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DTC No. | 詳細情報番号 | DTC検出条件 | 点検部位 |
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P0ADC | 226 | SMRB系統の断線または+B電源回り込み | ワイヤハーネスおよびコネクター ハイブリッドバッテリジャンクションブロックASSY パワーマネジメントコントロールコンピュータ |
回路図
P0AE6-225の回路図
参照。
点検手順
■ 警 告 ■
- 高電圧系統の点検または、インバータASSY(コンバータツキ)の低圧コネクターを切り離す作業を行う場合は、絶縁手袋の着用ならびサービスプラググリップの取りはずしなど感電防止措置を確実に実施する。また、取りはずしたサービスプラググリップは、作業中に他のエンジニアが誤って取り付けることがないようにポケットに入れて携帯する。
- サービスプラググリップを取りはずしてから高電圧のコネクターおよび端子に触れるまでに10分間の時間を確保する。10分間待機後、インバータASSY(コンバータツキ)の検電箇所にてゼロボルト確認作業を行う。
□ 参 考 □10分間はインバータASSY(コンバータツキ)内の高電圧コンデンサに蓄えられた電気を放電するための時間である。
SST09991-70301
- SST(TaSCAN) をDLC3に接続する。
- IG ONにする。
- SST(TaSCAN)を使用して、以下のメニュー項目を選択する。: 診断 / パワトレ/ HV / ECU データモニター/ SMRB状態
- ECUデータモニターを読み取る。
基準項目名
[記号]
点検条件
基準
SMRB状態
[SMR2]
IG ON
OFF
- IG OFFにする。
OK | |
| |
手順2 | コネクター接続状態点検(パワーマネジメントコントロールコンピュータコネクター) |
- パワーマネジメントコントロールコンピュータのコネクター接続状態および該当端子の接触圧を点検する。(要領は参照)
結果コネクターのかん合に緩みおよび該当端子に接触不良がない
NG | 確実に接続する |
|
OK | |
| |
手順3 | コネクター接続状態点検(ハイブリッドバッテリジャンクションブロックASSYコネクター) |
■ 警 告 ■絶縁手袋および保護めがねを着用して作業を行う。
- サービスプラググリップがはずれていることを確認する。
■ 注 意 ■サービスプラググリップを取りはずした状態でREADY ONにすると不具合が発生する可能性があるため絶対にREADY ONを行わない。
- ハイブリッドバッテリカバーSUB-ASSY UPRを取りはずす。(要領は参照)
- ハイブリッドバッテリジャンクションブロックASSYのコネクター接続状態および該当端子の接触圧を点検する。(要領は参照)
結果コネクターのかん合に緩みおよび該当端子に接触不良がない
- ハイブリッドバッテリカバーSUB-ASSY UPRを取り付ける。(要領は参照)
NG | 確実に接続する |
|
手順4 | ワイヤハーネスおよびコネクター点検(SMRB電圧) |
SST09082-00030
09083-00170
- IG ONにする。
- SST(トヨタエレクトリカルテスター)を使用して、下表に従って電圧を点検する。
電圧値点検端子
点検条件
基準値
C4(SMRB) - ボデーアース
IG ON
1 V未満
イラスト内指示文字 *1
コネクター接続状態
(パワーマネジメントコントロールコンピュータ)
*2
コネクターC
- IG OFFにする。
OK | |
| |
手順5 | コネクター接続状態点検(パワーマネジメントコントロールコンピュータコネクター) |
- パワーマネジメントコントロールコンピュータのコネクター接続状態および該当端子の接触圧を点検する。(要領は参照)
結果コネクターのかん合に緩みおよび該当端子に接触不良がない
NG | 確実に接続する |
|
手順6 | ワイヤハーネスおよびコネクター点検(パワーマネジメントコントロールコンピュータ - ボデーアース) |
SST09082-00030
09083-00170
- パワーマネジメントコントロールコンピュータのコネクターCを切り離す。
- SST(トヨタエレクトリカルテスター)を使用して、下表に従って抵抗を点検する。
抵抗値点検端子
点検条件
基準値
C4(SMRB) - ボデーアース
IG OFF
19.0 to 35.5 Ω
イラスト内指示文字 *1
車両ワイヤハーネスコネクター後側
(パワーマネジメントコントロールコンピュータ接続コネクター)
- パワーマネジメントコントロールコンピュータのコネクターを接続する。
OK | |
| |
手順7 | ワイヤハーネスおよびコネクター点検(電源線短絡) |
SST09082-00030
09083-00170
■ 警 告 ■絶縁手袋および保護めがねを着用して作業を行う。
- サービスプラググリップがはずれていることを確認する。
■ 注 意 ■サービスプラググリップを取りはずした状態でREADY ONにすると不具合が発生する可能性があるため絶対にREADY ONを行わない。
- IGCT NO. 2ヒューズおよびAM2ヒューズをエンジンルームジャンクションブロックASSYから取りはずす。
イラスト内指示文字 *1
エンジンルームジャンクションッブロックASSY
*2
AM2ヒューズ
*3
IGCT NO. 2ヒューズ
- ハイブリッドバッテリカバーSUB-ASSY UPRを取りはずす。(要領は参照)
- ハイブリッドバッテリジャンクションブロックASSYのコネクターを切り離す。
- パワーマネジメントコントロールコンピュータのすべてのコネクターを切り離す。
- SST(トヨタエレクトリカルテスター)を使用して、下表に従って抵抗を点検する。
抵抗値点検端子
点検条件
基準値
C4(SMRB) - A2(+B2)
IG OFF
10 kΩ以上
C4(SMRB) - B5(+B1)
IG OFF
10 kΩ以上
C4(SMRB) - C1(AM22)
IG OFF
10 kΩ以上
C4(SMRB) - D7(AM21)
IG OFF
10 kΩ以上
C4(SMRB) - B6(MREL)
IG OFF
10 kΩ以上
C4(SMRB) - B1(IG2)
IG OFF
10 kΩ以上
C4(SMRB) - D1(ACCD)
IG OFF
10 kΩ以上
C4(SMRB) - D2(IG1D)
IG OFF
10 kΩ以上
C4(SMRB) - B2(IG2D)
IG OFF
10 kΩ以上
C4(SMRB) - C14(SPDI)
IG OFF
10 kΩ以上
C4(SMRB) - A16(GI)
IG OFF
10 kΩ以上
C4(SMRB) - A4(FCTL)
IG OFF
10 kΩ以上
イラスト内指示文字 *1
車両ワイヤハーネスコネクター後側
(パワーマネジメントコントロールコンピュータ接続コネクター)
*2
コネクターA
*3
コネクターB
*4
コネクターC
*5
コネクターD
- パワーマネジメントコントロールコンピュータのコネクターを接続する。
- ハイブリッドバッテリジャンクションブロックASSYのコネクターを接続する。
- ハイブリッドバッテリカバーSUB-ASSY UPRを取り付ける。(要領は参照)
- IGCT NO. 2ヒューズおよびAM2ヒューズを取り付ける。
NG | ワイヤハーネスまたはコネクター修理または交換 |
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手順8 | ワイヤハーネスおよびコネクター点検(パワーマネジメントコントロールコンピュータ - ハイブリッドバッテリジャンクションブロックASSY) |
SST09082-00030
09083-00170
■ 警 告 ■絶縁手袋および保護めがねを着用して作業を行う。
- サービスプラググリップがはずれていることを確認する。
■ 注 意 ■サービスプラググリップを取りはずした状態でREADY ONにすると不具合が発生する可能性があるため絶対にREADY ONを行わない。
- ハイブリッドバッテリカバーSUB-ASSY UPRを取りはずす。(要領は参照)
- ハイブリッドバッテリジャンクションブロックASSYのコネクターを切り離す。
- パワーマネジメントコントロールコンピュータのコネクターCを切り離す。
- SST(トヨタエレクトリカルテスター)を使用して、下表に従って抵抗を点検する。
イラスト内指示文字 *1
車両ワイヤハーネスコネクター後側
(パワーマネジメントコントロールコンピュータ接続コネクター)
*2
車両ワイヤハーネスコネクター後側
(ハイブリッドバッテリジャンクションブロックASSY接続コネクター)
抵抗値(断線)点検端子
点検条件
基準値
C4(SMRB) - 4(SMRB)
IG OFF
1 Ω未満
抵抗値(短絡)点検端子
点検条件
基準値
C4(SMRB)および4(SMRB) - 他の端子間
IG OFF
10 kΩ以上
- パワーマネジメントコントロールコンピュータのコネクターを接続する。
- ハイブリッドバッテリジャンクションブロックASSYのコネクターを接続する。
- ハイブリッドバッテリカバーSUB-ASSY UPRを取り付ける。(要領は参照)
NG | ワイヤハーネスまたはコネクター修理または交換 |
|
OK | |
| |
手順9 | ワイヤハーネスおよびコネクター点検(ハイブリッドバッテリジャンクションブロックASSY - ボデーアース) |
SST09082-00030
09083-00170
■ 警 告 ■絶縁手袋および保護めがねを着用して作業を行う。
- サービスプラググリップがはずれていることを確認する。
■ 注 意 ■サービスプラググリップを取りはずした状態でREADY ONにすると不具合が発生する可能性があるため絶対にREADY ONを行わない。
- ハイブリッドバッテリカバーSUB-ASSY UPRを取りはずす。(要領は参照)
- ハイブリッドバッテリジャンクションブロックASSYのコネクターを切り離す。
- SST(トヨタエレクトリカルテスター)を使用して、下表に従って抵抗を点検する。
抵抗値点検端子
点検条件
基準値
2(GND) - ボデーアース
IG OFF
1 Ω未満
- ハイブリッドバッテリジャンクションブロックASSYのコネクターを接続する。
- ハイブリッドバッテリカバーSUB-ASSY UPRを取り付ける。(要領は参照)
NG | ワイヤハーネスまたはコネクター修理または交換 |
|
OK | |
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手順10 | ハイブリッドバッテリジャンクション ブロックASSY単体点検(SMRB) |
SST09082-00030
09083-00170
■ 警 告 ■絶縁手袋および保護めがねを着用して作業を行う。
- サービスプラググリップがはずれていることを確認する。
■ 注 意 ■サービスプラググリップを取りはずした状態でREADY ONにすると、不具合が発生する可能性があるため絶対にREADY ONを行わない。
- ハイブリッドバッテリジャンクションブロックASSYを車両から取りはずす。(要領は参照)
- SST(トヨタエレクトリカルテスター)を使用して、下表に従って抵抗を点検する。
抵抗値点検端子
点検条件
基準値
4(SMRB) - 2(GND)
-40 to 80°C
19.0 to 35.5 Ω
イラスト内指示文字 *1
コネクター非接続状態
(ハイブリッドバッテリジャンクションブロックASSY)
- ハイブリッドバッテリジャンクションブロックASSYを取り付ける。(要領は参照)
自動車の故障や修理方法、交換方法等に役立つ情報 参考資料は,サービスマニュアル 整備書 修理書 配線図 回路図等です。 トヨタ(TOYOTA) レクサス(LEXUS) ニッサン(N…