DTC P0A7A-522 ジェネレータインバータ機能異常 C-HR GR86
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インバータは、モータジェネレータコントロールコンピュータ(MG ECU)からのジェネレータゲート遮断信号を受信すると、ジェネレータを駆動しているパワートランジスタを全てOFFにして、ジェネレータの作動を強制的に停止する。モータジェネレータコントロールコンピュータ(MG ECU)は、ジェネレータゲート遮断信号線を監視して異常を検出する。
DTC No. | 詳細情報番号 | DTC検出条件 | 点検部位 |
---|---|---|---|
P0A7A | 522 | ジェネレータインバータゲート異常 | インバータASSY(コンバータツキ) |
□ 参 考 □
- P0A7A-522が出力されると、ダイアグコードを消去するまで再起動不可になる。
- 不具合現象の再現が難しい場合は、Nポジションで1分放置すると現象が再現しやすい。
点検手順
- 高電圧系統の点検または、インバータASSY(コンバータツキ)の低圧コネクターを切り離す作業を行う場合は、絶縁手袋の着用ならびサービスプラググリップの取りはずしなど感電防止措置を確実に実施する。また、取りはずしたサービスプラググリップは、作業中に他のエンジニアが誤って取り付けることがないようにポケットに入れて携帯する。
- サービスプラググリップを取りはずしてから高電圧のコネクターおよび端子に触れるまでに10分間の時間を確保する。10分間待機後、インバータASSY(コンバータツキ)の検電箇所にてゼロボルト確認作業を行う。
□ 参 考 □10分間はインバータASSY(コンバータツキ)内の高電圧コンデンサに蓄えられた電気を放電するための時間である。
手順1 | コネクター接続状態点検(インバータASSY(コンバータツキ)低圧コネクター) |
■ 警 告 ■絶縁手袋を着用して作業を行う。
- サービスプラググリップがはずれていることを確認する。
■ 注 意 ■サービスプラググリップを取りはずした状態でREADY ONにすると、不具合が発生する可能性があるため絶対にREADY ONを行わない。
■ 注 意 ■
コネクターを切り離す前に、ロックのツメが浮いていないことおよびコネクターを引っ張り抜けないことを確認する。
- インバータASSY(コンバータツキ)の低圧コネクター接続状態を点検する。
基準コネクターのかん合に緩みおよび接触不良がない
□ 参 考 □コネクター接続時は、ロックレバーを上げた状態で奥まで差し込み、ロック音がするまで確実にロックレバーを倒す。接続後、ロックのツメが浮いてないことおよびコネクターを引っ張り抜けないことを確認する。
NG | 確実に接続する |
OK | |
インバータASSY(コンバータ ツキ)交換 (要領は 参照) |
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