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DTC No. | 詳細情報番号 | DTC検出条件 | 点検部位 |
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P3004 | 803 | READY ON中にサービスプラググリップ内のEVバッテリヒューズ切れ、サービスプラググリップはずれ、SMRB、SMRG開放が発生したとき | ハイブリッドバッテリジャンクションブロック ワイヤハーネスおよびコネクター |
回路図
DTC P0AE6-225の回路図
参照。
点検手順
■ 警 告 ■
- 高電圧の点検または、インバータASSY(コンバータツキ)の低圧コネクターを切り離す作業を行う場合は、絶縁手袋の着用ならびサービスプラググリップの取りはずしなど感電防止措置を確実に実施する。また、取りはずしたサービスプラググリップは、作業中に他のエンジニアが誤って取り付けることがないようにポケットに入れて携帯する。
- サービスプラググリップを取りはずしてから高電圧のコネクターおよび端子に触れるまでに10分間の時間を確保する。10分間待機後、インバータASSY(コンバータツキ)の検電箇所にてゼロボルト確認作業を行う。
□ 参 考 □10分間はインバータASSY(コンバータツキ)内の高電圧コンデンサに蓄えられた電気を放電するための時間である。
SST09991-70201
- SST(TaSCAN)をDLC3に接続する。
- IG ONにする。
- SST(TaSCAN)を使用して、以下のメニュー項目を選択する。: 診断/パワトレ/ HV /ダイアグコード フリーズデータ
- 出力されたダイアグコードを読み取る。
結果結果
飛び先
P3004-803のみ出力
A
下表に示すダイアグコードを同時に出力
B
DTC No.
関連ダイアグ
P0A1A-151、155、156、658、659
モータECU系統No.2
P0A1B-164、193、512、661、786
(Fr)モータECU系統No.1
P0A1D-148
HVECU系異常
P0A78-266、267、586
モータインバータ機能異常
P0A94-442
昇圧コンバータ系統
P0ADB-227
SMR+側異常(Low)
P0ADC-226
SMR+側異常(High)
P0ADF-229
SMR-側異常(Low)
P0AE0-228
SMR-側異常(High)
P0C76-523
PCUディスチャージ異常
P2511-149
HV CPU瞬断
P3004-131、132
高電圧配線系統
P324E-788
(Fr)モータECU系統
U0110(詳細すべて)*1
モータECU通信異常
□ 参 考 □
- *1···( 詳細全て) とは、該当するDTC に対する詳細情報番号がいずれか1 つでも出力されている場合は、該当するダイアグコード チャートを参照することを意味する。
- 上記ダイアグコードを出力する不具合が原因でP3004-803 が出力されることがある。この場合、上記ダイアグコードのうち出力されたものを先に点検する。その後、再現試験を行いダイアグコード が出力されないことを確認する。
- IG OFFにする。
A | |
| |
SST09991-70201
- SST(TaSCAN)をDLC3に接続する。
- IG ONにする。
- SST(TaSCAN)を使用して、以下のメニュー項目を選択する。: 診断/パワトレ/ HV /ダイアグコード フリーズデータ
- 出力されたダイアグコードを読み取る。
結果結果
飛び先
P3004-803のみ出力
A
P0A95-123を同時に出力
B
- IG OFFにする。
A | |
| |
SST09991-70201
- SST(TaSCAN)をDLC3に接続する。
- IG ONにする。
- SST(TaSCAN)を使用して、以下のメニューを選択する。: 診断/パワトレ/ HV /ダイアグコード フリーズデータ
- ダイアグコードおよびフリーズデータを読み取り記録する。
- ‘消去’キーを押す。
- IG OFFにする。
次へ | |
| |
SST09991-70201
- SST(TaSCAN)をDLC3に接続する。
- READY ONにする。
- 車両前方および後方の安全を確認する。
- Dレンジでアクセル、ブレーキ両踏みを実施。
□ 参 考 □
- アクセル·ブレーキ両踏みを実施することによりHVバッテリー電流が流れ、高圧配線系が異常でないことを確認している。
- アクセル·ブレーキ両踏みを実施することによりSST(TaSCAN)の“特殊操作/制御履歴”の“アクセルペダル、ブレーキペダル両踏み”にカウントされる。
- SST(TaSCAN)を使用して、以下のメニュー項目を選択する。: 診断/パワトレ/ HV /ダイアグコード フリーズデータ
- HVのダイアグコードが出力されているか確認する。
結果結果
飛び先
P3004-803が出力する、またはダイアグ出力なし
A
READY ONせずP3004-131が出力する
B
- IG OFFにする。
A | |
| |
手順5 | コネクター接続状態点検(パワーマネジメントコントロールコンピュータコネクター) |
- パワーマネジメントコントロールコンピュータのコネクター接続状態を点検する。
基準コネクターのかん合に緩みおよび接触不良がない
NG | 確実に接続する |
|
OK | |
| |
手順6 | ワイヤハーネスおよびコネクター点検(パワーマネジメントコントロールコンピュータ - ハイブリッドバッテリジャンクションブロック) |
SST09082-00030
09083-00170
■ 警 告 ■絶縁手袋を着用して作業を行う。
- サービスプラググリップがはずれていることを確認する。
■ 注 意 ■サービスプラググリップを取りはずした状態でREADY ONにすると不具合が発生する可能性があるため絶対にREADY ONを行わない。
- パワーマネジメントコントロールコンピュータのコネクターCを切り離す。
- ハイブリッドバッテリカバーSUB-ASSY UPRを取りはずす。(要領は参照)
- ハイブリッドバッテリジャンクションブロックのリレー駆動用低圧コネクターを切り離す。
□ 参 考 □切り離し前にハイブリッドバッテリジャンクションブロックのリレー駆動用低圧コネクターが確実にかん合されていることを確認する。
- SST(トヨタエレクトリカルテスター)を使用して、下表に従って抵抗値を測定する。
抵抗値点検端子
点検条件
基準値
C4(SMRB) - 4(SMRB)
IG OFF
1 Ω未満
C2(SMRG) - 1(SMRG)
IG OFF
1 Ω未満
イラスト内指示文字 *1
パワーマネジメントコントロールコンピュータ
*2
ハイブリッドバッテリジャンクションブロック
- ハイブリッドバッテリジャンクションブロックのリレー駆動用低圧コネクターを接続する。
- ハイブリッドバッテリカバーSUB-ASSY UPRを取り付ける。(要領は参照)
- パワーマネジメントコントロールコンピュータのコネクターを接続する。
NG | ワイヤハーネスまたはコネクター修理または交換 |
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自動車の故障や修理方法、交換方法等に役立つ情報 参考資料は,サービスマニュアル 整備書 修理書 配線図 回路図等です。 トヨタ(TOYOTA) レクサス(LEXUS) ニッサン(N…