DTC C1365/54 ACC圧センサ異常 エスクァイア エスティマ ヤリス

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アキュームレータ圧センサはアクチュエータに内蔵され、アキュームレータ圧を検知している。

スキッドコントロールコンピュータは、アキュームレータ圧センサの入力によりアキュームレータ圧低下を検知し、モータリレー作動、停止を行い、ポンプモータを駆動、停止する。

ダイアグコード詳細コード検出条件不具合箇所
C1365/54331センサ電源(VACC)の電圧が4.54V以下もしくは5.46V以上の状態が0.8秒以上継続ブレーキブースタASSY(マスタシリンダツキ)
332アキュームレータ圧センサ出力電圧(PACC)がセンサ電源電圧(VACC)に対し8%未満または88%以上の状態が0.8秒以上継続(0.4V未満または4.4V以上の状態が0.8秒以上継続)ブレーキブースタASSY(マスタシリンダツキ)
333センサ出力の変動が規定外(今回値と前回値の差が7.5Mpa以上)の状態が0.8秒以上継続ブレーキブースタASSY(マスタシリンダツキ)
334車速6km/h以上、アキュームレータ圧センサ出力値19.7Mpa以下で、ポンプモータが動かない状態が12秒以上継続ブレーキブースタASSY(マスタシリンダツキ)
ダイアグコードブレーキウォーニングランプ(黄)表示コードABSウォーニングランプ表示コードスリップインジケータランプ表示コード
C1365544245

点検手順

■ 注 意 ■ブレーキブースタASSY(マスタシリンダツキ)交換後は、ヨーレートセンサ&Gセンサ0点取得、リニア弁オフセット学習および緊急ブレーキシグナル学習を実施する。(要領は

参照)

手順1ECUデータモニターデータ読み取り(アキュームレータ圧センサ)

SST09991-70201  

  1. SST(TaSCAN)を使用し、アキュームレータ圧センサのデータモニターを点検する。

    [システム選択画面:シャシー→ABS·VSC→ECUデータモニター] 項目名
    [記号]
    項目説明/表示範囲
    標準値
    備考
    アキュームレータ圧センサ
    [ACPS]
    アキュームレータ圧センサ出力を表示
    表示範囲: 0 to 5V
    2.9 to 4.2V
    (ブレーキペダルを4、5 回操作し、ポンプモータ作動→停止させた後、ブレーキ非作動)
    蓄圧時: 蓄圧量に比例して変化
  2. ブレーキペダルを非操作のまま30秒間待ち、アキュームレータ圧センサ出力値の落ち幅が一定値以内であることを確認する。
    基準アキュームレータ圧センサ出力値の落ち幅が0.55V以内

NG
ブレーキブースタASSY(マスタシリンダ ツキ)交換 (要領は  参照)
OK

手順2ダイアグノーシスコード再確認

SST09991-70201  

  1. SST(TaSCAN)を使用して、ダイアグノーシスコードを消去する。(要領は参照)
  2. ダイアグノーシスコードを再確認する。(要領は参照)

    結果
    結果
    飛び先
    正常
    A
    C1365/54出力
    B

B
ブレーキブースタASSY(マスタシリンダ ツキ)交換 (要領は  参照)
A
不具合再現テスト実施 (要領は  参照)  
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