DTC C1391/69 ACC漏れ異常 エスクァイア エスティマ ヤリス
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ブレーキフルードの漏れおよびブレーキアクチュエータ内シール不良などの内部漏れによりコードを記憶する。
ブレーキ操作を行っていないのに、ポンプモータが頻繁に駆動する場合は内部漏れの疑いがある。
ダイアグコード | 詳細コード | 検出条件 | 不具合箇所 |
---|---|---|---|
C1391/69 | 351 | 制動前かつポンプモータ駆動時にアキュームレータ圧センサ入力が上昇しない状態が継続 制動前かつポンプモータ非駆動時にアキュームレータ圧センサ入力の低下割合が基準値より大きい場合が継続 | ブレーキフルード漏れ ブレーキブースタASSY(マスタシリンダツキ) (内部シール不良、アキュームレータ内ガス圧低下など) |
ダイアグコード | ブレーキウォーニングランプ(黄)表示コード | ABSウォーニングランプ表示コード | スリップインジケータランプ表示コード |
---|---|---|---|
C1391 | 69 | 42 | 45 |
点検手順
■ 注 意 ■ブレーキブースタASSY(マスタシリンダツキ)交換後は、ヨーレートセンサ&Gセンサ0点取得、リニア弁オフセット学習および緊急ブレーキシグナル学習を実施する。(要領は
手順1 | ブレーキフルード漏れ点検 |
- ブレーキアクチュエータから各ホイールシリンダまでのブレーキラインのフルード漏れを点検する。
基準フルード漏れがない - ブレーキブースタポンプASSYからブレーキアクチュエータ間の配管のフルード漏れを点検する。(要領は参照)
NG | 該当箇所修理 |
OK | |
手順2 | ダイアグノーシスコード再確認 |
SST09991-70201
B | ブレーキブースタASSY(マスタシリンダ ツキ)交換 (要領は 参照) |
A | |
手順3 | アクティブテスト実施(ソレノイドバルブ) |
SST09991-70201
- SST(TaSCAN)を使用し、アクティブテストにて“SMC/SRC/SCC”を実行し、ブレーキアクチュエータ内の切替ソレノイド(SCC)、レギュレータカットソレノイド(SRC)およびマスターカットソレノイド(SMC)を駆動させる。
□ 参 考 □下記の条件にて、アクティブテストの実施が可能。- ソレノイドリレーON
- シフト位置Pポジション
- パーキングブレーキON
- 車速0km/h
[システム選択画面: シャシー→ABS·VSC→アクティブテスト] 項目名
テスト内容
制約条件
SMC/SRC/SCC
各ソレノイドのON / OFFが同時に可能- 車速0km/hにて可能
- ソレノイドリレーON
- システム正常
- SST(TaSCAN)を使用して、ホイールシリンダ圧センサの出力値をデータモニターする。
[システム選択画面:シャシー→ABS·VSC→ECUデータモニター] 項目名
[記号]
項目説明/表示範囲
標準値
備考
ホイールシリンダ圧センサ
[WP]
ホイールシリンダ圧センサ出力を表す
表示範囲: 0 to 5V
ブレーキペダル開放中: 0.1 to 0.9V
ブレーキペダル操作中: 踏力に比例して変化
基準アクティブテストを行うことにより、ホイールシリンダの出力値が上昇しない。
□ 参 考 □ホイールシリンダの出力値が上昇する場合、ブレーキアクチュエータ内部のフルード漏れが考えられる。
結果
結果
飛び先
ホイールシリンダの出力値が上昇する
A
ホイールシリンダの出力値が上昇しない
B
B | ブレーキブースタ ポンプASSY交換 (要領は 参照) |
A | |
手順4 | ブレーキブースタASSY(マスタシリンダ ツキ)交換 |
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ブレーキブースタ ポンプASSY交換 (要領は 参照) |
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