DTC C2310 バッテリ断線·ショート異常エスクァイア エスティマ

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DTC No.	DTC検出条件	点検部位
C2310	IG ON時(ＩＧ回路の異常を検出していない)、トランスミッションコントロールコンピュータASSY(P制御ECU)のBATT端子電圧8V以下を1秒以上継続	P CON MAINヒューズ トランスミッションコントロールコンピュータASSY ワイヤハーネスおよびコネクター

回路図

点検手順

手順1	ヒューズ点検（P CON MAIN）

SST09082-00030  
09083-00170  

1. P CON MAINヒューズをエンジンルームジャンクションブロックASSYから取りはずす。
2. SST( トヨタエレクトリカルテスター) を使用して、各端子間の抵抗を点検する。
   
   抵抗値点検端子
   点検条件
   基準値
   P CON MAINヒューズ
   常時
   1 Ω 未満
   イラスト内指示文字 *1
   エンジンルームジャンクションブロックASSY
   *2
   P CON MAINヒューズ
3. P CON MAIN ヒューズを取り付ける。

NG	ヒューズ交換（P CON MAIN）

OK

手順2	TaSCANデータ読み取り（バッテリ電圧）

SST09991-70201  

1. SST(TaSCAN)をDLC3に接続する。
2. IG ONにする。
3. SST(TaSCAN)を使用して、以下のメニュー項目を選択する。:　診断 / ボデー / P制御 / ECUデータモニター / バッテリ電圧
4. ECU データモニターを読み取る。
   結果項目名
   ［記号］
   点検条件
   基準値
   バッテリ電圧
   [BAVV]
   常時
   9 to 14 V
5. IG OFFにする。

NG	手順 3 へ

OK
トランスミッションコントロール コンピュータASSY交換 （要領は  参照）

手順3	ワイヤハーネスおよびコネクター点検（トランスミッションコントロールコンピュータASSY - P CON MAINヒューズホルダー）

SST09082-00030  
09083-00170  

1. トランスミッションコントロールコンピュータASSYのコネクターAを切り離す。
2. P CON MAINヒューズをエンジンルームジャンクションブロックASSYから取りはずす。

1. SST( トヨタエレクトリカルテスター) を使用して、下表に従って抵抗を点検する。
   抵抗値(断線)点検端子
   点検条件
   基準値
   A15(BATT) - 2(P CON MAINヒューズ)
   IG OFF
   1 Ω未満
   抵抗値(短絡)点検端子
   点検条件
   基準値
   A15(BATT)または2(P CON MAINヒューズ) - 他の端子間およびボデーアース間
   IG OFF
   10 kΩ以上
   イラスト内指示文字 *1
   車両ワイヤハーネスコネクター前側
   （トランスミッションコントロールコンピュータASSY接続コネクター）
   *2
   エンジンルームジャンクションブロック ASSY
   *3
   P CON MAIN ヒューズ
   ■ 注 意 ■テスター棒などを当てて点検する場合、強く当てすぎるとホルダ部を損傷 する恐れがあるので注意して行う。
2. P CON MAINヒューズを取り付ける。
3. トランスミッションコントロールコンピュータASSYのコネクターを接続する。

NG	ワイヤハーネスまたはコネクター修理または交換

OK
電源系統点検