DTC C1A46/46 ヨーレートセンサ異常 ハイエースワゴン

クラウン ライズ トヨタ カムリ スポーツ ツーリングワゴン アクシオ フィルダー スープラ ハイラックス サーフ ハリアー プロボックス ランドクルーザー プラド 70 250 300 ルーミー ヴォクシー ヴェルファイア アルファード ノア アクア シエンタ C-HR GR86 ハイブリッド RAV4 bZ4x エスクァイア エスティマ ヤリスクロス プリウス PHV α カローラクロス クロスオーバー

ブレーキブースタASSY(マスタシリンダツキ)(スキッドコントロールコンピュータ)はヨーレートセンサASSYより車両姿勢信号を受信し、ドライビングサポートコンピュータに送信している。ヨーレートセンサASSYの異常をブレーキブースタASSY(マスタシリンダツキ)(スキッドコントロールコンピュータ)が検出すると、ドライビングサポートコンピュータへ異常信号を送信し、ダイアグコードを出力する。

C1A46が出力されている時は、電子制御ブレーキシステムからC1234が同時に出力される。

ダイアグコード	検出条件 車両状態 異常状態 検出時間	不具合箇所
C1A46/46	車速5km/h以上 ヨーレートセンサASSY異常信号をブレーキブースタASSY(マスタシリンダツキ)(スキッドコントロールコンピュータ)より受信した時 約1秒	ヨーレートセンサASSY ブレーキブースタASSY(マスタシリンダツキ)(スキッドコントロールコンピュータ) ドライビングサポートコンピュータ

点検手順

■ 注 意 ■この回路にはCAN通信が使われている。点検を行う前にCAN通信の点検を行い、通信システムが正常であることを確認する。(要領は

参照)

手順1	ダイアグコード確認（電子制御ブレーキシステム）

SST09991-70201  

1. SST(TaSCAN)を使用して、画面表示に従って“システム診断メニュー/ABS·VSC”画面を表示させ、“ダイアグコード”を選択する。
2. 画面表示の“消去”を選択し、データの消去を行う。(要領は参照)
3. 車両をダイアグコード検出時の条件にする。
   □ 参 考 □検出条件を満たさないと、システムが異常を検出できない。
   1. 車速5km/h 以上で走行する。
4. SST(TaSCAN)を使用して、画面表示に従って“診断メニュー/ABS·VSC”画面を表示させ、“ダイアグコード”を確認する。(要領は参照)
   基準電子制御ブレーキシステムのダイアグコードC1234が出力されない

NG	電子制御ブレーキシステムへ （要領は  参照）

OK

手順2	ブレーキブースタASSY(マスタシリンダ ツキ)交換

1. 新品のブレーキブースタASSY(マスタシリンダツキ)(スキッドコントロールコンピュータ)に交換する。(要領は参照)

次へ

手順3	ダイアグコード確認（プリクラッシュセーフティーシステム）

SST09991-70201  

1. SST(TaSCAN)を使用して、画面表示に従って“システム診断メニュー/プリクラッシュ2”画面を表示させ、“ダイアグコード”を選択する。
2. 画面表示の“消去”を選択し、データの消去を行う。(要領は参照)
3. 車両をダイアグコード検出時の条件にする。
   □ 参 考 □検出条件を満たさないと、システムが異常を検出できない。
   1. 車速5km/h 以上で走行する。
4. SST(TaSCAN)を使用して、画面表示に従って“診断メニュー/プリクラッシュ2”画面を表示させ、“ダイアグコード”を確認する。(要領は参照)
   基準ダイアグコードC1A46が出力されない

NG	ドライビングサポートコンピュータ交換 （要領は  参照）

OK
不具合現象のシミュレーション方法へ （要領は  参照）