DTC U0073/94 CAN通信異常 U0123/62 ヨーレートセンサー

DTC U0073/94 CAN通信異常 U0123/62 ヨーレートセンサー通信異常 U0124/95 Gセンサー通信異常 U0126/63 舵角センサー通信異常 U0293/59 HV ECU通信異常 エスクァイア エスティマ ヤリス クロス プリウス PHV α トヨタ カムリ カローラ クロス スポーツ ツーリングワゴン アクシオ フィルダー クラウン クロスオーバー スープラ ハイエース ワゴン ハイラックス サーフ ハリアー プロボックス ライズ ランドクルーザー プラド 70 250 300 ルーミー ヴォクシー ヴェルファイア アルファード ノア アクア シエンタ C-HR GR86 ハイブリッド RAV4 bZ4x

スキッドコントロールコンピュータは、CAN通信によりステアリングセンサ、ヨーレートセンサ(Gセンサ内蔵)およびパワーマネジメントコントロールコンピュータ(ハイブリッドビークルコントロールコンピュータ)の信号を入力している。

ダイアグコード詳細コード検出条件不具合箇所
U0073/94461ヨーレートセンサ通信応答無効状態が1秒以上継続
5秒間に1回以上ヨーレートセンサ通信応答無効になる状態が60秒間に10回以上発生した場合
CAN通信線(V1バス)
ヨーレートセンサ(Gセンサ内蔵)
ブレーキブースタASSY(マスタシリンダツキ)
462ステアリングセンサ通信応答無効状態が1秒以上継続
5秒間に1回以上ステアリングセンサ通信応答無効になる状態が60秒間に10回以上発生した場合
CAN通信線(V1バス)
ステアリングセンサ
ブレーキブースタASSY(マスタシリンダツキ)
463
464
バスオフが0.1秒間に1回以上発生することが10回連続して発生CAN通信線
ブレーキブースタASSY(マスタシリンダツキ)
465
466
スキッドコントロールコンピュータからデータ出力後、5秒以内に送信を完了しないCAN通信線
ブレーキブースタASSY(マスタシリンダツキ)
U0123/62731ヨーレートセンサ通信応答無効状態が1秒以上継続CAN通信線(V1バス)
ヨーレートセンサ(Gセンサ内蔵)
ブレーキブースタASSY(マスタシリンダツキ)
7325秒間に1回以上ヨーレートセンサ通信応答無効になる状態が60秒間に10回以上発生した場合CAN通信線(V1バス)
ヨーレートセンサ(Gセンサ内蔵)
ブレーキブースタASSY(マスタシリンダツキ)
U0124/95591Gセンサ通信応答無効状態が1秒以上継続CAN通信線(V1バス)
ヨーレートセンサ(Gセンサ内蔵)
ブレーキブースタASSY(マスタシリンダツキ)
5925秒間に1回以上Gセンサ通信応答無効になる状態が60秒間に10回以上発生した場合CAN通信線(V1バス)
ヨーレートセンサ(Gセンサ内蔵)
ブレーキブースタASSY(マスタシリンダツキ)
U0126/63741ステアリングセンサ通信応答無効状態が1秒以上継続CAN通信線(V1バス)
ステアリングセンサ
ブレーキブースタASSY(マスタシリンダツキ)
7425秒間に1回以上ステアリングセンサ通信応答無効になる状態が60秒間に10回以上発生した場合CAN通信線(V1バス)
ステアリングセンサ
ブレーキブースタASSY(マスタシリンダツキ)
U0293/59411
412
413
IG2端子電圧が9.5V以上でパワーマネジメントコントロールコンピュータ(ハイブリッドビークルコントロールコンピュータ)からのデータ受信不能状態が2秒間継続
IG2端子電圧が9.5V以上でパワーマネジメントコントロールコンピュータ(ハイブリッドビークルコントロールコンピュータ)からのデータ受信不能状態が5秒以内に1回以上発生することが10回連続して発生
CAN通信線(パワマネバス)
パワーマネジメントコントロールコンピュータ(ハイブリッドビークルコントロールコンピュータ)
ブレーキブースタASSY(マスタシリンダツキ)
ダイアグコードブレーキウォーニングランプ(黄)表示コードABSウォーニングランプ表示コードスリップインジケータランプ表示コード
U007394*142*145*1
U0123--62
U0124369543
U0126--63
U029359-45

□ 参 考 □*1: 断線によるCAN通信異常時は、ABSウォーニングランプ、ブレーキウォーニングランプ(赤)およびスリップインジケータランプが点灯し、それ以外の場合は、ABSウォーニングランプ、ブレーキウォーニングランプ(黄)およびスリップインジケータランプが点灯する。

点検手順

手順1ダイアグノーシスコード出力確認

SST09991-70201  

  1. SST(TaSCAN) を使用して、ダイアグノーシスコードを消去する。(要領は参照)
  2. ダイアグノーシスコードを再確認する。(要領は参照)
    □ 参 考 □CAN通信系異常とセンサ異常のダイアグノーシスコードが同時に出力している場合、CAN通信異常が正常復帰した後、センサ異常についてのトラブルシュートを行う。(要領は参照)
    結果
    結果
    飛び先
    異常コード出力
    A
    正常
    B

B
不具合再現テスト実施 (要領は  参照)
A
CAN通信システム(トラブルシュートの進め方)へ (要領は  参照)  
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