DTC B1475/75 インバータ冷却系(過熱系)故障 ハイエースワゴン
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B1475/75 | READY ON インバータ内の温度が基準外(温度過大) - | モータツキコンプレッサASSY 冷媒量調整 クーリングファンシステム系 |
点検手順
■ 警 告 ■インバータASSY(コンバータツキ)の低圧コネクターを切り離す作業を行う場合は、絶縁手袋の着用ならびサービスプラググリップの取りはずしなど感電防止措置を確実に実施する。また、取りはずしたサービスプラググリップは、作業中に他のエンジニアが誤って取り付けることがないようにポケットに入れて携帯する。(要領は
参照)
■ 注 意 ■
- ハイブリッドコントロールシステムとヒータ & エアコンディショナーシステムでは、それぞれ別でダイアグコードを出力しており、ダイアグコードが同時に出力された場合は、先にハイブリッドコントロールシステムのフローチャートに従って点検を行う。
- この回路は、CAN通信システムを使用している。まず始めに[トラブルシュートの進め方]に従い[通信機能点検]を行ない、通信系統に異常のないことを確認してからトラブルシューティングを進める。
手順1 | TaSCAN-アクティブテスト実施(電動ファン) |
SST09991-70201
- SST(TaSCAN)を使用して、画面表示に従って操作を行い、“アクティブテスト”を実施する。
[システム選択画面: パワトレ → TCCS → アクティブテスト] 項目
内容
制約条件
電動ファン
電動ファンのON/OFF
-
基準クーリングファンが作動すること
NG | クーリングファンシステムへ (要領は 参照) |
OK | |
手順2 | 冷媒HFC-134a(R134a)点検 |
- エアコンツールセットを取り付ける。(要領は参照)
- 次の条件に車両をセットする。[*1]
項目
条件
エンジン
暖機後
ドア
全開
A/Cスイッチ
ON
内気切り替えスイッチ
内気位置
設定温度
LO (MAX COLD)
ブロワスピード
HI
エアコン吸い込み口温度
25 to 35°C - [*1]の状態で、ゲージの数値を点検する。
基準値0.15 to 0.25MPa{1.5 to 2.5kgf/cm2}(低圧側)
1.37 to 1.57MPa{14 to 16kgf/cm2}(高圧側)
□ 参 考 □基準値は、冷媒ガス充てん量正常時を示す。
NG | 冷媒量調整 (要領は 参照) |
OK | |
手順3 | ダイアグコード確認 |
SST09991-70201
- 車両をダイアグコード検出時の条件にする。
- 整備モード(エンジン強制アイドリング状態)にする。
- ブロワファンスイッチHI、温度設定MAX COLD、A/CスイッチをONにし、30分間維持する。
- SST(TaSCAN)を使用して、ダイアグコードを消去する。(要領は参照)
- SST(TaSCAN)を使用して、再度ダイアグコード出力を確認する。(要領は参照)
結果 結果
飛び先
ダイアグコード(B1475)が出力されない(正常)
A
ダイアグコード(B1475)が出力する
B
■ 注 意 ■高温環境下でアイドリング放置した場合は、インバータ回路の自己保護のため、コンプレッサ自動停止機能が作動し、B1475を記憶することがあります。
B | モータツキ コンプレッサASSY交換 (要領は 参照) |
A | |
不具合現象シミュレーション方法へ (要領は 参照) |
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