DTC P0AA6-526 高電圧系絶縁異常 P0AA6-611 P0AA6-612

P0AA6-613 P0AA6-614 C-HR GR86 RAV4 bZ4x エスクァイア エスティマトヨタ ハイブリッド カムリ カローラ クロス スポーツ ツーリングワゴン アクシオ フィルダー クラウン クロスオーバー スープラ ハイエース ワゴン ハイラックス サーフ ハリアー プリウス PHV α プロボックス ヤリス クロス ライズ ランドクルーザー プラド 70 250 300 ルーミー ヴォクシー ヴェルファイア アルファード ノア アクア シエンタ

パワーマネジメントコントロールコンピュータは、バッテリボルテージセンサを監視し、高電圧の絶縁異常を検出する。

DTC No.詳細情報番号DTC検出条件点検部位
P0AA6526(*1)高電圧回路とボデーの絶縁抵抗が低下したときハイブリッドビークルトランスアクスルASSY
ジェネレータケーブル
モータケーブル
インバータASSY(コンバータツキ)
フレームワイヤ
エンジンワイヤNo.2
ハイブリッドバッテリジャンクションブロック
モータツキコンプレッサASSY
HVバッテリー
バッテリボルテージセンサ
P0AA6611モータツキコンプレッサASSYの絶縁抵抗が低下したときモータツキコンプレッサASSY
P0AA6612HVバッテリーエリアの絶縁抵抗が低下したときハイブリッドバッテリジャンクションブロック
バッテリボルテージセンサ
HVバッテリー
P0AA6613トランスアクスルエリアの絶縁抵抗が低下したときハイブリッドビークルトランスアクスルASSY
ジェネレータケーブル
モータケーブル
インバータASSY(コンバータツキ)
P0AA6614高電圧直流部エリアの絶縁抵抗が低下したときインバータASSY(コンバータツキ)
フレームワイヤ
モータツキコンプレッサASSY
エンジンワイヤNo.2
ハイブリッドバッテリジャンクションブロック
ハイブリッドビークルトランスアクスルASSY
ジェネレータケーブル
モータケーブル

□ 参 考 □

  1. *1···P0AA6と同時に詳細情報番号526を記憶。
  2. P0AA6が出力されると、車両起動ができなくなる。
  3. メガオームテスターを使用して絶縁抵抗を測定する際は、高圧ワイヤハーネスを揺すりながら点検を行う。

回路図

A216854J02

機能説明

□ 参 考 □メガオームテスターでの絶縁抵抗低下が確認できない場合、ECUデータモニターで漏電波高値を確認する。

  1. 漏電波高値の特性
  1. 漏電波高値と車両の絶縁抵抗は以下の表の関係にあり、絶縁抵抗が下がると漏電波高値も下がる。ただし、車両の絶縁抵抗が正常でも漏電波高値が低下する場合があるため、以下の状況をさけて漏電波高値を確認する。
    1. IG ONしてから約1分経過するまで(*1)
    2. システム電圧(HVバッテリー電圧、昇圧前電圧、昇圧後電圧)に変動がある時(*2)

      漏電波高値
      不具合箇所
      (*1)および(*2)が不成立、且つ漏電波高値が約0Vになる場合
      絶縁抵抗が0 Ωに近いため金属異物混入の可能性が高い。
      (*1)および(*2)が不成立、且つ漏電波高値が0から5 Vの間となる場合
      数100 kΩの絶縁抵抗があるため、冷却液などの液体混入の可能性が高い。

  1. 絶縁異常部品の推定方法
  1. 高電圧ケーブルを振動させケーブルの位置や力の加わり具合でボデーアースとの接触状態が変化しないかを確認する。
  2. MG1、MG2およびコンプレッサーツキモータを回転/停止を繰り返す。回転を止めた時から漏電波高値が低下(異物が漏電経路を形成して停止)、回転させると漏電波高値が復帰(異物が漏電経路から外れる)することがないかを確認する。
  3. MG1およびMG2温度を高い状態にする。温度が上がるにつれて漏電波高値が低下しないかを確認する。
  4. トランスアクスルフルードは冷却液が混入することで白濁し、絶縁抵抗が低下する原因になるため、トランスアクスルフルードの白濁およびリザーブタンク内の冷却液が減少していないことを確認する。

点検手順

■ 警 告 ■

  1. P0AA6のトラブルシュートを行う際は必ず工具にビニールテープを巻いて使用する。(工具を介して高電圧がアースに落ちるとショートし、大変危険である。)
  2. 高電圧系統の点検または、インバータASSY(コンバータツキ)の低圧コネクターを切り離す作業を行う場合は、絶縁手袋の着用ならびサービスプラググリップの取りはずしなど感電防止措置を確実に実施する。また、取りはずしたサービスプラググリップは、作業中に他のエンジニアが誤って取り付けることがないようにポケットに入れて携帯する。
  3. サービスプラググリップを取りはずしてから高電圧のコネクターおよび端子に触れるまでに10分間の時間を確保する。10分間待機後、インバータASSY(コンバータツキ)の検電箇所にてゼロボルト確認作業を行う。

□ 参 考 □

  1. 10分間はインバータASSY(コンバータツキ)内の高電圧コンデンサに蓄えられた電気を放電するための時間である。
  2. メガオームテスターを使用して絶縁抵抗を測定する際は500Vレンジを使用する。

手順1ダイアグコード読み取り(HV)

SST09991-70201  

  1. SST(TaSCAN)をDLC3に接続する。
  2. IG ONにする。
  3. SST(TaSCAN)を使用して、以下のメニュー項目を選択する。: 診断/パワトレ/ HV /ダイアグコード フリーズデータ
  4. HVのダイアグコードが出力されているか確認する。
    結果結果
    飛び先
    P0AA6のみ出力
    A
    P0AA6およびP0A1D(HV ECU異常)
    B
    P0AA6およびP0AA7(漏電検出器自己回路異常)
    C
    P0AA6およびP0A1F(バッテリーECU系異常)
    D

B
関連するダイアグコードチャートへ(P0A1D) (要領は  参照)

C
関連するダイアグコードチャートへ(P0AA7) (要領は  参照)

D
関連するダイアグコードチャートへ(P0AFC) (要領は  参照)
A

手順2詳細情報番号読み取り

SST09991-70201  

  1. SST(TaSCAN)を使用して、以下のメニュー項目を選択する。: 診断/パワトレ/ HV /ダイアグコード フリーズデータ
  2. ダイアグコードP0AA6のフリーズフレームデータを表示し、詳細情報番号を読み取る。
    ■ 注 意 ■詳細情報番号611、612、613および614は、詳細番号526と同じタイミングでは記憶されない。詳細番号526だけが出力されていた場合は、故障エリアを特定するためにIG OFFして30秒以上待つ。その後、もう一度、IG ONにして詳細情報番号を読み取る。
    結果
    結果
    飛び先
    526(高電圧回路の絶縁抵抗低下異常)のみ出力
    A
    526および611(エアコンエリアの絶縁抵抗低下異常)
    ヒータ&エアコンディショナーシステムのP0AA6-611トラブルシュートへ(要領は参照)
    526および612(HVバッテリーエリアの絶縁抵抗低下異常)
    B
    526および613(トランスミッションエリアの絶縁抵抗低下異常)
    C
    526および614(高電圧直流部の絶縁抵抗低下異常)
    D

B
手順 8 へ

C
手順 9 へ

D
手順 10 へ
A

手順3ハイブリッドビークル トランスアクスルASSY点検(モータケーブル)

■ 警 告 ■絶縁手袋を着用して作業を行う。

  1. IG OFFにする。
  2. サービスプラググリップがはずれていることを確認する。
    ■ 注 意 ■サービスプラググリップを取りはずした状態でREADY ONにすると不具合が発生する可能性があるため絶対にREADY ONを行わない。
  1. インバータターミナルカバーをインバータASSY(コンバータツキ)から取りはずす。
    □ 参 考 □インバータASSY(コンバータツキ)内に異物の混入がないことを確認する。
  1. モータケーブルおよびジェネレータケーブルをインバータASSY(コンバータツキ)から切り離す。
  1. メガオームテスター(500 Vレンジ)を使用して、下表に従って抵抗値を測定する。
    ■ 注 意 ■この点検を行う際は必ずメガオームテスターを500 Vにセットする。500 Vより高いレンジを使用すると点検中の部品が損傷する恐れがある。抵抗値点検端子
    点検条件
    基準値
    U - ボデーアースおよびシールド線アース
    IG OFF
    100 MΩ以上
    V - ボデーアースおよびシールド線アース
    IG OFF
    100 MΩ以上
    W - ボデーアースおよびシールド線アース
    IG OFF
    100 MΩ以上
    イラスト内指示文字 *1
    モータケーブル非接続状態
    *2
    シールド線アース

NG
手順 17 へ
OK

手順4ハイブリッドビークル トランスアクスルASSY点検(ジェネレータケーブル)

■ 警 告 ■絶縁手袋を着用して作業を行う。

  1. サービスプラググリップがはずれていることを確認する。
    ■ 注 意 ■サービスプラググリップを取りはずした状態でREADY ONにすると不具合が発生する可能性があるため絶対にREADY ONを行わない。
  1. メガオームテスター(500 Vレンジ)を使用して、下表に従って抵抗値を測定する。
    ■ 注 意 ■この点検を行う際は必ずメガオームテスターを500 Vにセットする。500 Vより高いレンジを使用すると点検中の部品が損傷する恐れがある。抵抗値点検端子
    点検条件
    基準値
    U - ボデーアースおよびシールド線アース
    IG OFF
    100 MΩ以上
    V - ボデーアースおよびシールド線アース
    IG OFF
    100 MΩ以上
    W - ボデーアースおよびシールド線アース
    IG OFF
    100 MΩ以上
    イラスト内指示文字 *1
    ジェネレータケーブル非接続状態
    *2
    シールド線アース

NG
手順 18 へ
OK

手順5エンジン ワイヤ NO.2点検

■ 警 告 ■絶縁手袋を着用して作業を行う。

  1. サービスプラググリップがはずれていることを確認する。
    ■ 注 意 ■サービスプラググリップを取りはずした状態でREADY ONにすると不具合が発生する可能性があるため絶対にREADY ONを行わない。
  1. エンジンワイヤNo.2(エアコンディショナハーネス)をインバータASSY(コンバータツキ)から切り離す。
    □ 参 考 □エンジンワイヤNo.2のコネクターに異物の混入がないことを確認する。
  1. メガオームテスター(500 Vレンジ)を使用して、下表に従って抵抗値を測定する。
    ■ 注 意 ■この点検を行う際は必ずメガオームテスターを500 Vにセットする。500 Vより高いレンジを使用すると点検中の部品が損傷する恐れがある。抵抗値点検端子
    点検条件
    基準値
    1 - ボデーアースおよびシールド線アース
    IG OFF
    3 MΩ以上
    2 - ボデーアースおよびシールド線アース
    IG OFF
    3 MΩ以上
    イラスト内指示文字 *1
    車両ワイヤハーネスコネクター前側
    (エンジンワイヤNo.2接続コネクター)
    *2
    シールド線アース

NG
手順 14 へ
OK

手順6インバータASSY(コンバータ ツキ)点検

■ 警 告 ■絶縁手袋を着用して作業を行う。

  1. サービスプラググリップがはずれていることを確認する。
    ■ 注 意 ■サービスプラググリップを取りはずした状態でREADY ONにすると不具合が発生する可能性があるため絶対にREADY ONを行わない。
  1. フレームワイヤをインバータASSY(コンバータツキ)から切り離す。
    □ 参 考 □フレームワイヤに異物の混入がないことを確認する。
  1. メガオームテスター(500 Vレンジ)を使用して、下表に従って抵抗値を測定する。
    ■ 注 意 ■この点検を行う際は必ずメガオームテスターを500 Vにセットする。500 Vより高いレンジを使用すると点検中の部品が損傷する恐れがある。抵抗値点検端子
    点検条件
    基準値
    高電圧端子部 - ボデーアース
    IG OFF
    1 MΩ以上
    □ 参 考 □モータケーブル、ジェネレータケーブルおよびエンジンワイヤNo.2は、インバータASSY(コンバータツキ)から切り離された状態で点検を行う。

NG
インバータASSY(コンバータ ツキ)交換 (要領は  参照)
OK

手順7フレーム ワイヤ点検

■ 警 告 ■絶縁手袋を着用して作業を行う。

  1. サービスプラググリップがはずれていることを確認する。
    ■ 注 意 ■サービスプラググリップを取りはずした状態でREADY ONにすると不具合が発生する可能性があるため絶対にREADY ONを行わない。
  1. メガオームテスター(500 Vレンジ)を使用して、下表に従って抵抗値を測定する。
    ■ 注 意 ■この点検を行う際は必ずメガオームテスターを500 Vにセットする。500 Vより高いレンジを使用すると点検中の部品が損傷する恐れがある。抵抗値点検端子
    点検条件
    基準値
    1 - ボデーアース
    IG OFF
    10 MΩ以上
    2 - ボデーアース
    IG OFF
    10 MΩ以上
    イラスト内指示文字 *1
    車両ワイヤハーネスコネクター前側
    (フレームワイヤ)

NG
手順 15 へ
OK

手順8HVバッテリエリア点検

■ 警 告 ■絶縁手袋を着用して作業を行う。

  1. IG OFFにする。
  2. サービスプラググリップがはずれていることを確認する。
    ■ 注 意 ■サービスプラググリップを取りはずした状態でREADY ONにすると不具合が発生する可能性があるため絶対にREADY ONを行わない。
  1. バッテリボルテージセンサのコネクター(オレンジ色)を切り離す。
    □ 参 考 □バッテリボルテージセンサのコネクター切り離しまでの脱着手順は参照。
  1. メガオームテスター(500 Vレンジ)を使用して、下表に従って抵抗値を測定する。
    ■ 注 意 ■この点検を行う際は必ずメガオームテスターを500 Vにセットする。500 Vより高いレンジを使用すると点検中の部品が損傷する恐れがある。抵抗値点検端子
    点検条件
    基準値
    1 - ボデーアース
    IG OFF
    10 MΩ以上
    2 - ボデーアース
    IG OFF
    10 MΩ以上

NG
手順 16 へ
OK
バッテリボルテージ センサ交換 (要領は  参照)  

手順9インバータASSY(コンバータ ツキ)点検

■ 警 告 ■絶縁手袋を着用して作業を行う。

  1. IG OFFにする。
  2. サービスプラググリップがはずれていることを確認する。
    ■ 注 意 ■サービスプラググリップを取りはずした状態でREADY ONにすると不具合が発生する可能性があるため絶対にREADY ONを行わない。
  1. インバータターミナルカバーをインバータASSY(コンバータツキ)から取りはずす。
    □ 参 考 □インバータASSY(コンバータツキ)内に異物の混入がないことを確認する。
  1. モータケーブルおよびジェネレータケーブルをインバータASSY(コンバータツキ)から切り離す。
  1. メガオームテスター(500 Vレンジ)を使用して、下表に従って抵抗値を測定する。
    ■ 注 意 ■この点検を行う際は必ずメガオームテスターを500 Vにセットする。500 Vより高いレンジを使用すると点検中の部品が損傷する恐れがある。抵抗値点検端子
    点検条件
    基準値
    高電圧端子部 - ボデーアース
    IG OFF
    1 MΩ以上

結果

結果飛び先
NGA
OKB

B
手順 19 へ
A
インバータASSY(コンバータ ツキ)交換 (要領は  参照)  

手順10ハイブリッドビークル トランスアクスルASSY点検(モータケーブル)

■ 警 告 ■絶縁手袋を着用して作業を行う。

  1. IG OFFにする。
  2. サービスプラググリップがはずれていることを確認する。
    ■ 注 意 ■サービスプラググリップを取りはずした状態でREADY ONにすると不具合が発生する可能性があるため絶対にREADY ONを行わない。
  1. インバータターミナルカバーをインバータASSY(コンバータツキ)から取りはずす。
    □ 参 考 □インバータASSY(コンバータツキ)内に異物の混入がないことを確認する。
  1. モータケーブルおよびジェネレータケーブルをインバータASSY(コンバータツキ)から切り離す。
  1. メガオームテスター(500 Vレンジ)を使用して、下表に従って抵抗値を測定する。
    ■ 注 意 ■この点検を行う際は必ずメガオームテスターを500 Vにセットする。500 Vより高いレンジを使用すると点検中の部品が損傷する恐れがある。抵抗値点検端子
    点検条件
    基準値
    U - ボデーアースおよびシールド線アース
    IG OFF
    100 MΩ以上
    V - ボデーアースおよびシールド線アース
    IG OFF
    100 MΩ以上
    W - ボデーアースおよびシールド線アース
    IG OFF
    100 MΩ以上
    イラスト内指示文字 *1
    モータケーブル非接続状態
    *2
    シールド線アース

NG
手順 17 へ
OK

手順11ハイブリッドビークル トランスアクスルASSY点検(ジェネレータケーブル)

■ 警 告 ■絶縁手袋を着用して作業を行う。

  1. IG OFFにする。
  2. サービスプラググリップがはずれていることを確認する。
    ■ 注 意 ■サービスプラググリップを取りはずした状態でREADY ONにすると不具合が発生する可能性があるため絶対にREADY ONを行わない。
  1. メガオームテスター(500 Vレンジ)を使用して、下表に従って抵抗値を測定する。
    ■ 注 意 ■この点検を行う際は必ずメガオームテスターを500 Vにセットする。500 Vより高いレンジを使用すると点検中の部品が損傷する恐れがある。抵抗値点検端子
    点検条件
    基準値
    U - ボデーアースおよびシールド線アース
    IG OFF
    100 MΩ以上
    V - ボデーアースおよびシールド線アース
    IG OFF
    100 MΩ以上
    W - ボデーアースおよびシールド線アース
    IG OFF
    100 MΩ以上
    イラスト内指示文字 *1
    ジェネレータケーブル非接続状態
    *2
    シールド線アース

NG
手順 18 へ
OK

手順12高電圧直流部エリア絶縁点検

■ 警 告 ■絶縁手袋を着用して作業を行う。

  1. IG OFFにする。
  2. サービスプラググリップがはずれていることを確認する。
    ■ 注 意 ■サービスプラググリップを取りはずした状態でREADY ONにすると不具合が発生する可能性があるため絶対にREADY ONを行わない。
  1. フレームワイヤをインバータASSY(コンバータツキ)から切り離す。
    □ 参 考 □フレームワイヤに異物の混入がないことを確認する.
  1. メガオームテスター(500 Vレンジ)を使用して、下表に従って抵抗値を測定する。
    ■ 注 意 ■この点検を行う際は必ずメガオームテスターを500 Vにセットする。500 Vより高いレンジを使用すると点検中の部品が損傷する恐れがある。抵抗値点検端子
    点検条件
    基準値
    1 - ボデーアース
    IG OFF
    10 MΩ以上
    2 - ボデーアース
    IG OFF
    10 MΩ以上
    イラスト内指示文字 *1
    車両ワイヤハーネスコネクター前側
    (フレームワイヤ)

NG
手順 15 へ
OK

手順13エンジン ワイヤ NO.2点検

■ 警 告 ■絶縁手袋を着用して作業を行う。

  1. サービスプラググリップがはずれていることを確認する。
    ■ 注 意 ■サービスプラググリップを取りはずした状態でREADY ONにすると不具合が発生する可能性があるため絶対にREADY ONを行わない。
  1. エンジンワイヤNo.2をインバータASSY(コンバータツキ)から切り離す。
  1. メガオームテスター(500 Vレンジ)を使用して、下表に従って抵抗値を測定する。
    ■ 注 意 ■この点検を行う際は必ずメガオームテスターを500 Vにセットする。500 Vより高いレンジを使用すると点検中の部品が損傷する恐れがある。抵抗値点検端子
    点検条件
    基準値
    1 - ボデーアース
    およびシールド線アース
    IG OFF
    3 MΩ以上
    2 - ボデーアース
    およびシールド線アース
    IG OFF
    3 MΩ以上
    イラスト内指示文字 *1
    車両ワイヤハーネスコネクター前側
    (エンジンワイヤNo.2接続コネクター)
    *2
    シールド線アース

NG
手順 14 へ
OK
インバータASSY(コンバータ ツキ)交換 (要領は  参照)  

手順14エンジン ワイヤ NO.2点検

■ 警 告 ■絶縁手袋を着用して作業を行う。

  1. サービスプラググリップがはずれていることを確認する。
    ■ 注 意 ■サービスプラググリップを取りはずした状態でREADY ONにすると不具合が発生する可能性があるため絶対にREADY ONを行わない。
  1. エンジンワイヤNo.2をモータツキコンプレッサASSYから切り離す。
    イラスト内指示文字 *1
    緑色ロック
  1. メガオームテスター(500 Vレンジ)を使用して、下表に従って抵抗値を測定する。
    ■ 注 意 ■この点検を行う際は必ずメガオームテスターを500 Vにセットする。500 Vより高いレンジを使用すると点検中の部品が損傷する恐れがある。抵抗値点検端子
    点検条件
    基準値
    1 - ボデーアースおよびシールド線アース
    IG OFF
    10 MΩ以上
    2 - ボデーアースおよびシールド線アース
    IG OFF
    10 MΩ以上
    イラスト内指示文字 *1
    車両ワイヤハーネスコネクター前側
    (エンジンワイヤNo.2接続コネクター)
    *2
    シールド線アース

NG
エンジン ワイヤ NO.2交換
OK
関連するダイアグコードチャートへ(ヒータ&エアコンディショナーシステムのDTC P0AA6-611) 

手順15フレーム ワイヤ点検

■ 警 告 ■絶縁手袋を着用して作業を行う。

  1. サービスプラググリップがはずれていることを確認する。
    ■ 注 意 ■サービスプラググリップを取りはずした状態でREADY ONにすると不具合が発生する可能性があるため絶対にREADY ONを行わない。
  1. フレームワイヤをハイブリッドバッテリジャンクションブロックから切り離す。
    □ 参 考 □フレームワイヤ切り離しまでの脱着手順は参照。
  1. メガオームテスター(500 Vレンジ)を使用して、下表に従って抵抗値を測定する。
    ■ 注 意 ■この点検を行う際は必ずメガオームテスターを500 Vにセットする。500 Vより高いレンジを使用すると点検中の部品が損傷する恐れがある。抵抗値点検端子
    点検条件
    基準値
    A - ボデーアースおよびシールド線アース
    IG OFF
    10 MΩ以上
    B - ボデーアースおよびシールド線アース
    IG OFF
    10 MΩ以上

NG
フレーム ワイヤ交換 (要領は  参照)
OK
ハイブリッドバッテリジャンクション ブロック交換 (要領は  参照)  

手順16ハイブリッドバッテリジャンクション ブロック点検

■ 警 告 ■絶縁手袋を着用して作業を行う。

  1. サービスプラググリップがはずれていることを確認する。
    ■ 注 意 ■サービスプラググリップを取りはずした状態でREADY ONにすると不具合が発生する可能性があるため絶対にREADY ONを行わない。
  1. HVバッテリー高圧コネクターをハイブリッドバッテリジャンクションブロックから切り離す。
  1. メガオームテスター(500 Vレンジ)を使用して、下表に従って抵抗値を測定する。
    ■ 注 意 ■この点検を行う際は必ずメガオームテスターを500 Vにセットする。500 Vより高いレンジを使用すると点検中の部品が損傷する恐れがある。抵抗値点検端子
    点検条件
    基準値
    A - ボデーアース
    IG OFF
    10 MΩ以上
    B - ボデーアース
    IG OFF
    10 MΩ以上

NG
ハイブリッドバッテリジャンクション ブロック交換 (要領は  参照)
OK
HVバッテリー交換 (要領は  参照)  

手順17モータ ケーブル点検

■ 警 告 ■絶縁手袋を着用して作業を行う。

  1. サービスプラググリップがはずれていることを確認する。
    ■ 注 意 ■サービスプラググリップを取りはずした状態でREADY ONにすると不具合が発生する可能性があるため絶対にREADY ONを行わない。
  2. モータケーブルをハイブリッドビークルトランスミッションASSYから切り離す。(要領は参照)
  1. メガオームテスター(500 Vレンジ)を使用して、下表に従って抵抗値を測定する。
    ■ 注 意 ■この点検を行う際は必ずメガオームテスターを500 Vにセットする。500 Vより高いレンジを使用すると点検中の部品が損傷する恐れがある。抵抗値点検端子
    点検条件
    基準値
    U - シールド線アース
    IG OFF
    100 MΩ以上
    V - シールド線アース
    IG OFF
    100 MΩ以上
    W - シールド線アース
    IG OFF
    100 MΩ以上
    イラスト内指示文字 *1
    モータケーブル非接続状態
    *2
    シールド線アース

NG
モータ ケーブル交換 (要領は  参照)
OK
ハイブリッドビークル トランスアクスルASSY交換 (要領は  参照)  

手順18ジェネレータ ケーブル点検

■ 警 告 ■絶縁手袋を着用して作業を行う。

  1. サービスプラググリップがはずれていることを確認する。
    ■ 注 意 ■サービスプラググリップを取りはずした状態でREADY ONにすると不具合が発生する可能性があるため絶対にREADY ONを行わない。
  2. ジェネレータケーブルをハイブリッドビークルトランスミッションASSYから切り離す。(要領は参照)
  1. メガオームテスター(500 Vレンジ)を使用して、下表に従って抵抗値を測定する。
    ■ 注 意 ■この点検を行う際は必ずメガオームテスターを500 Vにセットする。500 Vより高いレンジを使用すると点検中の部品が損傷する恐れがある。抵抗値点検端子
    点検条件
    基準値
    U - シールド線アース
    IG OFF
    100 MΩ以上
    V - シールド線アース
    IG OFF
    100 MΩ以上
    W - シールド線アース
    IG OFF
    100 MΩ以上
    イラスト内指示文字 *1
    ジェネレータケーブル非接続状態
    *2
    シールド線アース

NG
ジェネレータ ケーブル交換 (要領は  参照)
OK
ハイブリッドビークル トランスアクスルASSY交換 (要領は  参照)  

手順19モータ ケーブル点検

■ 警 告 ■絶縁手袋を着用して作業を行う。

  1. サービスプラググリップがはずれていることを確認する。
    ■ 注 意 ■サービスプラググリップを取りはずした状態でREADY ONにすると不具合が発生する可能性があるため絶対にREADY ONを行わない。
  2. モータケーブルをハイブリッドビークルトランスミッションASSYから切り離す。(要領は参照)
  1. メガオームテスター(500 Vレンジ)を使用して、下表に従って抵抗値を測定する。
    ■ 注 意 ■この点検を行う際は必ずメガオームテスターを500 Vにセットする。500 Vより高いレンジを使用すると点検中の部品が損傷する恐れがある。抵抗値点検端子
    点検条件
    基準値
    U - シールド線アース
    IG OFF
    100 MΩ以上
    V - シールド線アース
    IG OFF
    100 MΩ以上
    W - シールド線アース
    IG OFF
    100 MΩ以上
    イラスト内指示文字 *1
    モータケーブル非接続状態
    *2
    シールド線アース

NG
モータ ケーブル交換 (要領は  参照)
OK

手順20ジェネレータ ケーブル点検

■ 警 告 ■絶縁手袋を着用して作業を行う。

  1. サービスプラググリップがはずれていることを確認する。
    ■ 注 意 ■サービスプラググリップを取りはずした状態でREADY ONにすると不具合が発生する可能性があるため絶対にREADY ONを行わない。
  2. ジェネレータケーブルをハイブリッドビークルトランスミッションASSYから切り離す。(要領は参照)
  1. メガオームテスター(500 Vレンジ)を使用して、下表に従って抵抗値を測定する。
    ■ 注 意 ■この点検を行う際は必ずメガオームテスターを500 Vにセットする。500 Vより高いレンジを使用すると点検中の部品が損傷する恐れがある。抵抗値点検端子
    点検条件
    基準値
    U - シールド線アース
    IG OFF
    100 MΩ以上
    V - シールド線アース
    IG OFF
    100 MΩ以上
    W - シールド線アース
    IG OFF
    100 MΩ以上
    イラスト内指示文字 *1
    ジェネレータケーブル非接続状態
    *2
    シールド線アース

NG
ジェネレータ ケーブル交換 (要領は  参照)
OK
ハイブリッドビークル トランスアクスルASSY交換 (要領は  参照)  
DTC P0AA6-526 高電圧系絶縁異常 P0AA6-611 P0AA6-612 P0AA6-613 P0AA6-614 トヨタ

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