DTC P0A80-123 電池内部異常 エスクァイア エスティマ ヤリス
クロス プリウス PHV α トヨタ カムリ カローラ クロス スポーツ ツーリングワゴン アクシオ フィルダー クラウン クロスオーバー スープラ ハイエース ワゴン ハイラックス サーフ ハリアー プロボックス ライズ ランドクルーザー プラド 70 250 300 ルーミー ヴォクシー ヴェルファイア アルファード ノア アクア シエンタ C-HR GR86 ハイブリッド RAV4 bZ4x
パワーマネジメントコントロールコンピュータは、走行中のHVサプライバッテリASSYのSOCを一定レベルに保つように制御している。HVサプライバッテリASSYは、直列で接続された計6個の1.2Vセルを1つのモジュールとし、28個のモジュールで構成されている。バッテリボルテージセンサは、2個のモジュールを1組のバッテリブロックとし、バッテリブロック電圧を合計14箇所で監視している。
ダイアグコード
検出条件
不具合箇所
P0A80-123
バッテリブロック間電圧差が基準値以上のとき(2トリップ検出)
- HVサプライバッテリASSY
- バッテリボルテージセンサ
点検手順
手順1 | ダイアグコード読み取り(P0AFC-123出力確認) |
SST09991-70201
- SST(TaSCAN)をDLC3に接続する。
- IG ONにして、SST(TaSCAN)の画面表示に従ってHVシステムのダイアグコードP0AFC-123が出力されないか読み取る。(要領は参照)
結果 結果
飛び先
ダイアグコードP0AFC-123が出力されない
A
ダイアグコードP0AFC-123が出力される
B - SST(TaSCAN) を取りはずす。
B | 関連するダイアグコードチャートへ |
A | |
手順2 | バッテリボルテージ センサ点検 |
SST09991-70201
- 車両前方および後方の安全を確認する。
- SST(TaSCAN)をDLC3に接続する。
- READY ON にして、SST(TaSCAN) の画面表示に従ってECU データ モニターの全ての“電池ブロック電圧”を表示する。( 要領は参照)
- エンジンを完全暖機して、エアコンをOFFにする。
- 左足でブレーキペダルをしっかり踏む。
- シフトをDポジションにする。
- アクセルペダルを一杯に踏みながら、“電池ブロック電圧”を記録する。
- 偶数番号グループと奇数番号グループの“電池ブロック電圧”を下表 の組み合わせで比較する。
偶数番号グループ | 奇数番号グループ | 比較対象バッテリブロック電圧 |
---|---|---|
バッテリブロック電圧(VB0) | バッテリブロック電圧(VB1) | VB0 - VB1 |
バッテリブロック電圧(VB2) | バッテリブロック電圧(VB3) | VB2 - VB3 |
バッテリブロック電圧(VB4) | バッテリブロック電圧(VB5) | VB4 - VB5 |
バッテリブロック電圧(VB6) | バッテリブロック電圧(VB7) | VB6 - VB7 |
バッテリブロック電圧(VB8) | バッテリブロック電圧(VB9) | VB8 - VB9 |
バッテリブロック電圧(VB10) | バッテリブロック電圧(VB11) | VB10 - VB11 |
バッテリブロック電圧(VB12) | バッテリブロック電圧(VB13) | VB12 - VB13 |
- 比較対象となる組み合わせの“電池ブロック電圧”の差が、7組全て一 律に0.3 V 以上あることを確認する。
結果 結果
飛び先
差が7組全て一律に0.3V未満
A
差が7組全て一律に0.3V以上
B
□ 参 考 □バッテリボルテージセンサ内部異常により、このような症状(差が7組全て一律に0.3V以上)が起きる可能性がある。 - IG OFF にする。
- SST(TaSCAN) を取りはずす。
B | バッテリボルテージ センサ交換 (要領は 参照) |
A | |
HV サプライ バッテリ ASSY交換 (要領は 参照) |
HOME
自動車の故障や修理方法、交換方法等に役立つ情報 参考資料は,サービスマニュアル 整備書 修理書 配線図 回路図等です。 トヨタ(TOYOTA) レクサス(LEXUS) ニッサン(N…