DTC C1234/34 ヨーレートセンサ異常 C1243/43 固着異常

C1244/44 信号異常 C1245/45 出力異常エスクァイア エスティマ ヤリス クロス プリウス PHV α トヨタ カムリ カローラ クロス スポーツ ツーリングワゴン アクシオ フィルダー クラウン クロスオーバー スープラ ハイエース ワゴン ハイラックス サーフ ハリアー プロボックス ライズ ランドクルーザー プラド 70 250 300 ルーミー ヴォクシー ヴェルファイア アルファード ノア アクア シエンタ C-HR GR86 ハイブリッド RAV4 bZ4x

スキッドコントロールコンピュータは、CAN通信によりヨーレートセンサからの信号を入力している。

ヨーレートセンサはGセンサを内蔵している。

ヨーレートセンサとの通信線に異常がある場合は、ダイアグノーシスコードU0123/62(ヨーレートセンサー通信異常)およびU0124/95(Gセンサー通信異常)が出力される。

CAN通信線異常のコードが出力している場合は、先にCAN通信線異常のトラブルシュートを行う。

ダイアグコード詳細コード検出条件不具合箇所
C1234/34711ヨーレートセンサ通信有効状態でセンサ自己診断による異常信号出力を受信(センサ1異常)ヨーレートセンサ内部異常
712ヨーレートセンサ通信有効状態でセンサ自己診断による異常信号出力を受信(センサ2異常)ヨーレートセンサ内部異常
713ヨーレートセンサ通信有効状態でセンサ自己診断による異常信号出力を受信(0点異常)ヨーレートセンサ内部異常
714ヨーレートセンサ通信有効状態でセンサ自己診断による異常信号出力を受信(2値比較異常)ヨーレートセンサ内部異常
C1243/43561車速30km/h以上から0km/hになるまでの間に、センサ固着状態が16回以上発生ヨーレートセンサ(Gセンサ)内部固着
562
563
564
Gセンサ値の固着を判定ヨーレートセンサ(Gセンサ)内部固着
C1244/44571車両停止状態でGL1、GL2の差が0.6G以上になった後、0.4G未満にならない状態が60秒以上継続した場合
Gセンサの異常信号を受信した場合
ヨーレートセンサ取り付け状態異常
ヨーレートセンサ(Gセンサ)
C1245/45581車速30km/h以上でGセンサ値から算出した前後Gと車速から演算した前後Gの差が0.35Gを超える状態が60秒以上継続ヨーレートセンサ取り付け状態不良
ヨーレートセンサ(Gセンサ)
ダイアグコードブレーキウォーニングランプ(黄)表示コードABSウォーニングランプ表示コードスリップインジケータランプ表示コード
C1234--34
C1243364343
C1244364443
C1245364543

点検手順

手順1ヨーレートセンサ取り付け状態点検
  1. ヨーレートセンサの取り付け状態を確認し、センサの傾き、ブラケットの変形、取り付けゆるみがないことを確認する。
    基準正常に取り付けられている

NG
ヨーレートセンサを正しく取り付ける (要領は  参照)
OK

手順2ヨーレート センサ交換
  1. ヨーレートセンサを交換する。(要領は参照)
    ■ 注 意 ■ヨーレートセンサ交換後は、ヨーレートセンサ&Gセンサ0点取得を実施する。(要領は参照)
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ヨーレートセンサ&Gセンサ0点取得 (要領は  参照)  
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