値
0°C
常時
26.7 to 27.8 kΩ
25°C
常時
9.9 to 10.1 kΩ
40°C
常時
5.73 to 5.92 kΩ
イラスト内指示文字 *1
車両ワイヤハーネスコネクター後側
( バッテリボルテージセンサ接続コネクター)
*2
コネクターB
- SST(トヨタエレクトリカルテスター)を使用して、各端子間の抵抗を点検する。
抵抗値点検端子
点検条件
基準値
B6(TB0) - C4(IGCT)
常時
10kΩ以上
B6(TB0) - C8(GND)
常時
10kΩ以上
B12(GB0) - C4(IGCT)
常時
10kΩ以上
B12(GB0) - C8(GND)
常時
10kΩ以上
B5(TB1) - C4(IGCT)
常時
10kΩ以上
B5(TB1) - C8(GND)
常時
10kΩ以上
B11(GB1) - C4(IGCT)
常時
10kΩ以上
B11(GB1) - C8(GND)
常時
10kΩ以上
B4(TB2) - C4(IGCT)
常時
10kΩ以上
B4(TB2) - C8(GND)
常時
10kΩ以上
B10(GB2) - C4(IGCT)
常時
10kΩ以上
B10(GB2) - C8(GND)
常時
10kΩ以上
イラスト内指示文字 *1
車両ワイヤハーネスコネクター後側
( バッテリボルテージセンサ接続コネクター)
*2
コネクターC
*3
コネクターB - SST(トヨタエレクトリカルテスター)を使用して、各端子間の抵抗を点検する。
抵抗値点検端子
点検条件
基準値
B1(TC0) - C4(IGCT)
常時
10kΩ以上
B1(TC0) - C8(GND)
常時
10kΩ以上
B7(GC0) - C4(IGCT)
常時
10kΩ以上
B7(GC0) - C8(GND)
常時
10kΩ以上 - バッテリボルテージセンサのコネクターB およびCを接続する。
- ハイブリッドビークルバッテリキャリアブラケットSUB-ASSY No.1 を取り付ける。(要領は参照)
- 補機バッテリーのマイナスケーブルを接続する。
NG | 手順 4 へ |
OK | |
バッテリボルテージ センサ交換 (要領は 参照) |
手順4 | ワイヤハーネスおよびコネクター点検(バッテリ温度センサ点検) |
■ 警 告 ■絶縁手袋および保護めがねを着用して作業する。
- 補機バッテリーのマイナスケーブルを取りはずす。
- サービスプラググリップがはずれていることを確認する。
■ 注 意 ■サービスプラググリップを取りはずした状態でREADY ON にすると、不具合が発生する可能性があるため絶対にREADY ONを行わない。 - ハイブリッドバッテリカバーSUB-ASSY UPRを取りはずす。(要領は参照)
- 不具合があるバッテリ温度センサのワイヤハーネスおよびコネクターに異常がないか目視および手で触れて確認する。
基準ワイヤハーネスおよびコネクターに断線または他のワイ ヤーハーネスとの短絡がない - ハイブリッドバッテリカバーSUB-ASSY UPRを取り付ける。(要領は参照)
- 補機バッテリーのマイナスケーブルを接続する。
NG | ワイヤハーネスまたはコネクター修理(バッテリ温度センサ) |
OK | |
HV サプライ バッテリ ASSY交換 (要領は 参照) |
HOME
自動車の故障や修理方法、交換方法等に役立つ情報 参考資料は,サービスマニュアル 整備書 修理書 配線図 回路図等です。 トヨタ(TOYOTA) レクサス(LEXUS) ニッサン(N…