DTC C1A0A/17 前方レーダ仕向異常 エスクァイア エスティマ

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ミリメータウェーブレーダセンサASSYは新品を組み付けた時に、ドライビングサポートコンピュータより車両の仕向け地(市販(日本)/北米/欧州など)情報を受信し、仕向け地情報を持つ。また、ドライビングサポートコンピュータも新品組み付け時に、メインボデーECUおよびパワーマネジメントコントロールコンピュータより仕向け地情報を受信し、仕向け地情報を持っている。

レーダセンサASSYの持っている情報と、ドライビングサポートコンピュータの持っている仕向け地情報に矛盾が生じたときに、C1A0Aが出力される。

ダイアグコード検出条件
車両状態
異常状態
検出状態
不具合箇所
C1A0AIG ON、レーダークルーズコントロールシステム作動時(車間制御モード)
ドライビングサポートコンピュータとミリメータウェーブレーダセンサASSY間の仕向け地情報の不一致
1秒
ミリメータウェーブレーダセンサASSY
ドライビングサポートコンピュータ

点検手順

■ 注 意 ■ミリメータウェーブレーダセンサASSYを交換した場合、必ずレーダセンサASSYの光軸調整を行うこと(要領は

参照)。

手順1ミリメータウェーブレーダ センサASSY点検(仕向け地点検)

SST09991-70201  

  1. SST(TaSCAN)をDLC3に接続する。
  2. IG ONにする。
  3. SST(TaSCAN)の画面表示に従って、[診断] - [パワトレ] - [ミリ波レーダー] - [ECUデータモニター]を表示させ、ミリメータウェーブレーダセンサASSYの仕向け地と車両の仕向け地を確認する。

    [システム選択画面:診断→パワトレ→ミリ波レーダー→ECUデータモニター]
    項目名
    項目説明/表示範囲
    標準値
    備考
    前方レーダセンサ仕向
    [FRDD]
    ミリメータウェーブレーダセンサASSYの仕向地を表示
    表示: 北米/欧州/市販/豪州/その他/台湾/中国/タイ/中近東/未確定
    車両に合った仕向け地を表示
    -

    結果 結果
    飛び先
    車両の仕向け地とミリメータウェーブレーダセンサASSYの仕向け地が一致している
    A
    車両の仕向け地とミリメータウェーブレーダセンサASSYの仕向け地が一致していない
    B

B
ミリメータウェーブレーダ センサASSY交換 (要領は  参照)
A

手順2ダイアグコード消去

SST09991-70201  

  1. ダイアグコードを消去する。( 要領は参照)
次へ

手順3ダイアグコード確認

SST09991-70201  

  1. SST(TaSCAN)をDLC3に接続する。
  2. IG ONにする。
  3. 車両をダイアグコード検出時の条件にする。
    □ 参 考 □検出条件を満たさないと、システムが異常を検出できない。
    1. 車速を40 km/h以上にする。
    2. クルーズコントロールメインスイッチのメインスイッチ(ON-OFFスイッチ)をONにする。
    3. -SETスイッチを押し、レーダークルーズコントロール制御(車間制御モード)を行う。
  4. SST(TaSCAN)の画面表示に従って[診断] - [パワトレ] - [ミリ波レーダー] - [ダイアグコードフリーズデータ]を表示させ、ダイアグコードを点検する。(要領は参照)
    基準ダイアグコードC1A0Aが出力されない。

NG
ドライビングサポートコンピュータ交換 (要領は  参照)
OK
不具合現象シミュレーション方法へ (要領は  参照)  
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