DTC C1231/31 舵角センサ系統異常 エスクァイア エスティマ

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スキッドコントロールコンピュータはCAN通信によりステアリングセンサの信号を入力している。

ステアリングセンサとの通信線に異常がある場合は、ダイアグノーシスコードU0126/63(舵角センサー通信異常)が出力される。

ダイアグコード詳細コード検出条件不具合箇所
C1231/31701ステアリングセンサ通信有効状態でセンサ自己診断による異常信号出力を受信(センサ異常)ステアリングセンサ内部異常
702ステアリングセンサ通信有効状態でセンサ自己診断による異常信号出力を受信(内部異常)ステアリングセンサ内部異常
703ステアリングセンサ通信有効状態でセンサ自己診断による異常信号出力を受信(+B異常)ステアリングセンサ内部異常
ダイアグコードブレーキウォーニングランプ(黄)表示コードABSウォーニングランプ表示コードスリップインジケータランプ表示コード
C1231--31

回路図

C167662J01

点検手順

手順1ダイアグノーシスコード出力確認

SST09991-70201  

  1. SST(TaSCAN)を使用して、ダイアグノーシスコードを消去する。(要領は参照)
  2. IG OFFにする。
  3. IG ONし、CAN通信異常のダイアグノーシスコードが出力していないことを確認する。(要領は参照)
  4. 35km/h以上での直進走行後、通常のハンドル操舵による走行を行う。
  5. 停車後、スピードセンサ異常およびヨーレートセンサ異常のダイアグノーシスコードが出力していないことを確認する。(要領は参照)
    □ 参 考 □
    1. CAN通信異常コードが出力された場合は、先にCAN通信の故障探求、修理を行う。
    2. スピードセンサまたはヨーレートセンサに異常がある場合、ステアリングセンサが正常でも異常値を出力する場合がある。
    3. スピードセンサまたはヨーレートセンサ系統の異常コードを同時に出力している場合はそれらを修理後、ステアリングセンサを点検する。

    結果
    結果
    飛び先
    ステアリングセンサ系統異常コード出力
    A
    CAN通信異常コード出力
    B
    スピードセンサまたはヨーレートセンサ系統の異常コード出力
    C
    正常
    D

B
CAN通信システム(トラブルシュートの進め方)へ (要領は  参照)

C
該当ダイアグノーシスコードへ (要領は  参照)

D
不具合再現テスト実施 (要領は  参照)
A

手順2ワイヤハーネスおよびコネクター点検(センサ電源系統)

SST09082-00030  
09083-00170  

  1. コネクターにかん合のゆるみ、抜けなどの不具合がないことを点検する。
  2. ステアリングセンサのコネクターを切り離す。
  3. コネクターケースおよび端子に、変形および腐食がないことを点検する。
    基準変形および腐食がない
  4. SST(トヨタエレクトリカルテスター)を使用して、各端子間を点検する。
    電圧値点検端子
    点検条件
    基準値
    F5(IG1) - ボデーアース
    IG ON
    11 to 14V
    F6(BAT) - ボデーアース
    常時
    11 to 14V
    抵抗値点検端子
    点検条件
    基準値
    F2(ESS) - ボデーアース
    常時
    1Ω未満
    イラスト内指示文字 *1
    車両ワイヤハーネスコネクター前側
    (ステアリングセンサ接続コネクター)

NG
ワイヤハーネスまたはコネクター修理または交換
OK
スパイラル ケーブルSUB-ASSY(センサ ツキ)交換 (要領は  参照)  
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