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DTC No. | 詳細情報番号 | DTC検出条件 | 点検部位 |
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P3004 | 800 | プリチャージ中(SMRPがONしてからSMRGがONするまでの間)に負荷短絡(大)が発生したとき | ワイヤハーネスおよびコネクター エンジンワイヤNo.2 モータツキコンプレッサASSY インバータASSY(コンバータツキ) ハイブリッドバッテリジャンクションブロック フレームワイヤ パワーマネジメントコントロールコンピュータ |
P3004 | 801 | プリチャージ中(SMRPがONしてからSMRGがONするまでの間)に負荷短絡(小)が発生したとき(負荷が持ち出されたとき) |
回路図
- DTC P0AA6-526の回路図参照。
点検手順
■ 警 告 ■
- 高電圧系統の点検または、インバータASSY(コンバータツキ)の低圧コネクターを切り離す作業を行う場合は、絶縁手袋の着用ならびサービスプラググリップの取りはずしなど感電防止措置を確実に実施する。また、取りはずしたサービスプラググリップは、作業中に他のエンジニアが誤って取り付けることがないようにポケットに入れて携帯する。
- サービスプラググリップを取りはずしてから高電圧のコネクターおよび端子に触れるまでに10分間の時間を確保する。10分間待機後、インバータASSY(コンバータツキ)の検電箇所にてゼロボルト確認作業を行う。
□ 参 考 □10分間はインバータASSY(コンバータツキ)内の高電圧コンデンサに蓄えられた電気を放電するための時間である。
SST09991-70201
- SST(TaSCAN)をDLC3に接続する。
- IG ONにする。
- SST(TaSCAN)を使用して、以下のメニュー項目を選択する。: 診断/パワトレ/ HV /ダイアグコード フリーズデータ
- HVのダイアグコードが出力されているか確認する。
結果結果
飛び先
P3004-800またはP3004-801のみ出力
A
下記に示すダイアグコードが同時に出力
B
DTC No.
関連ダイアグ
P0A09-265
DCDCコンバータ系統(Low)
P0A10-263
DCDCコンバータ系統(High)
□ 参 考 □上記ダイアグコードを出力する不具合が原因でP3004-800または801が出力されることがある。この場合、上記ダイアグコードのうち出力されたものを先に点検する。その後、再現試験を行いダイアグコードが出力されないことを確認する。
- IG OFFにする。
A | |
| |
SST09991-70201
- SST(TaSCAN)をDLC3に接続する。
- IG ONにする。
- SST(TaSCAN)を使用して、以下のメニュー項目を選択する。: 診断/パワトレ/ HV /ダイアグコード フリーズデータ
- HVのダイアグコードが出力されているか確認する。
結果結果
飛び先
P3004-800またはP3004-801のみ出力
A
下記に示すダイアグコードが同時に出力
B
DTC No.
関連ダイアグ
P0ABF-123
電流センサ電源異常
P0AC0-123
電流センサ系異常
P0AC1-123
IB GNDショート異常
P0AC2-123
IB断線異常
P0AFC-123
電池監視ユニット異常
P0B3D-123
ECU-電池間No.0断線
P0B42-123
ECU-電池間No.1断線
P0B47-123
ECU-電池間No.2断線
P0B4C-123
ECU-電池間No.3断線
P0B51-123
ECU-電池間No.4断線
P0B56-123
ECU-電池間No.5断線
P0B5B-123
ECU-電池間No.6断線
P0B60-123
ECU-電池間No.7断線
P0B65-123
ECU-電池間No.8断線
P0B6A-123
ECU-電池間No.9断線
P0B6F-123
ECU-電池間No.10断線
P0B74-123
ECU-電池間No.11断線
P0B79-123
ECU-電池間No.12断線
P0B7E-123
ECU-電池間No.13断線
P0B83-123
ECU-電池間No.14断線
P308A-123
電池電圧検出線断線(全ブロック)
U029A-123
電池監視通信異常
□ 参 考 □上記ダイアグコードを出力する不具合が原因でP3004-800または801が出力されることがある。この場合、上記ダイアグコードのうち出力されたものを先に点検する。その後、再現試験を行いダイアグコードが出力されないことを確認する。
- IG OFFにする。
A | |
| |
手順3 | コネクター接続状態点検(パワーマネジメントコントロールコンピュータコネクター) |
- パワーマネジメントコントロールコンピュータのコネクター接続状態を点検する。
基準コネクターのかん合に緩みおよび接触不良がない
NG | 確実に接続する |
|
OK | |
| |
SST09082-00030
09083-00170
■ 警 告 ■絶縁手袋を着用して作業を行う。
- サービスプラググリップがはずれていることを確認する。
■ 注 意 ■サービスプラググリップを取りはずした状態でREADY ONにすると不具合が発生する可能性があるため絶対にREADY ONを行わない。
- インバータターミナルカバーをインバータASSY(コンバータツキ)から取りはずす。
- エンジンワイヤNo.2をインバータASSY(コンバータツキ)から切り離す。
- SST(トヨタエレクトリカルテスター)を使用して、下表に従って抵抗値を測定する。
抵抗値点検端子
(テスターの極性)
点検条件
基準値
1(テスターのプラス) -
2(テスターのマイナス)
IG OFF
100 kΩ以上
イラスト内指示文字 *1
車両ワイヤハーネスコネクター前側
(エンジンワイヤNo.2接続コネクター)
*2
シールド線アース
■ 注 意 ■
- メガオームテスターは使用しない
- 抵抗値は安定してから読み取る
- エンジンワイヤNo.2をインバータASSY(コンバータツキ)に接続する。
- インバータターミナルカバーをインバータASSY(コンバータツキ)に取り付ける。
OK | |
| |
手順5 | ワイヤハーネスおよびコネクター点検(パワーマネジメントコントロールコンピュータ内NODD抵抗値) |
SST09082-00030
09083-00170
- インバータASSY(コンバータツキ)の低圧コネクターを切り離す。
- SST(トヨタエレクトリカルテスター)を使用して、下表に従って抵抗値を測定する。
抵抗値点検端子
点検条件
基準値
A12(NODD) - ボデーアース
IG OFF
120 to 140 kΩ
イラスト内指示文字 *1
車両ワイヤハーネスコネクター前側
(インバータASSY(コンバータツキ)接続低圧コネクター)
- インバータASSY(コンバータツキ)の低圧コネクターを接続する。
OK | |
| |
SST09082-00030
09083-00170
■ 警 告 ■絶縁手袋を着用して作業を行う。
- サービスプラググリップがはずれていることを確認する。
■ 注 意 ■サービスプラググリップを取りはずした状態でREADY ONにすると不具合が発生する可能性があるため絶対にREADY ONを行わない。
- インバータターミナルカバーをインバータASSY(コンバータツキ)から取りはずす。
- フレームワイヤ(高圧DCコネクター)をインバータASSY(コンバータツキ)から切り離す。
- ハイブリッドバッテリカバーSUB-ASSY UPRを取りはずす。(要領は参照)
- SST(トヨタエレクトリカルテスター)を使用して、下表に従って抵抗値を測定する。
抵抗値点検端子
点検条件
基準値
高圧プラス端子A - 高圧マイナス端子B
IG OFF
10 kΩ以上
イラスト内指示文字 *1
フレームワイヤ(ハイブリッドバッテリジャンクションブロック側)非接続状態
- ハイブリッドバッテリカバーSUB-ASSY UPRを取り付ける。(要領は参照)
- フレームワイヤ(高圧DCコネクター)をインバータASSY(コンバータツキ)に接続する。
- インバータターミナルカバーをインバータASSY(コンバータツキ)に取り付ける。
手順7 | ワイヤハーネスおよびコネクター点検(パワーマネジメントコントロールコンピュータ - インバータASSY(コンバータ ツキ)) |
SST09082-00030
09083-00170
- インバータASSY(コンバータツキ)の低圧コネクターAを切り離す。
- パワーマネジメントコントロールコンピュータのコネクターAを切り離す。
- SST(トヨタエレクトリカルテスター)を使用して、下表に従って抵抗値を測定する。
抵抗値(断線)点検端子
点検条件
基準値
A21(NODD) - A12(NODD)
IG OFF
1 Ω未満
抵抗値(短絡)点検端子
点検条件
基準値
A21(NODD)またはA12(NODD) -
他の端子間およびボデーアース
IG OFF
10 kΩ以上
イラスト内指示文字 *1
車両ワイヤハーネスコネクター後側 ( パワーマネジメントコントロールコンピュータ接続コネクター)
*2
コネクター非接続状態 ( インバータASSY( コンバータツキ))
- パワーマネジメントコントロールコンピュータのコネクターを接続する。
- インバータASSY(コンバータツキ)の低圧コネクターを接続する。
NG | ワイヤハーネスまたはコネクター修理または交換 |
|
SST09082-00030
09083-00170
■ 警 告 ■絶縁手袋を着用して作業を行う。
- サービスプラググリップがはずれていることを確認する。
■ 注 意 ■サービスプラググリップを取りはずした状態でREADY ONにすると不具合が発生する可能性があるため絶対にREADY ONを行わない。
- インバータターミナルカバーをインバータASSY(コンバータツキ)から取りはずす。
- エンジンワイヤNo.2をインバータASSY(コンバータツキ)から切り離す。
- エンジンワイヤNo.2をモータツキコンプレッサASSYから切り離す。
イラスト内指示文字 *1
緑色ロック
- SST(トヨタエレクトリカルテスター)を使用して、下表に従って抵抗値を測定する。
抵抗値点検端子
点検条件
基準値
1 - 2
IG OFF
10 kΩ以上
イラスト内指示文字 *1
車両ワイヤハーネスコネクター前側
(エンジンワイヤNo.2接続コネクター)
*2
シールド線アース
- エンジンワイヤNo.2をモータツキコンプレッサASSYに接続する。
- エンジンワイヤNo.2をインバータASSY(コンバータツキ)に接続する。
- インバータターミナルカバーをインバータASSY(コンバータツキ)に取り付ける。
NG | エンジン ワイヤ NO.2交換 |
|
手順9 | ハイブリッドバッテリジャンクション ブロック点検 |
SST09082-00030
09083-00170
■ 警 告 ■絶縁手袋を着用して作業を行う。
- サービスプラググリップがはずれていることを確認する。
■ 注 意 ■サービスプラググリップを取りはずした状態でREADY ONにすると不具合が発生する可能性があるため絶対にREADY ONを行わない。
- ハイブリッドバッテリカバーSUB-ASSY UPRを取りはずす。(要領は参照)
- フレームワイヤをハイブリッドバッテリジャンクションブロックから切り離す。
- SST(トヨタエレクトリカルテスター)を使用して、下表に従って抵抗値を測定する。
抵抗値点検端子
点検条件
基準値
A - B
IG OFF
10 kΩ以上
イラスト内指示文字 *1
コネクター非接続状態
(ハイブリッドバッテリジャンクションブロック)
- フレームワイヤをハイブリッドバッテリジャンクションブロックに接続する。
- ハイブリッドバッテリカバーSUB-ASSY UPRを取り付ける。(要領は参照)
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