DTC P3110-223 HVメインリレー系異常 エスクァイア エスティマ

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パワーマネジメントコントロールコンピュータ(HV機能)はIGCT MAINリレーを監視して異常を検出する。

DTC No.詳細情報番号DTC検出条件点検部位
P3110223IGCTリレーの溶着(+Bショート)ワイヤハーネスおよびコネクター
IGCTリレー
パワーマネジメントコントロールコンピュータ

回路図

A206499J08

点検手順

□ 参 考 □IG OFFにも関わらず、パワーマネジメントコントロールコンピュータの+B1端子または+B2端子にバッテリ電圧が加わっていれば、+B電源が回りこんでいる。

手順1リレー単体点検(IGCT)

SST09082-00030  
09083-00170  

  1. IGCTリレーをエンジンルームジャンクションブロックASSYから取りはずす。
  1. SST(トヨタエレクトリカルテスター)を使用して、下表に従って抵抗値を測定する。
    抵抗値点検端子
    点検条件
    基準値
    3 - 5
    1 - 2端子間にバッテリー電圧を印加しないとき
    10 kΩ以上
    イラスト内指示文字 *1
    IGCTリレー
  2. IGCTリレーを取り付ける。

NG
リレー交換(IGCT)
OK

手順2ワイヤハーネスおよびコネクター点検(パワーマネジメントコントロールコンピュータ - エンジンルームリレーブロック No.2)

SST09082-00030  
09083-00170  

  1. IGCTリレーをエンジンルームジャンクションブロックASSYから取りはずす。
  2. パワーマネジメントコントロールコンピュータのコネクターAおよびBを切り離す。
  3. IG ONにする。
  1. SST(トヨタエレクトリカルテスター)を使用して、下表に従って電圧値を測定する。
    A216830J01

    イラスト内指示文字 *1
    車両ワイヤハーネスコネクター後側
    (パワーマネジメントコントロールコンピュータ接続コネクター)
    *2
    エンジンルームジャンクションブロックASSY
    *3
    IGCTリレー
    -
    -
    電圧値点検端子
    点検条件
    基準値
    B5(+B1)、A2(+B2)または5 (IGCTリレー) - ボデーアース
    IG ON
    1 V未満
    ■ 注 意 ■パワーマネジメントコントロールコンピュータのコネクターを切り離したままIG ONにすると他のダイアグコードが記憶される。そのため、点検後ダイアグコードを消去する。
  2. IG OFFにする。
  3. IGCTリレーを取り付ける。
  4. パワーマネジメントコントロールコンピュータのコネクターを接続する。

NG
ワイヤハーネスまたはコネクター修理または交換
OK
パワーマネジメントコントロール コンピュータ交換 (要領は  参照)  
DTC P3110-223 HVメインリレー系異常 トヨタ

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