エスクァイア エスティマ トヨタ ハイブリッド カムリ カローラ クロス スポーツ ツーリングワゴン アクシオ フィルダー クラウン クロスオーバー スープラ ハイエース ワゴン ハイラックス サーフ ハリアー プリウス PHV α プロボックス ヤリス クロス ライズ ランドクルーザー プラド 70 250 300 ルーミー ヴォクシー ヴェルファイア アルファード ノア アクア シエンタ
昇圧コンバータに異常が発生した場合、モータジェネレータコントロールコンピュータ(MG ECU)は異常を検出し、パワーマネジメントコントロールコンピュータ(HV機能)に伝える。
DTC No. 詳細情報番号 DTC検出条件 点検部位 P0A94 553 昇圧コンバータフェイル信号の検出(過熱) ワイヤハーネスおよびコネクター インバータ冷却システム インバータウォータポンプASSY(モータツキ) ハイブリッドビークルトランスアクスルASSY ジェネレータケーブル モータケーブル インバータASSY(コンバータツキ) クーリングファン系統 PCUヒューズ パワーマネジメントコントロールコンピュータ
回路図
P0A1A-200の回路図
参照
P324E-788の回路図
参照
U0110-159の回路図
参照
点検手順
■ 警 告 ■
高電圧系統の点検または、インバータASSY(コンバータツキ)の低圧コネクターを切り離す作業を行う場合は、絶縁手袋の着用ならびサービスプラググリップの取りはずしなど感電防止措置を確実に実施する。また、取りはずしたサービスプラググリップは、作業中に他のエンジニアが誤って取り付けることがないようにポケットに入れて携帯する。
サービスプラググリップを取りはずしてから高電圧のコネクタおよび端子に触れるまでに10分間の時間を確保する。10分間待機後、インバータASSY(コンバータツキ)の検電箇所にてゼロボルト確認作業を行う。
■ 注 意 ■点検終了後、必ずインバータASSY(コンバータツキ)を交換する。 □ 参 考 □10分間はインバータASSY(コンバータツキ)内の高電圧コンデンサに蓄えられた電気を放電するための時間である。
SST09991-70201
SST(TaSCAN)をDLC3に接続する。
IG ONにする。
SST(TaSCAN)を使用して、以下のメニュー項目を選択する。: 診断/パワトレ/ HV /ダイアグコード フリーズデータ
HVのダイアグコードが出力されているか確認する。 結果結果 飛び先 P0A94-553のみ出力 A 下表に示すダイアグコードを同時に出力 B DTC No. 関連ダイアグ P0A1A(詳細すべて)*1 モータECU系統No.2 P0A1B(詳細すべて)*1 (Fr)モータECU系統No.1 P0A1D(詳細すべて)*1 HV ECU系異常 P0A3F-243 モータレゾルバ系統 P0A40-500 モータレゾルバレンジ外れ P0A41-245 モータレゾルバ系統(Low) P0A4B-253 ジェネレータレゾルバ系統 P0A4C-513 ジェネレータレゾルバレンジ外れ P0A4D-255 ジェネレータレゾルバ系統(Low) P0A60(詳細すべて)*1 モータV相電流センサ系統 P0A63(詳細すべて)*1 モータW相電流センサ系統 P0A72(詳細すべて)*1 ジェネレータV相電流センサ系統 P0A75(詳細すべて)*1 ジェネレータW相電流センサ系統 P0A78-113、128、266、267、279、284、286、287、306、503、504、505、506、586、806、807、808 モータインバータ機能異常 P0A7A-122、130、322、324、325、344、517、518、809、810、811 ジェネレータインバータ機能異常 P0A90-509 モータ機能異常 P0A92-521 ジェネレータ機能異常 P0A94-442、547、548、549、554、555、556、585、587、589、590 昇圧コンバータ系統 P0C73-776 インバータウォータポンプ制御系統 P0C76-523 PCUディスチャージ異常 P314A-828 インバータウォータポンプ回転数異常 □ 参 考 □
*1···(詳細すべて)とは、該当するDTCに対する詳細情報番号がいずれか1つでも出力されている場合は、該当するダイアグコードチャートを参照することを意味する。
上記のダイアグコードを出力する不具合が原因でP0A94-553が出力されることがある。この場合、上記ダイアグコードのうち出力されたものを先に点検する。その後、必ずインバータASSY(コンバータツキ)を交換する。
IG OFFにする。
A
手順2 コネクター接続状態点検(インバータASSY(コンバータツキ)低圧コネクター)
■ 警 告 ■絶縁手袋を着用して作業を行う。
サービスプラググリップがはずれていることを確認する。 ■ 注 意 ■サービスプラググリップを取りはずした状態でREADY ONにすると、不具合が発生する可能性があるため絶対にREADY ONを行わない。
■ 注 意 ■
コネクターを切り離す前に、ロックのツメが浮いていないことおよびコネクターを引っ張り抜けないことを確認する。
インバータASSY(コンバータツキ)の低圧コネクター接続状態を点検する。 基準コネクターのかん合に緩みおよび接触不良がない □ 参 考 □コネクター接続時は、ロックレバーを上げた状態で奥まで差し込み、ロック音がするまで確実にロックレバーを倒す。接続後、ロックのツメが浮いてないことおよびコネクターを引っ張り抜けないことを確認する。
NG確実に接続する
OK
リザーブタンクASSYにLowレベル以上冷却水が入っていることを確認する。
冷却水漏れがないことを点検する。 結果 結果 飛び先 水漏れなし、リザーブタンクASSYにLowレベル以上冷却水が残っている A 水漏れなし、リザーブタンクASSY内が空 B 水漏れあり C □ 参 考 □水漏れ修理および冷却水補充後、HVのアクティブテスト“ウォータポンプ”およびTCCSのアクティブテスト“電動ファン”を実施し、異常がないことを確認する。
B冷却水補充 C冷却水漏れ修理および冷却水補充
A
冷却系ホースが折れ曲がっていないか、または、閉塞していないか点検する。
NG正常な状態になおす
OK
手順5 TaSCANアクティブテスト実施(電動ファン)
SST09991-70201
SST(TaSCAN)をDLC3に接続する。
IG ONにする。
SST(TaSCAN)を使用して、以下のメニュー項目を選択する。:診断/パワトレ/TCCS/アクティブテスト/電動ファン
アクティブテストを実施する。 基準クーリングファンが回転する
IG OFFにする。
OK
SST09991-70201
SST(TaSCAN)をDLC3に接続する。
IG ON にして、SST(TaSCAN) の画面表示に従ってフリーズフレーム データの“外気温(AMTM)”を読み取る。
フリーズフレームデータ“外気温(AMTM)”が凍結温度以下になっていないか確認する。 結果結果 飛び先 外気温(AMTM)がLLC凍結温度より高い A 外気温(AMTM)がLLC凍結温度以下 B □ 参 考 □
LLC濃度30%では-15°Cで凍結、LLC濃度50%では-35°Cで凍結する。
LLCが凍結するとLLCが循環しないためインバータASSY(コンバータツキ)内の水温が上昇し、ダイアグを検出する場合がある。
LLC凍結によりウォータポンプが回転できない場合もダイアグを検出する。
LLC凍結によりダイアグ検出した場合は、不具合が再現しないため、LLCの交換履歴およびダイアグ検出時の外気温度から凍結の有無を判断する。
IG OFFにする。
A
手順7 ワイヤハーネスおよびコネクター点検(インバータASSY(コンバータツキ) - ジェネレータレゾルバ)
SST09082-00030 09083-00170 ■ 警 告 ■絶縁手袋を着用して作業を行う。
インバータASSY(コンバータツキ)の低圧コネクターBを切り離す。
IG ONにする。
SST(トヨタエレクトリカルテスター)を使用して、下表に従って電圧を点検する。 電圧値点検端子 点検条件 基準値 B11(GRF) - ボデーアース IG ON 1 V未満 B12(GRFG) - ボデーアース IG ON 1 V未満 B7(GSN) - ボデーアース IG ON 1 V未満 B8(GSNG) - ボデーアース IG ON 1 V未満 B10(GCS) - ボデーアース IG ON 1 V未満 B9(GCSG) - ボデーアース IG ON 1 V未満 イラスト内指示文字 *1 車両ワイヤハーネスコネクター前側 (インバータASSY(コンバータツキ)接続低圧コネクター) ■ 注 意 ■インバータASSY(コンバータツキ)の低圧コネクターを切り離したままIG ONにすると他のダイアグコードが記憶される。そのため、点検後ダイアグコードを消去する。
IG OFFにする。
インバータASSY(コンバータツキ)のコネクターを接続する。
NGワイヤハーネスまたはコネクター修理または交換
OK
SST09082-00030 09083-00170
インバータASSY(コンバータツキ)の低圧コネクターBを切り離す。
SST(トヨタエレクトリカルテスター)を使用して、下表に従って抵抗を点検する。 抵抗値(断線)点検端子 点検条件 基準値 B11(GRF) - B12(GRFG) IG OFF 7.1 to 21.6 Ω B7(GSN) - B8(GSNG) IG OFF 13.7 to 34.5 Ω B10(GCS) - B9(GCSG) IG OFF 12.8 to 32.4 Ω 抵抗値(短絡)点検端子 点検条件 基準値 B11(GRF)またはB12(GRFG) - 他の端子間およびボデーアース間 IG OFF 10 kΩ以上 B7(GSN)またはB8(GSNG) - 他の端子間およびボデーアース間 IG OFF 10 kΩ以上 B10(GCS)またはB9(GCSG) - 他の端子間およびボデーアース間 IG OFF 10 kΩ以上 イラスト内指示文字 *1 車両ワイヤハーネスコネクター前側 (インバータASSY(コンバータツキ)接続低圧コネクター)
インバータASSY(コンバータツキ)のコネクターを接続する。
OK
手順9 ワイヤハーネスおよびコネクター点検(インバータASSY(コンバータツキ) - モータレゾルバ)
SST09082-00030 09083-00170 ■ 警 告 ■絶縁手袋を着用して作業を行う。
インバータASSY(コンバータツキ)の低圧コネクターBを切り離す。
IG ONにする。
SST(トヨタエレクトリカルテスター)を使用して、下表に従って電圧を点検する。 電圧値点検端子 点検条件 基準値 B1(MRF) - ボデーアース IG ON 1 V未満 B2(MRFG) - ボデーアース IG ON 1 V未満 B3(MSN) - ボデーアース IG ON 1 V未満 B4(MSNG) - ボデーアース IG ON 1 V未満 B6(MCS) - ボデーアース IG ON 1 V未満 B5(MCSG) - ボデーアース IG ON 1 V未満 イラスト内指示文字 *1 車両ワイヤハーネスコネクター前側 (インバータASSY(コンバータツキ)接続低圧コネクター) ■ 注 意 ■インバータASSY(コンバータツキ)の低圧コネクターを切り離したままIG ONにすると他のダイアグコードが記憶される。そのため、点検後ダイアグコードを消去する。
IG OFFにする。
インバータASSY(コンバータツキ)のコネクターを接続する。
NGワイヤハーネスまたはコネクター修理または交換
OK
SST09082-00030 09083-00170
インバータASSY(コンバータツキ)の低圧コネクターBを切り離す。
SST(トヨタエレクトリカルテスター)を使用して、下表に従って抵抗を点検する。 抵抗値(断線)点検端子 点検条件 基準値 B1(MRF) - B2(MRFG) IG OFF 7.1 to 21.6 Ω B3(MSN) - B4(MSNG) IG OFF 13.7 to 34.5 Ω B6(MCS) - B5(MCSG) IG OFF 12.8 to 32.4 Ω 抵抗値(短絡)点検端子 点検条件 基準値 B1(MRF)またはB2(MRFG) - 他の端子間およびボデーアース間 IG OFF 10 kΩ以上 B3(MSN)またはB4(MSNG) - 他の端子間およびボデーアース間 IG OFF 10 kΩ以上 B6(MCS)またはB5(MCSG) - 他の端子間およびボデーアース間 IG OFF 10 kΩ以上 イラスト内指示文字 *1 車両ワイヤハーネスコネクター前側 (インバータASSY(コンバータツキ)接続低圧コネクター)
インバータASSY(コンバータツキ)のコネクターを接続する。
OK
手順11 インバータASSY(コンバータ ツキ)点検(ジェネレータケーブル接続状態点検)
■ 警 告 ■絶縁手袋を着用して作業を行う。
サービスプラググリップがはずれていることを確認する。 ■ 注 意 ■サービスプラググリップを取りはずした状態でREADY ONにすると、不具合が発生する可能性があるため絶対にREADY ONを行わない。
インバータターミナルカバーをインバータASSY(コンバータツキ)から取りはずす。
ジェネレータケーブル取り付けボルトが規定トルクで締め付けられているか、緩みおよび接触不良がないか点検する。 基準値ボルトA:T=8.0 N·m {82 kgf·cm} ボルトB:T=9.2 N·m {94 kgf·cm} ■ 注 意 ■ボルトAの締め付けトルクが必ず6.4 to 9.6 N·m (65 to 98 kgf·cm)の範囲に入っていること。
ジェネレータケーブルをインバータASSY(コンバータツキ)から切り離す。
ジェネレータケーブル取り付けボルトのアーク痕の有無を確認する。 結果結果 飛び先 接続に緩みおよび接触不良がない アーク痕がない A 接続に緩みおよび接触不良がある アーク痕がある B 接続に緩みおよび接触不良がある アーク痕がない C 接続に緩みおよび接触不良がない アーク痕がある B
ジェネレータケーブルをインバータASSY(コンバータツキ)に接続する。
インバータターミナルカバーを取り付ける。
B不具合部品交換 C確実に接続する
A
手順12 インバータASSY(コンバータ ツキ)点検(モータケーブル接続状態点検)
■ 警 告 ■絶縁手袋を着用して作業を行う。
サービスプラググリップがはずれていることを確認する。 ■ 注 意 ■サービスプラググリップを取りはずした状態でREADY ONにすると、不具合が発生する可能性があるため絶対にREADY ONを行わない。
インバータターミナルカバーをインバータASSY(コンバータツキ)から取りはずす。
モータケーブル取り付けボルトが規定トルクで締め付けられているか、緩みおよび接触不良がないか点検する。 基準値ボルトA:T=8.0 N·m {82 kgf·cm} ボルトB:T=9.2 N·m {94 kgf·cm} ■ 注 意 ■ボルトAの締め付けトルクが必ず6.4 to 9.6 N·m (65 to 98 kgf·cm)の範囲に入っていること。
モータケーブルをインバータASSY(コンバータツキ)から切り離す。
モータケーブル取り付けボルトのアーク痕の有無を確認する。 結果結果 飛び先 接続に緩みおよび接触不良がない アーク痕がない A 接続に緩みおよび接触不良がある アーク痕がある B 接続に緩みおよび接触不良がある アーク痕がない C 接続に緩みおよび接触不良がない アーク痕がある B
モータケーブルをインバータASSY(コンバータツキ)に接続する。
インバータターミナルカバーを取り付ける。
B不具合部品交換 C確実に接続する
A
手順13 ハイブリッドビークル トランスアクスルASSY点検(ジェネレータ)
SST09082-00030 09083-00170 ■ 警 告 ■絶縁手袋を着用して作業を行う。
サービスプラググリップがはずれていることを確認する。 ■ 注 意 ■サービスプラググリップを取りはずした状態でREADY ONにすると、不具合が発生する可能性があるため絶対にREADY ONを行わない。
インバータターミナルカバーをインバータASSY(コンバータツキ)から取りはずす。
ジェネレータケーブルおよびモータケーブルをインバータASSY(コンバータツキ)から切り離す。
ミリオームテスターを使用した場合のジェネレータ内相間短絡異常点検
ミリオームテスターを使用して、下表に従って抵抗を点検する。 □ 参 考 □ジェネレータの温度が高すぎる場合、抵抗値は大きく変わる。したがって、車両停止後、最低8時間放置後に抵抗を測定する。抵抗値点検端子 点検条件 基準値 W - U IG OFF 89.5 to 98.9mΩ U - V IG OFF 89.5 to 98.9mΩ V - W IG OFF 89.5 to 98.9mΩ イラスト内指示文字 *1 ジェネレータケーブル非接続状態 *2 シールド線アース □ 参 考 □温度による抵抗値の変化を修正するために下記定式を適用して20°Cの時の抵抗値を算出する。R20=Rt÷(1+0.00393x(T-20))R20:20°Cの時の抵抗値(mΩ)Rt:抵抗測定値(mΩ)T:抵抗測定時の温度(°C)
ミリオームテスターを使用しない場合のジェネレータ内相間短絡異常点検 ■ 注 意 ■手でタイヤを回転させると、ジェネレータから電流が発生する。そのため、この点検を行う場合は切り離したジェネレータケーブル端子に絶縁テープを巻く。□ 参 考 □ミリオームテスターを使用しなくても簡易的にジェネレータ内相間短絡異常確認をする事ができる。
Nポジションにシフトし、車両をリフトアップする。
フロントタイヤを同時に同方向に手で回す。 基準フロントタイヤがスムーズに回転する(相間短絡なし) □ 参 考 □ジェネレータが相間短絡異常を起こしていると、フロントタイヤを回転させたときにスムーズに回転せず引っかかり(ゴリゴリ感)がある。
メガオームテスター(500 Vレンジ)を使用して、下表に従って抵抗を点検する。 ■ 注 意 ■この点検を行う際は必ずメガオームテスターを500 Vにセットする。500 Vより高いレンジを使用すると点検中の部品が損傷する恐れがある。抵抗値点検端子 点検条件 基準値 W - ボデーアースおよびシールド線アース IG OFF 100 MΩ以上 U - ボデーアースおよびシールド線アース IG OFF 100 MΩ以上 V - ボデーアースおよびシールド線アース IG OFF 100 MΩ以上
SST(トヨタエレクトリカルテスター)を使用して、下表に従って抵抗値を測定する。 □ 参 考 □ミリオームテスターを使用しない点検を行った場合のみ作業を行う。抵抗値点検端子 点検条件 基準値 U - V IG OFF 1 Ω未満 V - W IG OFF 1 Ω未満
ジェネレータケーブルおよびモータケーブルを取り付ける。
インバータターミナルカバーを取り付ける。
OK
手順14 ハイブリッドビークル トランスアクスルASSY点検(モータ)
SST09082-00030 09083-00170 ■ 警 告 ■絶縁手袋を着用して作業を行う。
サービスプラググリップがはずれていることを確認する。 ■ 注 意 ■サービスプラググリップを取りはずした状態でREADY ONにすると、不具合が発生する可能性があるため絶対にREADY ONを行わない。
インバータターミナルカバーをインバータASSY(コンバータツキ)から取りはずす。
モータケーブルおよびジェネレータケーブルをインバータASSY(コンバータツキ)から切り離す。
ミリオームテスターを使用した場合のモータ内相間短絡異常点検
ミリオームテスターを使用して、下表に従って抵抗を点検する。 □ 参 考 □モータの温度が高すぎる場合、抵抗値は大きく変わる。したがって、車両停止後、最低8時間放置後に抵抗を測定する。抵抗値点検端子 点検条件 基準値 W - U IG OFF 152.6 to 169.0 mΩ U - V IG OFF 157.6 to 174.0 mΩ V - W IG OFF 151.6 to 168.0 mΩ イラスト内指示文字 *1 モータケーブル非接続状態 *2 シールド線アース □ 参 考 □温度による抵抗値の変化を修正するために下記定式を適用して20°Cの時の抵抗値を算出する。R20=Rt÷(1+0.00393x(T-20))R20:20°Cの時の抵抗値(mΩ)Rt:抵抗測定値(mΩ)T:抵抗測定時の温度(°C)
ミリオームテスターを使用しない場合のモータ内相間短絡異常点検 ■ 注 意 ■手でタイヤを回転させると、モータから電流が発生する。そのため、この点検を行う場合は切り離したモータケーブル端子に絶縁テープを巻く。□ 参 考 □ミリオームテスターを使用しなくても簡易的にモータ内相間短絡異常確認をすることができる
Nポジションにシフトし、車両をリフトアップする。
フロントタイヤを同時に同方向に手で回す。 基準フロントタイヤがスムーズに回転する(相間短絡なし) □ 参 考 □モータが相間短絡異常を起こしていると、フロントタイヤを回転させたときにスムーズに回転せず引っかかり(ゴリゴリ感)がある。
メガオームテスター(500 Vレンジ)を使用して、下表に従って抵抗を点検する。 ■ 注 意 ■この点検を行う際は必ずメガオームテスターを500 Vにセットする。500 Vより高いレンジを使用すると点検中の部品が損傷する恐れがある。抵抗値点検端子 点検条件 基準 W - ボデーアースおよびシールド線アース IG OFF 100 MΩ以上 U - ボデーアースおよびシールド線アース IG OFF 100 MΩ以上 V - ボデーアースおよびシールド線アース IG OFF 100 MΩ以上
SST(トヨタエレクトリカルテスター)を使用して、下表に従って抵抗を点検する。 □ 参 考 □ミリオームテスターを使用しない点検を行った場合のみ作業を行う。抵抗値点検端子 点検条件 基準値 U - V IG OFF 1 Ω未満 V - W IG OFF 1 Ω未満
モータケーブルおよびジェネレータケーブルを取り付ける。
インバータターミナルカバーを取り付ける。
OK
SST09082-00030 09083-00170
PCUヒューズをエンジンルームジャンクションブロックASSYから取りはずす。
SST(トヨタエレクトリカルテスター)を使用して、下表に従って抵抗値を測定する。 抵抗値点検端子 点検条件 基準値 PCUヒューズ 常時 1 Ω未満 イラスト内指示文字 *1 エンジンルームジャンクションブロックASSY *2 PCUヒューズ
PCUヒューズを取り付ける。
OK
手順16 ワイヤハーネスおよびコネクター点検(インバータASSY(コンバータツキ)電源系統)
SST09082-00030 09083-00170 ■ 警 告 ■絶縁手袋を着用して作業を行う。
サービスプラググリップがはずれていることを確認する。 ■ 注 意 ■サービスプラググリップを取りはずした状態でREADY ONにすると、不具合が発生する可能性があるため絶対にREADY ONを行わない。
インバータASSY(コンバータツキ)の低圧コネクターAを切り離す。
SST(トヨタエレクトリカルテスター)を使用して、下表に従って抵抗を点検する。 抵抗値点検端子 点検条件 基準値 A28(GND1) - ボデーアース IG OFF 1 Ω未満 A27(GND2) - ボデーアース IG OFF 1 Ω未満 イラスト内指示文字 *1 車両ワイヤハーネスコネクター前側 (インバータASSY(コンバータツキ)接続低圧コネクター)
IG ONにする。
SST(トヨタエレクトリカルテスター)を使用して、下表に従って電圧を点検する。 抵抗値点検端子 点検条件 基準値 A10(+B) - ボデーアース IG ON 11 to 14V A9(+B2) - ボデーアース IG ON 11 to 14V ■ 注 意 ■コネクターを切り離したままIG ONにすると他のダイアグコードを記憶するため、点検後ダイアグコードを消去する。
IG OFFにする。
インバータASSY(コンバータツキ)の低圧コネクターを接続する。
NG電源回路修理または交換
OK
手順17 ワイヤハーネスおよびコネクター点検(パワーマネジメントコントロールコンピュータ - インバータASSY(コンバータツキ))
SST09082-00030 09083-00170 ■ 警 告 ■絶縁手袋を着用して作業を行う。
サービスプラググリップがはずれていることを確認する。 ■ 注 意 ■サービスプラググリップを取りはずした状態でREADY ONにすると、不具合が発生する可能性があるため絶対にREADY ONを行わない。
IG OFFにする。
インバータASSY(コンバータツキ)の低圧コネクターAを切り離す。
パワーマネジメントコントロールコンピュータのコネクターBを切り離す。
SST(トヨタエレクトリカルテスター)を使用して、下表に従って抵抗を点検する。 抵抗値(断線)点検端子 点検条件 基準値 B24(HTM+) - A8(HTM+) IG OFF 1 Ω未満 B25(HTM-) - A18(HTM-) IG OFF 1 Ω未満 B30(MTH+) - A7(MTH+) IG OFF 1 Ω未満 B29(MTH-) - A17(MTH-) IG OFF 1 Ω未満 B33(REQ+) - A6(REQ+) IG OFF 1 Ω未満 B32(REQ-) - A16(REQ-) IG OFF 1 Ω未満 B21(CLK+) - A5(CLK+) IG OFF 1 Ω未満 B20(CLK-) - A15(CLK-) IG OFF 1 Ω未満 抵抗値(短絡)点検端子 点検条件 基準値 B24(HTM+)またはA8(HTM+) - 他の端子間およびボデーアース IG OFF 10 kΩ以上 B25(HTM-)またはA18(HTM-) - 他の端子間およびボデーアース IG OFF 10 kΩ以上 B30(MTH+)またはA7(MTH+) - 他の端子間およびボデーアース IG OFF 10 kΩ以上 B29(MTH-)またはA17(MTH-) - 他の端子間およびボデーアース IG OFF 10 kΩ以上 B33(REQ+)またはA6(REQ+) - 他の端子間およびボデーアース IG OFF 10 kΩ以上 B32(REQ-)またはA16(REQ-) - 他の端子間およびボデーアース IG OFF 10 kΩ以上 B21(CLK+)またはA5(CLK+) - 他の端子間およびボデーアース IG OFF 10 kΩ以上 B20(CLK-)またはA15(CLK-) - 他の端子間およびボデーアース IG OFF 10 kΩ以上 イラスト内指示文字 *1 車両ワイヤハーネスコネクター前側 (インバータASSY(コンバータツキ)接続低圧コネクター) *2 車両ワイヤハーネスコネクター後側 (パワーマネジメントコントロールコンピュータ接続コネクター)
IG ONにする。
SST(トヨタエレクトリカルテスター)を使用して、下表に従って電圧を点検する。 電圧値点検端子 点検条件 基準値 B24(HTM+)またはA8(HTM+) - ボデーアース IG ON 1 V未満 B25(HTM-)またはA18(HTM-) - ボデーアース IG ON 1 V未満 B30(MTH+)またはA7(MTH+) - ボデーアース IG ON 1 V未満 B29(MTH-)またはA17(MTH-) - ボデーアース IG ON 1 V未満 B33(REQ+)またはA6(REQ+) - ボデーアース IG ON 1 V未満 B32(REQ-)またはA16(REQ-) - ボデーアース IG ON 1 V未満 B21(CLK+)またはA5(CLK+) - ボデーアース IG ON 1 V未満 B20(CLK-)またはA15(CLK-) - ボデーアース IG ON 1 V未満 ■ 注 意 ■パワーマネジメントコントロールコンピュータのコネクターおよびインバータASSY(コンバータツキ)の低圧コネクターを切り離したままIG ONにすると他のダイアグコードが記憶される。そのため、点検後ダイアグコードを消去する。
IG OFFにする。
パワーマネジメントコントロールコンピュータのコネクターを接続する。
インバータASSY(コンバータツキ)の低圧コネクターを接続する。
NGワイヤハーネスまたはコネクター修理または交換
OK
手順18 パワーマネジメントコントロール コンピュータ点検
SST09082-00030 09083-00170
パワーマネジメントコントロールコンピュータのコネクターBを切り離す。
SST(トヨタエレクトリカルテスター)を使用して、下表に従って抵抗を点検する。 抵抗値点検端子 点検条件 基準値 B24(HTM+) - B25(HTM-) IG OFF 80 to 170 Ω B30(MTH+) - B29(MTH-) IG OFF 80 to 170 Ω B33(REQ+) - B32(REQ-) IG OFF 80 to 170 Ω B21(CLK+) - B20(CLK-) IG OFF 80 to 170 Ω イラスト内指示文字 *1 コネクター非接続状態 (パワーマネジメントコントロールコンピュータ)
パワーマネジメントコントロールコンピュータのコネクターを接続する。
OK
手順19 コネクター接続状態点検(ジェネレータレゾルバコネクター)
ジェネレータレゾルバのコネクター接続状態を点検する。 基準コネクターのかん合に緩みおよび接触不良がない
NG確実に接続する
OK
手順20 コネクター接続状態点検(モータレゾルバコネクター)
モータレゾルバのコネクター接続状態を点検する。 基準コネクターのかん合に緩みおよび接触不良がない
NG確実に接続する
適切な濃度のLLCと交換する。(要領は 参照)
次へ
手順22 インバータウォータポンプASSY(モータツキ)点検
走行テストを実施し、ダイアグコードが入力しないことを確認する。 結果ダイアグコードが入力しない。
OK 終了
手順23 コネクター接続状態点検(ジェネレータレゾルバコネクター)
ジェネレータレゾルバのコネクター接続状態を点検する。 基準コネクターのかん合に緩みおよび接触不良がない
NG確実に接続する
OK
手順24 ワイヤハーネスおよびコネクター点検(インバータASSY(コンバータツキ) - ジェネレータレゾルバ)
SST09082-00030 09083-00170
インバータASSY(コンバータツキ)の低圧コネクターBを切り離す。
ジェネレータレゾルバのコネクターを切り離す。
SST(トヨタエレクトリカルテスター)を使用して、下表に従って抵抗を点検する。 抵抗値(断線)点検端子 点検条件 基準値 1(GRF) - B11(GRF) IG OFF 1 Ω未満 5(GRFG) - B12(GRFG) IG OFF 1 Ω未満 2(GSN) - B7(GSN) IG OFF 1 Ω未満 6(GSNG) - B8(GSNG) IG OFF 1 Ω未満 3(GCS) - B10(GCS) IG OFF 1 Ω未満 7(GCSG) - B9(GCSG) IG OFF 1 Ω未満 抵抗値(短絡)点検端子 点検条件 基準値 1(GRF)またはB11(GRF) - 他の端子間およびボデーアース IG OFF 10 kΩ以上 5(GRFG)またはB12(GRFG) - 他の端子間およびボデーアース IG OFF 10 kΩ以上 2(GSN)またはB7(GSN) - 他の端子間およびボデーアース IG OFF 10 kΩ以上 6(GSNG)またはB8(GSNG) - 他の端子間およびボデーアース IG OFF 10 kΩ以上 3(GCS)またはB10(GCS) - 他の端子間およびボデーアース IG OFF 10 kΩ以上 7(GCSG)またはB9(GCSG) - 他の端子間およびボデーアース IG OFF 10 kΩ以上 イラスト内指示文字 *1 車両ワイヤハーネスコネクター前側 (ジェネレータレゾルバ接続コネクター) *2 車両ワイヤハーネスコネクター前側 (インバータASSY(コンバータツキ)接続低圧コネクター) □ 参 考 □ジェネレータレゾルバは単体では補給が無い。交換する場合はハイブリッドビークルトランスアクスルASSYを交換する。
ジェネレータレゾルバのコネクターを接続する。
インバータASSY(コンバータツキ)のコネクターを接続する。
NGワイヤハーネスまたはコネクター修理または交換
手順25 コネクター接続状態点検(モータレゾルバコネクター)
モータレゾルバのコネクター接続状態を点検する。 基準コネクターのかん合に緩みおよび接触不良がない
NG確実に接続する
OK
手順26 ワイヤハーネスおよびコネクター点検(インバータASSY(コンバータツキ) - モータレゾルバ)
SST09082-00030 09083-00170
インバータASSY(コンバータツキ)の低圧コネクターBを切り離す。
モータレゾルバのコネクターを切り離す。
SST(トヨタエレクトリカルテスター)を使用して、下表に従って抵抗を点検する。 抵抗値(断線)点検端子 点検条件 基準値 3(MRF) - B1(MRF) IG OFF 1 Ω未満 6(MRFG) - B2(MRFG) IG OFF 1 Ω未満 1(MSN) - B3(MSN) IG OFF 1 Ω未満 4(MSNG) - B4(MSNG) IG OFF 1 Ω未満 2(MCS) - B6(MCS) IG OFF 1 Ω未満 5(MCSG) - B5(MCSG) IG OFF 1 Ω未満 抵抗値(短絡)点検端子 点検条件 基準値 3(MRF)またはB1(MRF) - 他の端子間およびボデーアース IG OFF 10 kΩ以上 6(MRFG)またはB2(MRFG) - 他の端子間およびボデーアース IG OFF 10 kΩ以上 1(MSN)またはB3(MSN) - 他の端子間およびボデーアース IG OFF 10 kΩ以上 4(MSNG)またはB4(MSNG) - 他の端子間およびボデーアース IG OFF 10 kΩ以上 2(MCS)またはB6(MCS) - 他の端子間およびボデーアース IG OFF 10 kΩ以上 5(MCSG)またはB5(MCSG) - 他の端子間およびボデーアース IG OFF 10 kΩ以上 イラスト内指示文字 *1 車両ワイヤハーネスコネクター前側 (モータレゾルバ接続コネクター) *2 車両ワイヤハーネスコネクター前側 (インバータASSY(コンバータツキ)接続低圧コネクター) □ 参 考 □モータレゾルバは単体では補給が無い。交換する場合はハイブリッドビークルトランスアクスルASSYを交換する。
モータレゾルバのコネクターを接続する。
インバータASSY(コンバータツキ)のコネクターを接続する。
NGワイヤハーネスまたはコネクター修理または交換
手順27 ハイブリッドビークル トランスアクスルASSY点検(ジェネレータケーブル接続状態点検)
■ 警 告 ■絶縁手袋を着用して作業を行う。
サービスプラググリップがはずれていることを確認する。 ■ 注 意 ■サービスプラググリップを取りはずした状態でREADY ONにすると、不具合が発生する可能性があるため絶対にREADY ONを行わない。
インバータASSY(コンバータツキ)を取りはずす。
ジェネレータケーブル取り付けボルトが規定トルクで締め付けられているか、緩みおよび接触不良がないか点検する。 基準値ボルトA:T=20 N·m {204 kgf·cm} ボルトB:T=10 N·m {102 kgf·cm} ■ 注 意 ■
ボルトAの締め付けトルクが必ず16 to 24 N·m (163 to 245 kgf·cm)の範囲に入っていること。
ボルトBの締め付けトルクが必ず8 to 12 N·m (82 to 122 kgf·cm)の範囲に入っていること。
ジェネレータケーブルをハイブリッドビークルトランスアクスルASSYから切り離す。
ジェネレータケーブル取り付けボルトのアーク痕の有無を確認する。 結果結果 飛び先 接続に緩みおよび接触不良がない アーク痕がない A 接続に緩みおよび接触不良がある アーク痕がある B 接続に緩みおよび接触不良がある アーク痕がない C 接続に緩みおよび接触不良がない アーク痕がある B
ジェネレータケーブルをハイブリッドビークルトランスアクスルASSYに接続する。
インバータASSY(コンバータツキ)を取り付ける。
B不具合部品交換 C確実に接続する
A
SST09082-00030 09083-00170 ■ 警 告 ■絶縁手袋を着用してから作業を行う。
サービスプラググリップがはずれていることを確認する。 ■ 注 意 ■サービスプラググリップを取りはずした状態でREADY ONにすると、不具合が発生する可能性があるため絶対にREADY ONを行わない。
ジェネレータケーブルを取りはずす。
メガオームテスター(500Vレンジ)を使用して、下表に従って抵抗 を点検する。 ■ 注 意 ■この点検を行う際は必ずメガオームテスターを500 V にセットする。500 V より高いレンジを使用すると点検中の部品が損傷する恐れがある。抵抗値点検端子 点検条件 基準値 U - ボデーアースおよびシールド線アース IG OFF 100 MΩ以上 V - ボデーアースおよびシールド線アース IG OFF 100 MΩ以上 W - ボデーアースおよびシールド線アース IG OFF 100 MΩ以上 イラスト内指示文字 *1 ジェネレータケーブル (インバータASSY(コンバータツキ)側) *2 シールド線アース *3 ジェネレータケーブル (ハイブリッドビークルトランスアクスルASSY側) ■ 注 意 ■三相交流ケーブルの各端子がボデーアースに接触しないように保護テープを巻く。
SST(トヨタエレクトリカルテスター)を使用して、下表に従って抵抗を点検する。 抵抗値点検端子 点検条件 基準値 U - U IG OFF 1 Ω未満 V - V IG OFF 1 Ω未満 W - W IG OFF 1 Ω未満 U - V IG OFF 100 MΩ以上 V - W IG OFF 100 MΩ以上 W - U IG OFF 100 MΩ以上
ジェネレータケーブルを取り付ける。
手順29 ハイブリッドビークル トランスアクスルASSY点検(モータケーブル接続状態点検)
■ 警 告 ■絶縁手袋を着用して作業を行う。
サービスプラググリップがはずれていることを確認する。 ■ 注 意 ■サービスプラググリップを取りはずした状態でREADY ONにすると、不具合が発生する可能性があるため絶対にREADY ONを行わない。
モータケーブル取り付けボルトが規定トルクで締め付けられているか、緩みおよび接触不良がないか点検する。 基準値T=10 N·m {102 kgf·cm} ■ 注 意 ■ボルトの締め付けトルクが必ず8 to 12 N·m(82 to 122 kgf·cm)の範囲に入っていること。
モータケーブルをハイブリッドビークルトランスアクスルASSYから切り離す。
モータケーブル取り付けボルトのアーク痕の有無を確認する。 結果結果 飛び先 接続に緩みおよび接触不良がない アーク痕がない A 接続に緩みおよび接触不良がある アーク痕がある B 接続に緩みおよび接触不良がある アーク痕がない C 接続に緩みおよび接触不良がない アーク痕がある B
モータケーブルをハイブリッドビークルトランスアクスルASSYに接続する。
B不具合部品交換 C確実に接続する
A
SST09082-00030 09083-00170 ■ 警 告 ■絶縁手袋を着用してから作業を行う。
サービスプラググリップがはずれていることを確認する。 ■ 注 意 ■サービスプラググリップを取りはずした状態でREADY ONにすると、不具合が発生する可能性があるため絶対にREADY ONを行わない。
モータケーブルを取りはずす。
メガオームテスター(500Vレンジ)を使用して、下表に従って抵抗を点検する。 ■ 注 意 ■この点検を行う際は必ずメガオームテスターを500 V にセットする。500 V より高いレンジを使用すると点検中の部品が損傷する恐れがある。抵抗値点検端子 点検条件 基準値 U - ボデーアースおよびシールド線アース IG OFF 100 MΩ以上 V - ボデーアースおよびシールド線アース IG OFF 100 MΩ以上 W - ボデーアースおよびシールド線アース IG OFF 100 MΩ以上 イラスト内指示文字 *1 モータケーブル (インバータASSY(コンバータツキ)側) *2 シールド線アース *3 モータケーブル (ハイブリッドビークルトランスアクスルASSY側) ■ 注 意 ■三相交流ケーブルの各端子がボデーアースに接触しないように保護テープを巻く。
SST(トヨタエレクトリカルテスター)を使用して、下表に従って抵抗を点検する。 抵抗値点検端子 点検条件 基準値 U - U IG OFF 1 Ω未満 V - V IG OFF 1 Ω未満 W - W IG OFF 1 Ω未満 U - V IG OFF 100 MΩ以上 V - W IG OFF 100 MΩ以上 W - U IG OFF 100 MΩ以上
モータケーブルを取り付ける。
手順31 ワイヤハーネスおよびコネクター点検(インバータASSY(コンバータツキ) - PCUヒューズ)
SST09082-00030 09083-00170 ■ 警 告 ■絶縁手袋を着用して作業を行う。
サービスプラググリップがはずれていることを確認する。 ■ 注 意 ■サービスプラググリップを取りはずした状態でREADY ONにすると、不具合が発生する可能性があるため絶対にREADY ONを行わない。
インバータASSY(コンバータツキ)の低圧コネクターAを切り離す。
SST(トヨタエレクトリカルテスター)を使用して、下表に従って抵抗を点検する。 抵抗値点検端子 点検条件 基準値 A10(+B) - ボデーアース IG OFF 10 kΩ以上 A9(+B2) - ボデーアース IG OFF 10 kΩ以上 イラスト内指示文字 *1 車両ワイヤハーネスコネクター前側 (インバータASSY(コンバータツキ)接続低圧コネクター)
インバータASSY(コンバータツキ)の低圧コネクターを接続する。
OK
手順32 インバータASSY(コンバータ ツキ)交換
インバータASSY(コンバータツキ)を交換する。(要領は 参照)
次へ ヒューズ交換(PCU)
手順33 ワイヤハーネスまたはコネクター修理または交換
次へ ヒューズ交換(PCU)
自動車の故障や修理方法、交換方法等に役立つ情報 参考資料は,サービスマニュアル 整備書 修理書 配線図 回路図等です。 トヨタ(TOYOTA) レクサス(LEXUS) ニッサン(N…