DTC U1004:AS&G-ECU タイムアウト デリカ ミニ タウンボック
パジェロミニ 三菱 ギャランフォルティス スポーツバック スターワゴン トライトン ミニキャブ バン トラック ミラージュ ランサーエポリューション RVR ekクロス スペース カスタム EV ワゴン アウトランダー エクリプス クロス D:2 D:3 D:5 PHEV
U1004: AS&G-ECU タイムアウト
注意 | 診断コード U1004 がエンジンに保存されている場合、ECU は確実に CAN バスライン診断を実行します。 |
注意 | ECUの交換は通信回路が正常であることを必ず確認してから行ってください。 |
トラブルジャッジメント状態の確認
- ETACS-ECUからダイアグノシスコード設定有効信号を受信します。
判断基準
- AS&G-ECUからの信号を3秒以上受信できなくなります。
フェイルセーフ機能とバックアップ機能
- AS&G制御は禁止されています。
トラブル症状についてのコメント現在の故障
- 故障の原因としては、エンジン-ECUとAS&G-ECU間のCANバスラインのハーネスやコネクタの故障、AS&G-ECUの電源系統の故障、AS&G-ECU自体の故障、エンジン-ECU内の故障などが考えられます。
過去の故障
- エンジン-ECUとAS&G-ECU間のCANバスラインのハーネスおよびコネクタの不具合と、AS&G-ECUの電源系の不具合を中心にトラブルシューティングを進めました。診断手順については、過去の故障時の対処方法を参照してください(GROUP 00 - 故障診断・点検窓口のご利用方法 - 過去のトラブルの対処方法を参照)。注記過去の故障の場合、CANバスに故障があってもMUT-IIISEのCANバスライン診断では故障を検出できません。そのため、断続的な故障への対応と同様に、CAN バスラインの確認を行ってください(GROUP 00 - トラブルシューティング・点検サービスポイントの利用方法 - 断続的な故障への対処方法を参照)。 CAN通信を行う各ECUに格納されているダイアグノシスコードから、故障の可能性が高い箇所を絞り込むことが可能です(GROUP 54C - MUT-IIISE CANバス診断の解説を参照)。
考えられる原因
- ハーネスとコネクタの故障
- エンジン ECU の故障
- AS&G-ECU の故障
診断手順ステップ 1. MUT-IIISE CAN バスの診断
- MUT-IIISEを使用してCANバスライン診断を行います。
チェック結果は正常ですか?
CAN バス ラインを修正し (「GROUP 54C - トラブルシューティング - Can Bus 診断表」を参照)、ステップ 4 に進みます。ステップ 2. MUT-IIISE のその他のシステム診断コード
- AS&G-ECUからダイアグノシスコードが設定されているかを確認します。
ダイアグノシスコードは設定されていますか?
AS&G システムのトラブルシューティングを実行します (GROUP 17 - Auto Stop & Go (AS & G) System <M/T> - Diagnosis Code Chart を参照)。
ステップ 3 に進みます。ステップ 3. MUT-IIISE 診断コード
AS&G-ECUとCAN通信を行っている相手ECUがダイアグノシスコードNo.を設定していることを確認してください。 U1004 [GROUP 54C - CAN 通信関連の診断コード表を参照]。 ダイアグノシスコードは設定されていますか?
ステップ 5 に進みます。ステップ 4. MUT-IIISE 診断コード
- エンジン-ECUからダイアグノシスコードが設定されているか再確認
- 設定中のダイアグノシスコードを消去します。
- イグニッションスイッチ:「LOCK」(OFF)→ON
- ダイアグノシスコードが設定されているか確認してください。
ダイアグノシスコードは設定されていますか?
エンジン-ECUとAS&G-ECU間のCANバスラインで断続的な故障が発生しました(GROUP 00 - トラブルシューティング/点検サービスポイントの使用方法 - 断続的な故障への対処方法を参照)。ステップ 5. AS&G-ECU を交換する
- AS&G-ECU交換後は、ダイアグノシスコードセットを再確認してください。
ダイアグノシスコードは設定されていますか?
エンジンECUを交換します。
チェック終了。
HOME
自動車の故障や修理方法、交換方法等に役立つ情報 参考資料は,サービスマニュアル 整備書 修理書 配線図 回路図等です。 トヨタ(TOYOTA) レクサス(LEXUS) ニッサン(N…