DTCP2511-149HV CPU瞬断エスクァイア エスティマ ヤリス

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ワーマネジメントコントロールコンピュータ(HV機能)は、+B電源電圧を監視し、瞬断を検出している。

DTC No.詳細情報番号DTC検出条件点検部位
P2511149READY ON時、パワーマネジメントコントロールコンピュータにリセットがかかるワイヤハーネスおよびコネクター
パワーマネジメントコントロールコンピュータ

回路図

P3110-223の回路図

参照

点検手順

手順1バッテリーターミナル点検
  1. 直前に補機バッテリーターミナルの脱着作業を行ったかを確認する。
    結果結果
    飛び先
    ターミナルの脱着作業を行っている
    A
    ターミナルの脱着作業を行っていない
    B

B
手順 5 へ
A

手順2ウォーニングランプ点検(マスターウォーニング)
  1. IG OFFからREADY ONにする。
  2. マスターウォーニングランプランプの点灯状態を確認する。
    結果結果
    飛び先
    マスターウォーニングランプランプ点灯
    A
    マスターウォーニングランプランプ不灯
    B
    □ 参 考 □DTC P2511-149は補機バッテリーターミナル脱着により、出力される場合がある。この場合、IG OFFからREADY ONにするとDTCは出力されなくなる。最後に、DTCを確認消去し点検を終了する。
  3. IG OFFにする。

B
終了
A

手順3ダイアグコード消去

SST09991-70201  

  1. SST(TaSCAN)をDLC3に接続する。
  2. IG ON にする。
  3. SST(TaSCAN)を使用して、以下のメニュー項目を選択する。: 診断 / パワトレ / HV / ダイアグコード フリーズデータ
  4. ダイアグコードおよびフリーズデータを読み取り記録する。
  5. ‘消去’キーを押す。
  6. IG OFF にする。
次へ

手順4ダイアグコード読み取り(HV)

SST09991-70201  

  1. SST(TaSCAN)をDLC3に接続する。
  2. IG ONにする。
  3. SST(TaSCAN)を使用して、以下のメニュー項目を選択する。: 診断 / パワトレ / HV / ダイアグコード フリーズデータ
  4. 出力されたダイアグコードを読み取る。
    結果結果
    飛び先
    P2511-149のみが出力
    A
    P2511-149と他のダイアグコードが同時に出力
    B
  5. IG OFFにする。

B
関連するダイアグコードチャートへ (要領は  参照)
A

手順5バッテリーターミナル点検(緩み、接触不良)
  1. 補機バッテリーターミナルの接続状態を点検する。
    基準ターミナルに緩みおよび接触不良がない

NG
確実に接続する
OK

手順6コネクター接続状態点検(パワーマネジメントコントロールコンピュータコネクター)
  1. パワーマネジメントコントロールコンピュータのコネクター接続状態を点検する。
    基準コネクターのかん合に緩みおよび接触不良がない

NG
確実に接続する
OK

手順7ワイヤハーネスおよびコネクター点検(パワーマネジメントコントロールコンピュータ - IGCTリレー)

SST09082-00030  
09083-00170  

  1. IGCTリレーをエンジンルームジャンクションブロックASSYから取りはずす。
  1. パワーマネジメントコントロールコンピュータのコネクターAおよびBを切り離す。
    A216830J01

    イラスト内指示文字 *1
    車両ワイヤハーネスコネクター後側
    (パワーマネジメントコントロールコンピュータ接続コネクター)
    *2
    エンジンルームジャンクションブロックASSY
    *3
    IGCTリレー
    -
    -
  2. SST(トヨタエレクトリカルテスター)を使用して、下表に従って抵抗値を測定する。
    抵抗値点検端子
    点検条件
    基準値
    B5(+B1) - 3(IGCT)
    IG OFF
    1 Ω未満
    A2(+B2) - 3(IGCT)
    IG OFF
    1 Ω未満
  3. IGCTリレーを取り付ける。
  4. パワーマネジメントコントロールコンピュータのコネクターを接続する。

NG
ワイヤハーネスまたはコネクター修理または交換
OK

手順8常時発生しない問題の点検
  1. 常時発生しない問題の点検を行う。(作業要領は参照)
    1. パワーマネジメントコントロールコンピュータ - エンジンルームジャンクションブロックASSY間のワイヤーハーネスおよびコネクターの半勘合、端子接圧の点検を行う。
    2. READY ONの時にパワーマネジメントコントロールコンピュータ - エンジンルームジャンクションブロックASSY間のワイヤーハーネスおよびコネクターをゆする。
      結果結果
      飛び先
      症状が再現しない
      A
      症状が再現する
      B

B
不具合箇所修理または交換
A
パワーマネジメントコントロール コンピュータ交換 (要領は  参照)  
DTCP2511-149HV CPU瞬断 トヨタ

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